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No.909 『ギャングバスターズ』
No909 『ギャングバスターズ』

2012年制作 米
監督:バリー・バトルズ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
いかれたギャングの元夫カルロス(ビリー・ボブ・ソーントン)に、
障害のある息子ロブ(トーマス・サングスター)を奪われたセレステ(エヴァ・ロンゴリア)は、
アラバマの凶暴な荒くれ者、ウーディ3兄弟に息子を奪い返してほしいと依頼する。
セクシーなセレステの頼みに、依頼を引き受ける3兄弟。
しかし、連邦捜査官やカルロスの刺客といった手強い敵が次々と彼らの前に現われ……。

≪感想≫
「タランティーノ、ロドリゲス以来の衝撃!!」
なんてうたい文句が気になり鑑賞。
タランティーノ監督の作品(「 デス・プルーフ in グラインドハウス
レザボア・ドッグス」等々)は殆ど好きだし、ロバート・ロドリゲス監督の作品も
マチェーテ」とかは結構好き。
こりゃあ観ない訳にはいかないでしょう!!

さてさて本作について。
なるほど、タランティーノ、ロドリゲス臭がほんのりといった感じ。

まず良かった所を。
まずオープニングの演出がスタイリッシュで良い感じ。
スタッフ・キャストの紹介と一緒にアニメーションをパッパッと差し込む辺りがクールでイケていて。
掴みはOKってなもん。
ストーリーはサクサク進んでいく展開で悪くない。
要所要所で出てくる、敵キャラ(追手)達の見た目も良い感じでしたし。
3馬鹿兄弟のやりとりもいかにも男っぽくてグッとくるし。
僕的には喋れない二男のハードボイルドっぷりにちょっとアガりましたねー。
その3兄弟と障害を持った少年との交流もベタな展開でしたが、ジンときました。
全体的に楽しい空気感を纏っていましたよ。

ここからはちょっと難癖を。
タランティーノ、ロドリゲスばりと宣伝している割には、バイオレンス描写がイマイチだったかな。
先に挙げた二人の作品はいききったエンタメバイオレンスが楽しい作風なのに、
本作はそういった描写が特になくって。
ちょっと残念でした。

次にキャラクターの活かし方。
先に書いた、敵キャラ達が上手く活躍しなかったんですよね。
最初の追手はクールなお姉さん方がイカしたハーレーに乗って登場。
次は、いかにも悪そうな黒人集団がこれまたいかにも改造トラックって感じのイケている
トラックに乗って登場。
最後はインディアン風の悪者たちとのドンパチ。
ルックはめちゃくちゃ良いのに、それがルックだけで止まっていて。
盛り上がりが足りなく感じてね。
出オチになっちゃった感が・・・。
もっとこの設定を活かして遊んでほしかったなぁと。

ただね。
そんな難癖も鑑賞後にジワジワと生まれてきたもの。
観ている間は、そんなことも気にならず、楽しく鑑賞することができました。
全体的な空気感や作りは好きな作品です。


≪点数≫
  7点
                                           (14.02.07鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)