2014-04-16 Wed

2013年制作 米
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
1987年、テキサスの森で大火災が発生。
翌年、町から遠く離れた森の中の破損した道路を修復するため、中年のアルビンと、
彼が雇った恋人の弟である若者ランスは、週末以外は毎晩テントを張ってそこに泊まりながら、
道路沿いに旅を続ける。
真面目だが怒りやすいアルビンとマイペースでおとなしいランスは当初そりが合わなかったが、
旅を通じて身の上を明かしたり大火災の被害を知るなどしていくうち、少しずつ気持ちは動き……。
≪感想≫
アメリカ・テキサスで起こった大きな山火事。
その後の後処理のために道路にセンターラインを引く仕事をしているアルヴィンとランス。
アルヴィンはランスのお姉ちゃんの彼氏。
二人は未来の兄弟っつー訳で。
ただ二人の性格は全然違っていて。
アルヴィンは生真面目で孤独を愛する偏屈な男。
一方のランスは女好きのいわゆるチャラ付いた男。
そんな二人が最初から仲良くやる訳でなく・・・。
付かず離れずの微妙な関係。
微妙な空気。
だいぶ前に観た「キッチン・ストーリー」を思い出しました。
切な面白い感じかな。
そして本作の魅力の一つに挙げられるのが大自然。
山火事後の風景は何とも切ないですが、広がる風景の中で二人ポツリと仕事をしている
映像を観ると穏やかな気持ちになったりして。
基本、流れるお話、出来事はさほど起承転結がある訳ではないんです。
もちろん本人たちの中では大きな事なんだけど。
これがこのドデカイ自然の中で映し出されると本当にちっぽけな事に感じて。
そのちっぽけな事もとても愛しく感じたり。
基本二人しか出てこないし、先に書いたように大した事件が起こるわけでも無いから
結構ぼーーんやり眺めている感じでした。
大絶賛でもなけりゃあ大批判でもない。
メチャクチャおススメするわけでもなけりゃあ、しないわけでもない。
そんな作品。
そんな内容。
そんな空気感。
・・・。
映画の内容と感想がマッチしているなぁ・・・。
≪点数≫
5点
(14.03.01鑑賞)

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