2014-05-14 Wed

2011年制作 オーストリア/米
監督:ゲイリー・マッケンドリー
≪キャッチコピー≫
『彼らは、実在する。』
≪ストーリー≫
殺し屋稼業から身を引いたダニー(ジェイソン・ステイサム)は、かつての相棒ハンター(ロバート・デ・ニーロ)がオマーン首長の息子を殺した男たちへの報復に失敗し、捕えられたことを知る。
ハンター解放と引き換えにその仕事を引き継いだダニーだったが、今回の標的に共通しているのは、国家レベルの秘密組織「フェザー・メン」に守られたSAS(英国特殊部隊)の精鋭たちであり……。
≪感想≫
「トランス・ポーター」シリーズのジェイソン・ステイサム作品なので
どんだけドンガラガッシャン作品かなと思ったら大違い。
派手さを少し抑えた渋めなエンタメ作品でした。
本作、実話に基づいたお話らしくって。
ただし「アルゴ」や「ゼロ・ダーク・サーティー」的純度ではないはず。
恐らく「コンフェッション」や「ヤギと男と男と壁と」的純度の作品ではと。
純度云々は置いといて。
お話自体はとてもハラハラドキドキでとても楽しめました。
ジェイソン・ステイサム演じるジョン側とクライブ・オーウェン演じるスパイク側。
この二つのグループのせめぎ合いが拮抗していて良い感じ。
ジョンとスパイクの病院でのタイマンシーンはちょっとアガリましたよ。
物語が終盤に進むにつれて、ジョンの無双っぷりにちょっと飽きが来たと思ったら、
そこからジョンがやられて拉致されてしまう。
ここら辺のストーリー構成に、
「おっ、良いですねぇ。」
なんて、飽きさせない展開に◎。
そこからの三つ巴の格闘シーンもカッコ良かったです!!
最後の最後まで良い感じで観ることができました。
欲を言えば最後はパンチの利いた展開にしてほしかったかな。
最後の最後に抑えた雰囲気に戻ったもので・・・。
もちろん、これはこれで良かったのですが、せっかくジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、
果てはロバート・デニーロまでが競演しているからねぇ・・・。
すこーし派手なドンパチを入れてくれていたらさらに良い作品になったのでは。
とは言え、とても楽しめた本作。
ジェイソン・ステイサム好きな方にはもってこいの作品です!!
それはそうとクライヴ・オーウェン、久しぶりに見たなー。
本作ではあまり活躍しませんでしたが、ジェイソン・ステイサムに頑張って
喰らいついていましたよ。
そしてロバート・デニーロ。
相変わらず色んな作品に出ていらっしゃいますねー。
これまた本作ではあまり活躍しませんでしたが、最後の方では
美味しい役どころでダニーの彼女をしぶーく守ってあげていました。
ズルいなぁ(苦笑)
≪点数≫
8点
(14.04.06鑑賞)

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