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No.919 『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』
No919 『キック・アスジャスティス・フォーエバー』

2013年制作 英
監督:ジェフ・ワドロウ

≪キャッチコピー≫
『正義は永遠だ!!』

≪ストーリー≫
キック・アスことデイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、ヒット・ガールの
ミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)は普通の日々を送っていた。
ところがそんなある日、デイヴは元ギャングで運動家の
スターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)とスーパーヒーロー軍団
“ジャスティス・フォーエバー”を結成。
そこへ、レッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が父親を殺害された
恨みを晴らそうと、刺客と共に乗り込んできて……。

≪感想≫
大大大好きキック・アスの待望の続編。
前作「キック・アス」を始めて観て、ヒット・ガールの魅力に心を打ち抜かれた私。
そのアクション・ルック・キャラクターにやられてしまった私。
You Tubeでヒット・ガールのアクションシーンだけのPVを探して山ほどみてきた私。
続編制作が決定したその瞬間から首をながーーーーーくして待っておりました。

まずは映画全体についてをば。

演出について。
本シリーズはどぎついバイオレンス描写や下ネタ満載な作品。
前作のレビューにて、そのバイオレンス描写にエグいんだけどイケていると表現しましたが、
本作は、そういう描写がエグいで止まってしまって、ちょっとウっとなるシーンが多かったです。
下ネタもちょっと品がなさすぎるというか、僕的ボーダーラインを軽く越えてきたので
顔をしかめながら観たり。

ストーリーも全体的に荒っぽくて入り込めない。
例えばミンディ(ヒット・ガール)が素直に普通の女の子に戻るくだりはイマイチピンとこないし、
例えばデイブ(キック・アス)も同様。
そこら辺が説明不足で、ころころ心変わりされてもねぇ。
デイブのお父さんが亡くなるくだりも、イマイチ乗れないし。
展開を丁寧に描いていないせいか入り込めなかったんですよね。
それが先に書いた演出と相まって、
「うーーーん、なんだかなぁ・・・・。」
みたいな。

キャラについては、前作のアイツやアイツ、いろいろ出てきて嬉しかったり。
ニューキャラもたくさん登場してワクワクドキドキ。
これまたただねぇ・・・。
たくさん出てきたニューキャラ達もイマイチ活かしきれていなかったんです。
もっと各キャラが立っていたら楽しかったのになって。

その他諸々・・・。
全体的に期待していたほどの作品じゃなかったかなぁと。
しかもちょっと怒り、不快にすら感じたりしたもので・・・。

とまぁ全体的に悪評をつらつらり。

ただね・・・。

そんな悪評を一気に吹っ飛ばしてくれる存在が!!

それは・・・・みんな大好きヒット・ガール!!
やっぱりヒット・ガール=ミンディ=クロエ・グレース・モレッツ、最高です!!
どんなに納得いかないシーンのあとでも、どぎつい下ネタを聞いたあとでも、彼女が画面に
写ったらもうどうでも良い!!
彼女が出てくるシーンはもれなく素敵でもれなくカッコ良かったです!!
アクションも確かに1作目に比べると少し見劣りするけど、これはこれでいぃーんです!!
終盤のカーアクションシーンやクライマックスのマザー・ロシアとの格闘シーン。
観ているこっちもテンションアガリまくりなわけで。
それまでが例え0点でも、ヒットガールを見たら1万点!!
みたいな。

実は他にも良かった点もありました。
続々出てくるキャラの中で、主要キャラのマザー・ロシアとマザー・ファッカーは
しっかりとキャラ付けができていて、良い味出していました。
マザー・ファッカー(クリストファー・ミンツ=プラッセ)の悪役キャラは残忍で
嫌なヤツだけど、どこか嫌いになれなかったり。
マザー・ロシアの神取忍ばりの肉体、アクションはヒットガールの相手としては申し分ない。
クライマックスシーンの正義の軍団VS悪の軍団の構図は見ていてテンションが上がったりもしました。

まぁ不出来な部分がほとんどだったのですが、好きな部分もこのようにあった訳で。
そしてと・に・か・く。
ヒット・ガール=ミンディ=クロエ・グレース・モレッツを見れただけでも最高な訳で。

これは最高得点をあげない訳にはいかないでしょう。
1作目を観てヒット・ガールのファンになった皆さん。
おススメです!!

いつもの余談。
ちょいと調べてみると本作、なんと3部作の予定なんですって!!
いやったーーーー!!
楽しみーーーーー!!

ただ本作、アメリカでは興収的に芳しくなかったらしい。
頓挫しないか心配です。

お願いだから続編を!!
そして願わくば、マシュー・ボーンが再度、監督を!!


≪点数≫
  10点
                                           (14.02.27鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(2) | コメント(6)