2014-05-30 Fri

2011年制作 英
監督:カール・ティベッツ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
休暇で島を訪れたケイトとマーティン夫妻。
他に誰もいない孤島での静かな生活を送っていたが、ジャックという男によって一変してしまう。
ジャックによれば、島の外界は未知のウイルスに汚染され、生き残るためには島を封鎖する以外ないという。
それは真実なのか?
それとも嘘なのか?
≪感想≫
無人島に3人の男女。
島の外では伝染病が蔓延しているとのこと。
果たしてそれは本当なのか!?
ワンシチュエーションで織りなすサスペンス。
ちょっと「トランス・ワールド」を思い出したり。
ちょっと「トライアングル」を思い出したり。
この手のサスペンス、スリラーって何だか手を取ってしまうんですよねー。
さて本作について。
序盤、一組の夫婦の元に訪れるハプニング。
負傷した兵隊さんが、彼らに告げる言葉。
ここから観ている僕らを惹きつける。
ここでまず二択。
果たして彼が言っていることは本当なのか。
本当ならばどう解決する??
じゃあ嘘ならば??
彼は何のためにここへ訪れたの??
どんどん分岐していくエンディングの仮定。
あらゆるエンディングを想定する。
もしかしたらこいつはタイムスリップしてきた未来の子ども??
もしかしたらこいつは元からこの島に住んでいた??
彼の目的は??
彼の言動の意図は??
観ている者をググイと惹きつけるこの作りは巧いなと。
そして最後の大オチ。
うぉ!!そう来たかと素直に驚きました。
ただねぇ・・・。
ちょっとバッド・エンディングで好きになれなかったんですよね。
最悪なエンディングだった「ミスト」を思い出したり。
きっと原作者はスティーブン・キングに影響を受けているはず。
このエンディングのせいで一気にテンションが落ちちゃいました・・・。
とは言え、作品としてはとても良かったと思います。
夫婦の行動には違和感ありありでツッコミまくりでしたが、最後まで見せきる演出力は
確かなものだと感じました。
3人の俳優さん達の好演もあったしね。
キリアン・マーフィーは以前観た「28日後」を彷彿とさせる好演でしたよ。
謎の兵隊さんジェイミー・ベルは「リトル・ダンサー」のビリーを演じていた子だったんですね!!
こんなに大きくなっちゃって!!
ちょっと驚きでした。
≪点数≫
3点
(14.04.26鑑賞)

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