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No.918 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』
No918 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』

2012年制作 米
監督:デレク・シアンフランス

≪キャッチコピー≫
『それは、愛か罪か――』

≪ストーリー≫
天才ライダーのルーク(ライアン・ゴズリング)は移動遊園地でバイクショーを行う
刹那的な日々を送っていたある日、元恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)と再会。
彼女がルークとの子どもを内緒で生んでいたことを知ると、二人の生活のために
バイクテクニックを生かして銀行強盗をするようになる。
ある日銀行を襲撃したルークは逃走する際、昇進を目指す野心的な新米警官
エイヴリー(ブラッドリー・クーパー)に追い込まれるが……。

≪感想≫
出てくる俳優たちのカッコ良さに感服。
本作、まず3つのパートに物語が分かれていて。

第1幕、ルークの章。
やっぱりルークを演じたライアン・ゴズリング力でしょう。
天才ライダーでならず者。
以前観た「ドライブ」のドライバーを彷彿とさせるクールさ。
めちゃくちゃカッコ良かったです。
銀行強盗している時の恫喝シーンには
「こんなの、ライアン・ゴズリングじゃないやい!!もっとクールにこなしてくれよ!!」
なんて思っちゃったり(苦笑)。
ただ、その後のバイク疾走シーンや、冒頭のショータイムへ向かう背中。
やっぱり、これぞライアン・ゴズリング。
良いですねぇ・・・。

第2幕、エイブリーの章。
本章の主役はブラッドリー・クーパー。
最近良く観るなぁ。
ハング・オーバー」シリーズや「アメリカン・ハッスル」。
前に観た4作品に比べて、キャラが少し弱かったかな。
ただ、正義に揺れる警官を熱演されていました。
本章で出てくるレイ・リオッタ。
相変わらずのわるーーーーい感じ。
そしてこわーーーーーい感じ。
目を合わしただけで震え上がるわ・・・・。

第3幕、AJとジェイソンの章。
ジェイソンを演じたデイン・デハーン。
以前観た「クロニクル」に出ていた俳優さん。
かれはこういう繊細な役をさせたら上手いですね。
今後も見逃せない俳優さんです。

他にもルークの奥さんを演じたエヴァ・メンデスやルークの相棒を演じた
ベン・メンデルスゾーン等々。
みんないい味出していました。

さてストーリーについて。
本作に流れるテーマの一つに、
性格は血から生まれるのか、
それとも環境から生まれるのか。
エイブリーの息子AJは環境から作られて。
ルークの息子ジェイソンは血から作られて。
どちらも思春期ならではのはねっかえり方。
血・環境、どちらからも受け継がれて彼らは成長していくのでしょう。
AJのお話は中途半端で終わってしまいましたが、ジェイソンは希望の光が射す終わり方。
少し物悲しいけどグッときました。

ストーリーは少し重めで長尺ですが、とても良い作品でした。


≪点数≫
  8点
                                           (14.02.23鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(2) | コメント(2)