2014-03-12 Wed

2007年制作 沖縄
監督:當間 早志, 福永 周平, 大城 直也
≪キャッチコピー≫
『沖縄の皆様、世界の皆様、これがホントの
琉球映画でゴザイマス!』
≪ストーリー≫
―
≪感想≫
“100%純県産品映画”として、沖縄在住の映像作家3名による
短編作品で構成されたオムニバス映画。
わが地元沖縄を舞台に作られた作品、しかも純度100%と銘打った作品。
これは見逃す理由はないでしょう!!
3本の短編からなる本作。
一つずつ・・・。
その1「See Me?」
冒頭数分。
演者達から発せられる言葉。
確かに沖縄の方言、イントネーションなんだけど、何だか違和感が・・・。
「やばい!!これは地雷映画か!?」
なんて戸惑いが溢れる溢れる。
何でしょう・・・これは役者さん達の演技力のせいなのかも。
芝居しているのが見え見えでノリきれなかったです・・・。
駆け出しの劇団の演技を見ているようで。
途中でギブアップしてしまいそうになっちゃいました・・・。
むむむ・・・3作品の中ではこれが一番ダメダメでしたね。
その2「Happy☆Pizza」
3本の中で映画として一番好きかも。
ただ本作が一番沖縄とはかけ離れているという事実(苦笑)
1本目の言葉の違和感がありすぎたのを意識はしてはいないとは思うが、
本作は台詞を限りなくゼロに近い演出をしている。
そこが良かったかなと。
オチも素直に楽しめました。
主演されたアルベルト城間さんってだけで沖縄っぽいですもんね(笑)
その3「マサーおじいの傘」
これもなかなかの良作。
ストーリーも平板だけど普遍のテーマだし、演じている子供たちも自然。
1本目に比べたらとても良かったです。
マサーおじいを演じたカッチャンさん。
一度、彼の経営している酒場にいってお会いしましたが、そのまんまの人で。
奇天烈、破天荒極まりない方でした(笑)
こんな感じ。
やっぱり申し訳ないですが1本目があまりにもダメダメで、良い意味でハードルを下げてくれました。
あとは、やっぱり純度100%オキナワンムービーという事で内地(本土)の人は
ある程度置いてけぼりに。
僕も知っているあの場所やあの場所。
そこら辺は観ていて楽しかったなぁと。
も一つ。
沖縄方言に字幕を出していましたが、これが直訳じゃなくって。
ストーリーに合わせた言葉に変えているんですね。
なるほどねぇ・・・、
それを考えると英語や諸外国語の字幕もそうなんでしょうね。
字幕について勉強になりました(笑)
何度も書きますが本作は純度100%のオキナワンムービー。
沖縄を好きな人、沖縄をもっと知りたい人には持って来いの作品ですよ!!
≪点数≫
5点
(14.01.18鑑賞)

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