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No.886 『ロンドンゾンビ紀行』
No886 『ロンドンゾンビ紀行』

2012年制作 英
監督:トッド・フィリップス

≪キャッチコピー≫
『女王陛下のゾンビ退治大作戦』

≪ストーリー≫
不況のあおりを受けて、祖父のレイ(アラン・フォード)が入居する
老人ホーム「ボウ・ベル」が閉鎖されるのを知ったテリー(ラスムス・ハーディカー)と
アンディ(ハリー・トレッダウェイ)の兄弟。
ホームと祖父たちを救う資金を稼ごうと銀行強盗をもくろむが、
なぜかゾンビが大量に出現してロンドンは大パニックに。
祖父の身を心配するテリーたちだが、その予感は的中。
ボウ・ベルにもおびただしい数のゾンビが押し寄せており、レイやほかの入居者たちが
壮絶なサバイバルを繰り広げようとしていた。

≪感想≫
ゾンビ対老人!?
こんな予告に惹かれて鑑賞。

コメディタッチの本作。
爽やかと言うか重さの残らない良作でした。

まず本作に出てくるゾンビたちはノロノロゾンビ。
ちょうどいいぐらい(怖さが程よく無い)の強さ。
なんせ、歩行困難なじぃちゃんがギリギリ逃げれるぐらいの速さ。
しかもゾンビたちに蹴ったり殴ったりできて、スキさえ見せなければ何とかなりそうな。
ここら辺は良い塩梅。
ハラハラしながらもほっこり観ることができる。
ちょっとエグめのゴア描写も前述したふわり感があるので気にならない。
楽しく観る事ができたんです。

ストーリー展開について。
冒頭、登場人物の多さになかなかキャラ立ちができない。
「こいつはいる必要があるのか?こいつも必要か??」
なんて思っていると、タイミングよく死んでいく。
巧いですねぇ・・・。
受け手のニーズと送り手のやりたい事が見事にマッチ。
ここら辺は◎でした。

ぽつぽつと放たれる小ネタも良い感じ。
予告で何回も見た、じぃちゃんが歩行器を使ってゾンビから逃げるシーン。
頭に金属の入った男がゾンビになってしまって、拳銃がきかないシーン。
じぃちゃんばぁちゃんが銃を乱射するシーン。
スカッとしたしクスクスと笑えてこちらも◎。

物語の締め方も良かったですね。
あそこでじぃちゃんを殺さなかったのは正解でしょう。
ちゃんと今までのテイストと整合性をとったエンディングには好感が持てました。

とまぁ全体的に良い感じ。
欲を言わせてもらうと、もっとド派手にドンパチやってもらえると楽しかったかな。

ハラハラドキドキゾンビ映画ではなくほっこりワクワクゾンビ映画でした。
あっと。
エンディングテーマも楽しくって良かったなぁ。


≪点数≫
  7点
                                           (13.12.29鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)