2014-03-03 Mon

2012年制作 米
監督:デヴィッド・ブルックス
≪キャッチコピー≫
『現金引き出し、命がけ。』
≪ストーリー≫
投資会社に勤めるデイビッド(ブライアン・ジェラティ)とエミリー(アリス・イヴ)、
コーリー(ジョシュ・ペック)の3人はクリスマスパーティーの帰り道、
現金を下ろすためATMに立ち寄る。
しかし彼らは、何者かによってトラップが仕組まれたATMコーナーの中に
閉じ込められてしまう。
真冬の極寒の夜、地獄と化したATMコーナーから脱出するため彼らは
犯人が仕掛けるゲームに挑むが……。
≪感想≫
3人の男女が町はずれのATMにて事件に巻き込まれるワンシチュエーション・スリラー。
同ジャンルで以前観た「フォーンブース」。
あれは電話ボックスに閉じ込められた男のお話でしたね。
なかなか楽しめたかなという印象。
アイディア一発勝負の作品かな。
さて本作について。
なんか粗いなぁーーーー・・・。
つまんないなぁ・・・。
ワンシチュエーションでストーリーを進めるには脚本がしっかりしていないとダメ。
いかにアイディアを詰め込んで飽きさせないかがミソでしょう?
そこが上手くできていなかったかなぁと。
ツッコミ所をドンドン挙げていきますね。
まず現場となるATM。
そもそもあんなに辺鄙なところにポツリとATMってあるものなのか??
犯罪者に狙ってくれって言っているようなもんだよ・・・。
閉じ込められる3人ですが、もっと犯人に対しての対処があったのでは??
男2人もいるのだから何とかねぇ。
力ずくが無理にしろ、2人という数的有利を使ってね。
彼らは融資の仕事をしているから頭はそれなりに良いだろうに。
犯人のそもそもの目的は??
完全犯罪を狙っていたのか??
それならそれであまりにも都合よくいきすぎたので次回は絶対捕まるぞ!!
何を楽しみにやっているのか??
とにかくこのATMで起こったことの動機とか目的が一切語られていないんです。
うっすらは理解できるのですが、鑑賞後、消化不良感がハンパなくって・・・。
等々等々・・・。
言いだすときりがない。
作りについて。
謎めいた伏線を結構散りばめていたりして、ドキドキしたんですが、結局、
それは伏線のまま終わりを告げて・・・。
コーリーの存在も謎々しくて、その後どう関わるかと思っていたのですが、全然ねぇ・・・。
それらの伏線を上手く使ってくれればもっと面白い作品になったのに。
とにかく消化不良の本作。
「納得いかない!!」
とか
「腹立つわーーー!!」
にはならなかったですが、いまいちピンとこない作品でした。
≪点数≫
3点
(14.01.12鑑賞)

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