2014-06-02 Mon

2011年制作 米
監督:アダム・ウィンガード
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
両親の結婚35周年をみんなで祝福するため、息子のクリスピアン(AJ・ボーウェン)と恋人エリン(シャーニ・ヴィンソン)をはじめ、久しぶりに家族が顔を合わせる。
だが、彼らの一家団らんの時間は、ヒツジやキツネやトラのマスクをかぶった集団が押し入ったことにより突如終わりを告げることになる。
いきなりの襲撃に誰もがパニック状態に陥るが……。
≪感想≫※ネタバレ大いにあり
色んな所で本作の予告を観て、めちゃくちゃ興味があった作品。
昨年度に観た傑作「キャビン」に通ずる作品なのかなぁなんて。
素晴らしきB級の香り。
レンタルが始まったので満を持して鑑賞。
期待通りの作品で大満足!!
豪邸に集まった家族。
突然訪れる悲劇。
謎の動物の仮面をかぶった集団(3人)が家族に襲い掛かる!!
いきなり余談になりますが、まずこの動物の仮面が謎々しくてキャッチーで良い感じでした。
ちょっと欲しいくらい。
そもそもなぜこの家族が襲われる必要があるのか?
この集団の目的は??
ここからが怒涛の展開。
色んな手段で一人一人襲われていく。
そこで一人の女性が立ち上がる。
二男のガールフレンドであるエリン。
彼女は小さいころから父親に叩き込まれたサバイバル術で反撃に打って出る。
状況打破能力は「96時間」のリーアム・ニーソンばり。
仮面の集団からしてみると厄介な奴を敵に回してしまったぜ的な。
結局のところ家族みんなはあまり役に立たなくて、エリン一人対集団の戦い。
大きなネタバレになりますが、家族の中にも黒幕がいたり・・・。
ストーリーとしてはこの身内の犯行的な部分はちょっと安易すぎやしないかい?なんて
思いましたが、その後のクライマックスまでの展開は◎。
映画の締め方も僕的には◎。
あの終わり方はちょっと「デス・プルーフ in グラインドハウス」に通ずるものがあって良い感じ。
ハッピーともバッドとも言えなくって、これぞフィクション、見世物と言う感じが良いんですよねぇ。
演出について。
多々訪れるゴア描写。
長女の奥さんが殺されるシーン(まさかりをゴルフクラブのように扱った所)や
三男のミキサーのシーン。
ここら辺は結構新鮮で、痛々しくて思わずグッと力が入ったり。
僕もこの手の作品が慣れてきたのかな。
こんなゴア描写を観ても不快な感じにはならなくなっちゃったなぁ(苦笑)
とにもかくにも期待通りで凄く楽しめた本作。
超大作にはほど遠いですが、B級好きには持って来いの良作でした。
≪点数≫
8点
(14.04.27鑑賞)

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