2014-02-04 Tue

2013年制作 米
監督:トッド・フィリップス
≪キャッチコピー≫
『もう しません。』
≪ストーリー≫
何かとトラブルを引き起こしてばかりのアラン(ザック・ガリフィナーキス)。
そんな彼の父親が心労を募らせて急死したのを機に、
フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、
ダグ(ジャスティン・バーサ)はアランの施設収容を決行することに。
だが、施設へと向かう途中でギャングに4人が誘拐されてしまう。
困惑するフィルたちに、ギャングのボスはアランがメル友として親交のある
アジア系ギャングのチャウ(ケン・チョン)が盗んだ金塊を取り戻すよう命じる。
≪感想≫※ネタバレあり
大人気ハングオーバーシリーズ第三段!!
一作目でその面白さを堪能し、二作目で僕の倫理観とマッチせず・・・。
さぁ最終作となる本作は・・・。
うーーん、まぁまぁまぁ。
本作、ネタが尽きたのか今までの二日酔いパターンではなくスタンダードでシリアスな作風に。
ん・・・?そもそもこのシリーズって、二日酔いからのパターンで人気を博したんでは??
こりゃもともこもないぜ!!
残念、無念・・・。
ストーリーについて。
このシリーズには欠かせない中国人マフィア・チャウが本作でも大暴れ。
もう殆ど、この人とアランの為のシリーズと言っても過言ではないかもね(苦笑)。
ただ、本作でのチャウはあんまり好きになれなかったんですよね。
なんか前作まではちょっと根は良い奴なのかななんて思ったのですが、
本作では、それが無くって「なんかイケスカねぇ奴」になっちゃっていて。
こちらもちょっと残念。
流れはいたってシンプル。
そこにお馴染みの小さな笑いを散りばめる。
ここら辺の笑いは相変わらずで思わず吹き出しちゃいました。
一作目からの流れも汲んでいて良かったですよ。
特にラスベガスで一作目に出てきた赤ちゃん(カルロス)の成長を観る事が出来たのが嬉しい!!
しかもこのカルロス、本当に一作目に出ていた赤ちゃんをそのままキャスティングしてくれていて。
このカルロスが尋常じゃなく愛くるしくって可愛らしいんです。
ほっぺがお餅みたいで可愛くって可愛くって。
こういうサプライズは嬉しいですね。
その流れならどうせならマイク・タイソンも出してあげてよなんて思ったり。
物語は最後まで、良く言えばシリアス寄りに、悪く言えば本シリーズの良さを殺し進んでいく。
そしてラストはホロリへと着地。
今までの展開を忘れさせてくれるようなグッとくる展開。
終わりよければってなもんか。
ただ、この展開嫌いじゃないかもなんて思っていると・・・。
エンディングを迎えてスタッフロール後のあのオマケシーン。
「おぉーーーー!!これぞハングオーバーシリーズ!!!」
なんて思わせてくれるシーン。
恐らく観ている多くの人は
「よっ!!待ってました!!」
と思ったのでは。
ただね・・・。
個人的にはこのオマケはいらなかったかなぁ。
本作の着地でホロリときているのにまたこの展開!!
しかもラストの何が起こったのか的展開がけっこうえげつなくって・・・。
ステュに同情しちゃったりね。
やっぱりちょっといらなかったかなぁと。
とにもかくにも現時点でのシリーズラスト作品。
順番的には1>3>2の順番。
いろいろ書いてきましたが、観るならやっぱり全部観たほうが良いですよ!!
≪点数≫
6点
(13.12.27鑑賞)

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