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No.895 『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』
No895 『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』

2012年制作 邦
監督:入江 悠

≪キャッチコピー≫
『終われない。この魂は、不滅。』

≪ストーリー≫
かつて埼玉の弱小ヒップホップ・グループ「SHO-GUNG」の仲間と別れ、上京した
マイティ(奥野瑛太)はラップを断ち切ることができず、先輩ヒップホップクルー
“極悪鳥”の手伝いをしながらメンバーに入る機会をうかがっていた。
しかし、ラッパーになりたいと願いつつも現実は厳しく、ある事件をきっかけに
マイティは追われる身となってしまい……。

≪感想≫
大好きサイタマノラッパーシリーズ第3弾!!
埼玉、群馬と続き今回の場所は栃木。
本シリーズは全国津々浦々に展開していく予定とのことだが、とりあえず本作で
北関東3部作の最終章。

きたきたきたーーーー!!
相変わらずのグッとくる負け犬映画。
やっぱり好きですこのシリーズ。

主役は1作目に出てきたあの男。
「おれは埼玉生まれ、ブロ畑育ち」のMCマイティ。
そのマイティが1作目で東京に出て色々あって栃木に逃げ落ちる。
そっからさらにアンダーグラウンドへ落ちる落ちる・・・。

本シリーズの特徴は
「負け犬たちがヒップホップと言うツールを使ってそれでも何とか立ち上がる!!」
的なお話ですが、1作目から2作目、そして本作。
良い意味でも悪い意味でもレベルアップしていました。
より映画的な作品に仕上がっている感じ。
確かに、1作目の方が身近感があってより共感ができたのですが、本作はよりエンタメ調に
仕上がっていてこれはこれでとても良い作品でした。

という事で本作はとてもダークでシリアス。
ヤンチャな大人になりきれないガキどもがたっくさん出てきます。
こいつらがもう本当にヤナ奴らで怖くって、ほんと関わりたくない人達。
特に職場の先輩の等々力さんなんかめちゃくちゃ怖くって怖くって・・・。
東京のラッパー集団「極悪蝶」の奴らもヤナ奴らでしたねぇー・・・。
等々力さんの悪友の紀夫も最低な奴でしたし・・・。
本当にこんな奴らがいるのかって思う程ヤナ感じでした。

そんな奴らと共にしているマイティ。
彼の転落ぶりを見ているとこっちもイタタタタ・・・。

そこで登場、かつての盟友MCイックとMCトムが馴染のイントロで颯爽と現れる!!
「よっ!!待ってました!!」
お馴染みの彼らが出てくることで場の空気、映画の空気が緩和。
彼らが出てくる場面はコミカルで安心して観ることができる。
そして本作から登場した栃木のグループ「征夷代将軍」の面々も最高。
特にDJ眠り猫はいい味出してましたねー。
彼らのライブシーンはもっと観たかったなぁ・・・。

本シリーズのクライマックスはどん底に落ちた所でのラップシーン。
1作目から続くこの這い上がる瞬間を映すシーンは本当にグッときますね。
先にも書いたように1作目からドンドンレベルアップしているので本作も凄かったー。
1作目=食堂、2作目=葬式後の客間、そして本作=留置場の面会場所。
どんどん場に緊迫感が溢れてきていますね(笑)

良いとこばっか書いてしまいましたが。
しいて悪い所を一つ挙げさせてもらうと・・・。
マイティが色ん場所で逃げ回るシーンがありましたが、そこはちょっと無理があったなぁと。
いくらなんでも逃げ切れるわけないじゃんってなっちゃいました・・・。
実はここは本作のおっきなマイナス点でもあるんですよねぇ・・・。
あまりにも無理がありすぎて、マイティの夢を見ているのか?ってな気持ちになったり。
うーーーん・・・他が良かったから、まぁ許す!!

とにもかくにも大好き本シリーズ。
本作ももれなく傑作に値する作品でしたよ。


≪点数≫
  8点
                                           (14.01.11鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.894 『脳男』
No894 『脳男』

2013年制作 邦
監督:瀧本 智行

≪キャッチコピー≫
『悪に裁きを下す、美しき殺人者』

≪ストーリー≫
残忍な手口の無差別連続爆破事件を追う刑事の茶屋(江口洋介)は犯人の居所を突き止めるが、
身柄を確保できたのは身元不明の鈴木一郎(生田斗真)だけ。
共犯者と見なされた一郎は犯行が常軌を逸したものだったため、精神鑑定を受けることに。
担当となった精神科医・鷲谷真梨子(松雪泰子)は感情を表さない一郎に興味を持ち、
彼の過去を調べ始めるが……。

≪感想≫
以前原作を読んで興味があったので鑑賞。
原作を読んだとき、メインキャラの鈴木一郎(入陶 大威)に魅力を感じ、
その異質なキャラクター像が壊されやしないかと不安もありましたが・・・。

良い所と悪い所と・・・って感想を。

まず良い所。
一番心配だった、入陶大威についてはとても良かったです。
良い意味でイメージと違っていました。
入陶大威は感情を持たない人間。
そして痛みも感じない。
無痛で無感情、知能だけは優れている言わば人間の箱に入ったロボットのような存在。
原作を読んだとき、あまりにも特異な存在にとても興味が湧いたんですよね。
この超人的キャラクターを演じた生田斗真くん。
良かったです。
鍛え抜かれた肉体から繰り出されるアクションはカッコ良かったし、
感情を殺しきった演技も見応えがありました。
次に連続爆弾犯の緑川を演じた二階堂ふみさん。
そのキャラクター云々については後に書きますが、鬼畜なキャラクターを見事に怪演していました。
観ていて、薄気味悪いというか胸くそ悪いというか。
この2人の演技はとても好印象。

他には演出について。
本作は爆破シーンがたくさんあったんですが、他の邦画の爆破シーンに比べてとても
見応えがありました。
ド派手にドッカンドッカンやってくれたのでとにかく
「うぉー!」「わぁーーー!!」
って。

うーーーーん、良かったのはこれくらい。
あとはあまり良くなかったかな。

まず根本的な所から言うと、原作と設定、内容がかなり違っていました。
原作はだいぶ前に読んだのではっきりと覚えていませんが、
こんなに後味悪い感じだったっけかなぁ・・・。
なぁんか、スッキリしない感じ。

なんでしょうねぇ・・・。
他にも気になった部分をどんどん挙げていくと・・・。
まず、江口洋介さんと松雪泰子さんの演技が過剰すぎたり。
そもそもこの二人のキャラクターの行動や言動も一切共感できなかったんです。
例えば、冒頭、松雪さん演じる鷲谷の目の前でバスが爆発!!
バスから出てきた少年を鷲谷だけが助けに向かう・・・・何で??
他にも人はいっぱいいるぞ!!
そしてその後、病院で江口さん演じる茶屋が鷲谷に心無い言葉を投げかける・・・何で??

次にクライマックスの病院での爆弾テロについて。
さすがに一人(しかも病気の犯人)であんなにも壮大な仕掛けはできないでしょう・・・とか。
も一つ、クライマックスで天才であるはずの入陶が緑川にガンガン車で轢かれるのは
なんか違うよなぁ・・・とか。
一つ一つの演出、物語の流れにどうも違和感があったんです。
こんな事になり得るのかなぁって納得いかなかったんですよね。
犯人である緑川のキャラも本当(原作)は男の設定だったし、もうちょっと描き込みがあったので
本作の緑川はただただサイコな鬼畜野郎としか見えなかったんです。
本作ってもっと人間の本質、性善説、性悪説みたいな所まで踏み込むべき作品じゃないのかなと
思うんですが、ただのエンタメ調のダークな作品に終わっていて。
なんかこう、物足りないというかザラザラしているというか・・・。
そういう違和感は原作を読んでいる時は無かったんですよね。

大きくは受け入れられない作品でした。
ただ、良い所、特に生田斗真君演じる入陶大威を観れたのは良かったです!!
続編も作ろうと思えば作れそうですがそれは止めてほしいなぁ・・・。


≪点数≫
  6点
                                           (14.01.11鑑賞)



こちら原作。
(一言感想はこちら。)

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No.893 『マザーウォーター』
No893 『マザーウォーター』

2010年制作 邦
監督:松本 佳奈

≪キャッチコピー≫
『あしたへは、ダイジなことだけもってゆく。』

≪ストーリー≫
京都で新生活を始めたセツコ(小林聡美)、タカコ(小泉今日子)、ハツミ(市川実日子)。
彼女たちはウイスキーしか置かないバー、コーヒー店、そして豆腐店を営みながら、
中古家具店のヤマノハ(加瀬亮)や銭湯で働くオトメ(光石研)やジン(永山絢斗)と
かかわっていく。

≪感想≫
株式会社スールキートス配給の本作。
株式会社スールキートスとは「かもめ食堂」に始まり、「めがね」「プール」「トイレット」と
一種のゆるーいジャンルの作品を提供している会社。

さて本作について。

あいも変わらずゆるやかな時間が流れ、脱社会的な空気感。
こんな場所がありゃ逃げ出したくなるような世界観。

先に挙げた作品や本作に共通して言えることは、僕らの住む社会とは隔離された世界の
お話なんですよね。
パラレルワールド的な。
もちろんそういう設定のお話ではないんです。
京都のどっかのお話なんですけど、観ていると主要キャストが主要キャストとの日常のみを
淡々と映していて。
京都と言う地方性も全然いきていないしね(苦笑)。
時折、一般の方(他者)も入り込むのですが、この主要キャストの世界の中では本当に
ちっぽけな存在なんです。
出てくる方たちののんびり交流を眺めるだけ。

なんでしょう。
一種のファンタジー映画ですよね。
なのでこの設定にツッコミを入れず入り込む、それこそこの作品の空気感のように
穏やかに流れるように身を任せることができれば、こんなにも気持ちの良い作品はないのではと。
特に本作はこの「穏やかさ」に特化した作品でした。

まだまだ本作の世界観について。
世の中のいやぁーな事を排除。
ほんとの社会や生活ってもっとあわただしくって、しちめんどくさくって。
嫌になることもたーくさんあったり。
本作の世界観は、ただそこにある世界はすべてを受け入れ肯定し穏やかに微笑む。
自分の好きなものは自分にとって善きこと。
そんなシンプルな考え方。
達観した方たちの日常。
その中でもバーを営むセツコさん、コーヒー屋さんのタカコさんの達観した感じは超ド級。
悟りを開いているかのごとく滔々と語る。
プラスもマイナスも全てを受け入れバランスよく過ごす。
どれほどの経験をしたのだろう。
裏を返せば何も経験していないのか。
やっぱりここに映し出される世界はパラレルでミクロな世界だと思い知らされる。

兎角、このスールキートスが作り込む独特の世界。
ツッコミ所だらけだし自分の住んでいる世界と比べると
「いやいやいや。」
となりますが、僕は嫌いじゃないです。
たまにはこんなにのんびりした世界に浸りたい。
そんな時にお勧めの作品です。

おっと、もひとつ。
本作もそうですがスールキートス発信の作品は出てくるご飯がめちゃくちゃ美味しそう!!
観終わったらちょっとお腹がすく。
美味しいご飯が食べたくなる。
食欲がわく作品達ですなぁ。


≪点数≫
  8点
                                           (14.01.04鑑賞)


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No.892 『アウトロー』
No892 『アウトロー』

2012年制作 米
監督:クリストファー・マックァリー

≪キャッチコピー≫
『その男、行きつく先に事件あり。その名は、ジャック・リーチャー』

≪ストーリー≫
真昼のピッツバーグ郊外で無差別に6発の銃弾が撃ち込まれ、
5名が命を落とすという事件が発生。
警察は事件発生後1時間という早さで、元軍人で腕利きスナイパーだった
ジェームズ(ジョセフ・シコラ)を容疑者として拘束する。
だが彼は容疑を全面否認し、かつて軍の内部で一目置かれていた
ジャック(トム・クルーズ)への連絡を求める。

≪感想≫
トム・クルーズ主演のニューヒーローアクション映画。

思えばトム・クルーズって息の長ーい俳優さんですね。
僕の小っちゃいころからずっといるぞ。
トム・クルーズってアクションを人に任せるのが嫌で原則スタントマンは使わずに
自ら体を張ってアクションをこなしているんですって。
へぇーへぇーへぇー。
ジャッキー・チェンみたいですねぇ。

そんな事もあり、彼の作品はそこまで観ていませんが、ある程度好感持てる印象で。
アクション以外の作品も出演されていますもんね。

そんなこんなで本作の感想を。
なかなか楽しめましたよ。

まずニューキャラ、ジャック・リーチャーがイケていました。
もう少しクールで知的に見せてほしかったかなと思いましたが、多分にしてそれは
トム・クルーズ主演の人気シリーズ「ミッション・インポッシブル」のイーサン・ハントの
影がチラつくからかと。
イーサン・ハントもカッコ良かったですもんね。
ただ、本作のジャック・リーチャーもなかなか。
カーアクションやら格闘アクションやら八面六臂の大活躍。
全てを見透かす頭脳も持ち合わせていて良い感じ。

脇を固めるキャラクターも良い感じ。
途中裏切りがばれるエマーソンも小物感がにじみ出ていて良かったし、
逆に大ボスのザックは大物の威圧感たっぷりで怖かったり。
このザックを演じたヴェルナー・ヘルツォークと言うお方は、映画監督さんなんですね。
これまたへぇーへぇーへぇー・・・。
大ボスのあっけなくやられる部分にはちょっと不満を感じたかな。

ストーリーも楽しかったですよ。
勧善懲悪もので、ひねりもそこまでないのでとっても分かりやすい。
途中途中であっと言わせるおかずもあるので観ていて飽きもこない。
クライマックスもロバート・デュバルとのバディムービーへ展開してテンション上がるしね。

色々楽しめた本作。
一つだけ言わしてもらうと、邦題の「アウトロー」。
意味は無頼者とか無法者とか荒くれ者ってとこかな。
ただ本作の主人公ジャック・リーチャーはどれにも当てはまらないんだよなぁ。
どちらかと言うと「正義の味方!!」感が強かったもので。
なので、タイトルは原題通り「ジャック・リーチャー」で良し!!


≪点数≫
  7点
                                           (14.01.04鑑賞)


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No.891 『おとなのけんか』
No891 『おとなのけんか』

2011年制作 仏/独/ポーランド
監督:ロマン・ポランスキー

≪キャッチコピー≫
『顔で笑って、心に殺意。』

≪ストーリー≫
ニューヨーク・ブルックリン、子ども同士のケンカを解決するため2組の夫婦、
ロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター)と
カウアン夫妻(クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット)が集まる。
双方は冷静かつ理性的に話し合いを進めるが、いつしか会話は激化しホンネ合戦に。
それぞれが抱える不満や問題をぶちまけ合い、収拾のつかない事態に陥っていく。

≪感想≫
ワンシチュエーションコメディ。
大人4人が繰り広げる会話劇。

子どもの喧嘩の火消しのためにそれぞれの両親が対立。
最初は物腰柔かかったのにどんどん本音が見え隠れ。
いつしか「おとなのけんか」へと発展していて。

むむむ・・・面白ーい。
滑稽ですなぁ・・・。

最初は4人の気持ちは同じ方向を向いているんですね。
それが1つのほつれから・・・。
2対2の構造。
1対3の構造。
1対1対1対1の構造。
色んな構造へと早変わり。

大人って時が経つにつれて色んな思いや感情を身に着けていくわけで。
それは良くも悪くも。
プライドや見栄。
虚勢や気遣いみたいなものが取れた時・・・。
これがもう滑稽で滑稽で。
それでもやっぱり大人の感情が見え隠れ。
時折、仲良くなっては、やっぱり口喧嘩。
ここら辺が先に書いた対立構造への変化へと繋がる。
「これはどう着地をするつもりだ!?」
とまぁ食い入るように鑑賞。
文化の違いや、僕が独身で子供がいないというのもあるので、そこにリアリティは
あまり感じる事はありませんでしたが、僕もこうなるんだろうかとふと思ったり。

そしてエンディング。
粋な終わり方に良いですねぇ。
子どもなんてそんなもん。
大人なんてそんなもん。
喧嘩なんてそんなもんなんですよ。
ただ当人たちにとっては後味はかなーーーり悪いでしょうが(苦笑)。

とにもかくにも楽しく観れた本作。

これって人気舞台劇が基になっているんですね。
なるほどねぇ、そりゃ人気もでるわな。


≪点数≫
  8点
                                           (14.01.03鑑賞)


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No.890 『アルゴ』
No890 『アルゴ』

2012年制作 米
監督:ベン・アフレック

≪キャッチコピー≫
『この《実話》は、フィクションよりも大胆』

≪ストーリー≫
1979年11月4日、テヘラン。
イラン革命が激しさを募らせ、その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、
52人もの人質を取るという事件が起きる。
パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。
救出作戦のエキスパートとして名をはせるCIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、
6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。
彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。
しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった……。

≪感想≫
第85回アカデミー作品賞受賞作。

事実に基づいたお話。
純度何%くらいかな??
「事実は小説よりも奇なり」なんて言葉がありますがまさに。
こういう奇想天外な作戦が行われていたとは本当に驚きです。

史実を映画として伝えた本作。
映画として作りがとにかく巧み。

クライマックスまでの展開が巧いというか。
徐々に緊張感を高めて高めて。
これでもかと言う程の緊張感あふれる展開。
観ていてこっちも
「もう!早く逃がしてあげてよ!!」
なんて思ったり。
結果が分かるのに、この緊張感を持続させる作りは本当に巧みでした。

そして展開もそうだけどストーリーテリングも上手。
観ているこっちがちょうど理解できる範囲で物語を紡いでくれる。
鑑賞後、めちゃくちゃ気持ち良かったんです。
「あぁ、良い映画を観たなぁ」
って。

キャラクターもそれぞれ活きていて良かったですね。
ジョン・グッドマン演じるチェンバースとアラン・アーキン演じるレスターのコンビ。
この二人とベン・アフレック演じるメンデスがニセ映画をでっち上げていく過程は
観ていてワクワクしました。
このワクワクが後のドキドキに繋がっていくんですよね。
そして中盤から出てくるイランから逃げる6名の大使館職員達。
中でも一番乗り気じゃなかったメガネの男(名前忘れちった・・・)。
彼が最後の空港で活躍するシーンには
「おっ、やるねぇ。」
なんて思ったり。
ここでもペルシャ語が喋れるという設定を活かしていてね。

とまぁ色々良い所があって。
とにかく映画として本当に良作でした。

またいずれ手に取っても良い作品です!!


≪点数≫
  10点
                                           (14.01.02鑑賞)


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No.889 『マッハ!参』
No889 『マッハ!参』

2010年制作 タイ
監督:トニー・ジャー 、パンナー・リットグライ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
国王に謀反を起こし、新王朝を設立しようとしたラーチャセーナ(サランユー・ウォングガチャイ)の前に
一人立ちはだかったティン(トニー・ジャー)だったが、悪名高き山賊【ガルーダの翼峰】をも
自分の意のままに操るラーチャセーナに返り討ちにあってしまう。
ラーチャセーナはティンを簡単には殺さず、ジワジワと痛ぶって楽しんでいたが、
アユタヤ王の命により、彼を解放せざるを得なくなる。
ピム(プリムター・デットウドム)の献身的な介護のおかげで回復したティンは、
山に籠もって静かに暮らそうとするが、ラーチャセーナの代わりに自分の王朝を築こうと
企てる"鴉男"(ダン・チューポン)の魔の手が伸びる…。

≪感想≫
大人気格闘アクションシリーズ「マッハ」の3作目。

1作目2作目は鑑賞しましたがストーリーに関連性が全然なくって。
しかも前作はストーリーがぜんっぜん面白くなくって。

さて本作。
本作のストーリーは前作の続きでした。
なるほど、どおりで前作の着地はイマイチだったのか。

とはいえ本作もストーリーはどうかと言うと・・・。
「なんじゃこりゃ!!よく分かんないなぁ・・・。」

時代設定は15世紀のタイのお話。
その時代のタイの文化、歴史を知らないせいかあまり入ってこなかったんです。
そんなに時代設定は関係ないお話なんだけど、イマイチピンとこなかったんですよね。
粗挽きにトントンと進んでいくストーリーに置いてかれてしまいました。

そして本作の見所アクションについて。
これはもう言う事ないでしょう。
本作ではタイの踊りが混じったアクションを見せてくれました。
最初は、
「何やってんだ、コイツ!!もっとド派手にいけよ!!」
なんて思いましたが、観ているうちにカッコ良く見えてきて、あの流れるような動きに
すっかり魅了されてしまいました。
トニー・ジャーは見た目こそアレですが、やっぱりアクションのキレは
素晴らしいですな!!

だからこそ!
だからこそ!!
本シリーズはアクションに特化した作品にしてほしいのです!!!

前作もそうだったのですが、アクションの時間が少なすぎる。
本作はさらに少なかったんじゃないかな。
もったいないなぁ・・・。

いろんな要素を見せたいのも分かりますが、求められている物をしっかりと
みせてこそでしょう!?

アクションは◎。
ストーリーは×。
前作と本作はストーリーの繋がりはあるので、アクションだけまとめて1本にしたら
もっと良い作品になったと思います(苦笑)。
ざーんねん。


≪点数≫
  4点
                                           (14.01.02鑑賞)


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No.888 『トライアングル』
No888 『トライアングル』

2009年制作 英/オーストラリア
監督:クリストファー・スミス

≪キャッチコピー≫
『私が私を殺し続ける』

≪ストーリー≫
友達に誘われヨットセーリングに出掛けたジェス(メリッサ・ジョージ)だったが、
嵐に襲われヨットが転覆してしまう。
運良く助かった彼らの前に大型客船が現われ、助けを求めて乗り込んでみると
直前まで人がいた形跡はあるものの、なぜか人の姿がまったく見えなかった。
一行が船内を探索していると、突如覆面をした人物が現われ次々に殺されていく。

≪感想≫※ネタバレあり
惜しい!!

2014年最初の鑑賞作品はこちら。
タイムトラベル物のサスペンススリラー。

のっけから大きなネタバレしますが、つまるところ本作のストーリーは、
ジェスが同じシチュエーションから逃れられないというお話。
冒頭、仲間と船で出かけるも転覆。
おっきな船に助けられるも仲間が殺される。
殺した犯人は実はジェス本人で、しかもそれは未来のジェスが
船から逃れるためな訳で・・・。
ジェスが船から逃れることができたんだけど、それも実はもっと前のスタートの時点。
お家から船へ乗り込むまでの行動も、未来のジェスの行動が影響していた訳で・・・。
みたいな・・・。

まぁ、この設定自体は胸躍るんです。
タイムパラドックス的なね。
頭を使いながらパズルを組み立てていく過程が気持ち良かったりして。
本作に関しては、物語序盤でオチもそんな感じだろうなって思ったし、
それがバレたところで、着地さえ綺麗にしてくれれば良かったんです。
大オチをどうビックリさせてくれるのかをね。
本作にはそれが無かったんだよなぁ・・・。
そしてそれが無かったせいで、細かいところまで気になりだしちゃって。
「あれれ?じゃああの時の事はどこに繋がるの?」
「なんで、一人で解決しようとするの??」
「周りの人の理解力の無さはなぜ???」
等々。
最終的には、
「そもそもスタートはどっから始まっているのか?」
という根本的な引っ掛かりに陥ってしまって・・・。
とにかく納得いかなかったんですよね。

雰囲気的、大ざっぱにはストーリーも着地も良い感じではあるんです。
ただ前述した引っ掛かり等があったのでなんだかモヤモヤしてしまう。

以前観たサンドラ・ブロック主演の「シャッフル」を思い出しました。
あれも設定は良かったけどちょっとなぁ・・・と言う作品でしたね(苦笑)。

プロットは良い感じなだけに
「惜しい!!」
作品でした。
脚本を書きなおして出直してくれぃ(苦笑)。


≪点数≫
  4点
                                           (14.01.01鑑賞)


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2013年鑑賞作品総括(ベスト・ワースト発表)
2013年鑑賞本数は169本。
日課のごとく鑑賞しています。
劇場鑑賞は12本。
月1回ペースですね。
丁度良い感じ。

さてさて。
毎年、年間総括としてベスト10&ワースト3を発表していましたが、
今回は趣向を変えまして、順不同で良かった作品を10作品、悪かった作品を
4作品の発表にしたいと思います!!
2013年に観た作品は、良作・傑作が多くって順番を決めるのが難しかったんです・・・。
嬉しい悲鳴・・・。
なのでここで挙げた10作品はどれもベスト級の作品達となっております。

まずはベスト部門。

その1
アベンジャーズ
今まで観てきたシリーズ作品の集大成。
あの作品のあいつや、あいつやあいつが集まってワイワイやっている。
それがちょーカッコよくって!!
レビューを読んでも分かるようにテンションがめちゃくちゃ上がりました!!

その2
ローラーガールズ・ダイアリー
ベタな青春ガールズムービーでしたが、とっても爽やかな良作。
主演したエレン・ペイジも大好き。
監督は女優のドリュー・バリモアさん。
多才ですねぇ。

その3
エグザイル/絆
大好きジョニー・トー作品。
2013年に入って初めて知った監督さん。
4本ぐらい観ましたがその中でも本作が1番良かったです。
男くさーい大傑作!!

その4
ワイルド・スピード EURO MISSION
昨年急に訪れた訃報。
主演されているポール・ウォーカーが亡くなられましたね。
とても大好きだった本シリーズから、ポール・ウォーカーがいなくなるのは
残念でなりません。
哀悼の意も込めて。

その5
ライジング・ドラゴン
大好きジャッキー・チェンの最後のアクション作品。
今まで本当にお疲れ様でした。
次はどんな形で僕らを楽しませてくれるのでしょう。
期待しております!!

その6
ドライヴ
これまたすっげえカッコ良かったです。
ライアン・ゴズリング演じるドライバーにシビれまくり!!

その7
シュガーマン 奇跡に愛された男
ドキュメンタリー作品。
このシュガーマンに起こる奇跡に震えました。
ただ、このシュガーマンの人間性も素敵だったんだよなぁ。
日々誠実に生きている感じがね。

その8
クロニクル
特殊な撮影方法(ファウンド・フッテージ)を巧みに活かした作品。
ストーリーも良くできていて、これも傑作でした。

その9
パシフィック・リム
大傑作。
ファンタジーなんだけどリアルなロボット祭り。
テンションアガりまくりでした・・・・が。
映画館で観れなかったのだけ悔やまれる・・・。

その10
ゼロ・グラビティ
先ほどの「パシフィック・リム」とは逆に映画館で観て度肝を抜かれました!!
3Dデビューが本作で本当に良かった!!

ベストは以上10作品。
全体的に見ると、やっぱり祭り感あふれる作品は大好きですね!!
次点を挙げると「キャビン」や「シュレック」シリーズ、「アジョシ」「ムーンライズ・キングダム」。
他にも「SR サイタマノラッパー」シリーズ、「LOOPER/ルーパー」「バットマン」シリーズ等々。
2013年は本当に傑作が多かったです。

そして申し訳ないですがワースト部門。
その1
20世紀少年』シリーズ
これはいかん、いかんぞーー!!
豪華キャスト以外はぜんっぜん面白くなかったです・・・。

その2
ゲゲゲの鬼太郎
これもいかん、いかんぞーー!!
実は本作が2013年最後の鑑賞作品。
最後の最後に地雷を踏んでしまいました・・・。

ワーストは以上4作品(「20世紀少年」は3作全て)
どちらも邦画か・・・。
頑張れ邦画!!

という訳で2013年総括はおしまい!!
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総括 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.887 『ゲゲゲの鬼太郎』
No887 『ゲゲゲの鬼太郎』

2007年制作 英
監督:本木 克英

≪キャッチコピー≫
『鬼太郎史上、最大のピンチ!』

≪ストーリー≫
妖怪世界で父親の目玉おやじや妖怪仲間たちに囲まれて暮らす鬼太郎(ウエンツ瑛士)のもとに、
ある日、妖怪ポストに投函された手紙が届く。
助けを求めたのは小学生の三浦健太。
健太が暮らしている団地では、テーマパーク建設のための工事が始まって以来、
不気味な妖怪たちが出現し、住民を恐怖と混乱に陥れているというのだ。

≪感想≫
まず僕の鬼太郎との思い出について少し。
小さいころ、鬼太郎アニメにドハマリして、本やらおもちゃやらたくさん買いあさっていたわたくし。
妖怪が大好きで思い入れが強いわたくし。
そんな僕がちょっと楽しみにして鑑賞した本作。

なんじゃこりゃ!?
こんなにテキトーに作って良く平気でいられるな!!
くっそーーー・・・。

まず各キャラクターについて。
鬼太郎をウエンツ君が演じたのは別にいいんです。
見た目については全然良いんじゃないかって思ったんです。
ただね、キャラクター(性格)が全然思っていたのと違ーーーう!!
まず鬼太郎は自分の事をオレって言わないんじゃないか?
とか、
人間の女の子にこんなにあからさまに興味を抱くか??
ネコ娘をあんなにぞんざいに扱うなんて!!
等々。
ザラザラしててなんか気持ち悪かったなぁと。
他にも一反木綿の声を柳沢慎吾さんが吹替えを担当していたのですが、これもちょっとなぁ。
ちなみに目玉の親父はアニメ版と同じ方が担当されていて、
おそらく誰もが想像するあの声!!
それなら一反木綿もアニメ版の
「鬼太郎しゃーん!!」
って鹿児島弁で話して欲しかったなぁ。

他のキャストは良かったです。
特にネコ娘、砂かけ婆、子泣き爺は◎。
大泉洋さん演じるビビビのねずみ男も良かったですね。
実はよかった点はこの4人のキャストぐらいで。

あとはもう、ほんとに好きじゃない感じ。
と言うか、適当に作ったんじゃないか感がハンパなくって。
例えばストーリーについて。
イマイチ繋がりも悪く、ツッコミ所満載で、知らないままに終わってしまうみたいな。
作る時点で、誰も注意しなかったのかって思うぐらい。
クライマックスも平板で見応えもない。

例えば、ストーリーに重きを置いていないのであればアクションとか見た目の部分で
楽しませればいいじゃないですか。
それもなかったんですよねぇ。
鬼太郎のロマンス話も中途半端で不必要に感じたし。
どこを楽しめばいいのか分からない・・・。
そのせいで重箱の隅をつつくかのごとくツッコミがドンドン生まれる。
天狗ポリスって名前はダサくないか・・・。
敵キャラがなんでずっと人間のカッコなの・・・。
狐のボスのあのカッコもおかしくないか・・・。
溢れるツッコミ所。

本作は子供向けかな。
しかも小学校低学年くらいまで。
それ以上になってしまうと、正直つまんなく感じるんじゃないでしょうか・・・。

そして本作、なんと続編が出てるみたい。
観たくないけど、ここまで批判したら観なきゃなぁ・・・。


≪点数≫
  2点
                                           (13.12.29鑑賞)


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No.886 『ロンドンゾンビ紀行』
No886 『ロンドンゾンビ紀行』

2012年制作 英
監督:トッド・フィリップス

≪キャッチコピー≫
『女王陛下のゾンビ退治大作戦』

≪ストーリー≫
不況のあおりを受けて、祖父のレイ(アラン・フォード)が入居する
老人ホーム「ボウ・ベル」が閉鎖されるのを知ったテリー(ラスムス・ハーディカー)と
アンディ(ハリー・トレッダウェイ)の兄弟。
ホームと祖父たちを救う資金を稼ごうと銀行強盗をもくろむが、
なぜかゾンビが大量に出現してロンドンは大パニックに。
祖父の身を心配するテリーたちだが、その予感は的中。
ボウ・ベルにもおびただしい数のゾンビが押し寄せており、レイやほかの入居者たちが
壮絶なサバイバルを繰り広げようとしていた。

≪感想≫
ゾンビ対老人!?
こんな予告に惹かれて鑑賞。

コメディタッチの本作。
爽やかと言うか重さの残らない良作でした。

まず本作に出てくるゾンビたちはノロノロゾンビ。
ちょうどいいぐらい(怖さが程よく無い)の強さ。
なんせ、歩行困難なじぃちゃんがギリギリ逃げれるぐらいの速さ。
しかもゾンビたちに蹴ったり殴ったりできて、スキさえ見せなければ何とかなりそうな。
ここら辺は良い塩梅。
ハラハラしながらもほっこり観ることができる。
ちょっとエグめのゴア描写も前述したふわり感があるので気にならない。
楽しく観る事ができたんです。

ストーリー展開について。
冒頭、登場人物の多さになかなかキャラ立ちができない。
「こいつはいる必要があるのか?こいつも必要か??」
なんて思っていると、タイミングよく死んでいく。
巧いですねぇ・・・。
受け手のニーズと送り手のやりたい事が見事にマッチ。
ここら辺は◎でした。

ぽつぽつと放たれる小ネタも良い感じ。
予告で何回も見た、じぃちゃんが歩行器を使ってゾンビから逃げるシーン。
頭に金属の入った男がゾンビになってしまって、拳銃がきかないシーン。
じぃちゃんばぁちゃんが銃を乱射するシーン。
スカッとしたしクスクスと笑えてこちらも◎。

物語の締め方も良かったですね。
あそこでじぃちゃんを殺さなかったのは正解でしょう。
ちゃんと今までのテイストと整合性をとったエンディングには好感が持てました。

とまぁ全体的に良い感じ。
欲を言わせてもらうと、もっとド派手にドンパチやってもらえると楽しかったかな。

ハラハラドキドキゾンビ映画ではなくほっこりワクワクゾンビ映画でした。
あっと。
エンディングテーマも楽しくって良かったなぁ。


≪点数≫
  7点
                                           (13.12.29鑑賞)


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No.885 『グッモーエビアン!』
No885 『グッモーエビアン!』

2012年制作 邦
監督:山本 透

≪キャッチコピー≫
『ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?』

≪ストーリー≫
元パンクバンドのギタリストのアキ(麻生久美子)と、娘で15歳のハツキ(三吉彩花)は、
友達のような関係。
ある日、ヤグ(大泉洋)が海外から2年振りに二人のもとへ帰ってくる。
ハツキは、自由気ままなヤグと、それを笑い飛ばして許すアキに対し、イライラしてしまう。
そんな中、親友トモがハツキとけんかしたまま転校してしまい、さらにはアキとヤグの過去を
知ることになり……。

≪感想≫
良い作品なんですけど個人的には受けつけない感じ・・・。

家族にはいろんなカタチがあって。
自分に正直に生きる事はもちろん大切。
子どもに選択させてあげるのももちろん大切。
家族のカタチっつーのはそれぞれ違うんです。
どれが正解なんてのは本人たちが決めればいーんです。
そんなメッセージがガンガンに伝わってくるんです。
分かっている。
分かっているんだけど、何だかなぁ。
ツメが甘いのか、
「いや、けどね。」
って言いたくなっちゃう。

破天荒のヤグや母親のアキの行動(特にアキ)の行動に未熟さを感じたんですよね。
もちろん、アキもまだまだ若いからしょうがないっちゃあしょうがないんですが。
社会と言う枠から外れるだけがロックじゃねぇなんて思っちゃったんですよね。

とはいえ先に挙げたとおり、分かる部分もたくさんあるしラストは収まるところに
収まってジンとさせられる。
めでたしめでたし。

ただなぁ・・・なぁんか観ていてザラついてしまったんですよね。
なんでだろう・・・汚れちまったのかなぁ・・・。
とほほほほ。

ストーリーやメッセージは置いといて。
キャスティングは絶妙でした!!
空気を読まないウザキャラなヤグを演じた大泉洋さん。
これはベストキャスティングでしょう。
ピッタリはまっていましたね。
あとはハツキもハマっていたし友人のトモちゃんも良かったです。
トモちゃんを演じたのは今が旬の女優・能年玲奈さん。
なんじゃこの透明感。
そりゃ人気もでるわな。
後は、アキを演じた麻生久美子さんも相変わらず綺麗だったしね。
キャストは本当に素晴らしかったです。

ちょっと批判的なレビューになってしまいましたが基本的には良い作品でしたよ。
ただ受け手(僕)の器が小っちゃかっただけです(苦笑)


≪点数≫
  6点
                                           (13.12.28鑑賞)


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No.884 『ハングオーバー!!! 最後の反省会』
No884 『ハングオーバー!!! 最後の反省会』

2013年制作 米
監督:トッド・フィリップス

≪キャッチコピー≫
『もう しません。』

≪ストーリー≫
何かとトラブルを引き起こしてばかりのアラン(ザック・ガリフィナーキス)。
そんな彼の父親が心労を募らせて急死したのを機に、
フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、
ダグ(ジャスティン・バーサ)はアランの施設収容を決行することに。
だが、施設へと向かう途中でギャングに4人が誘拐されてしまう。
困惑するフィルたちに、ギャングのボスはアランがメル友として親交のある
アジア系ギャングのチャウ(ケン・チョン)が盗んだ金塊を取り戻すよう命じる。

≪感想≫※ネタバレあり
大人気ハングオーバーシリーズ第三段!!
一作目でその面白さを堪能し、二作目で僕の倫理観とマッチせず・・・。
さぁ最終作となる本作は・・・。

うーーん、まぁまぁまぁ。

本作、ネタが尽きたのか今までの二日酔いパターンではなくスタンダードでシリアスな作風に。
ん・・・?そもそもこのシリーズって、二日酔いからのパターンで人気を博したんでは??
こりゃもともこもないぜ!!
残念、無念・・・。

ストーリーについて。
このシリーズには欠かせない中国人マフィア・チャウが本作でも大暴れ。
もう殆ど、この人とアランの為のシリーズと言っても過言ではないかもね(苦笑)。
ただ、本作でのチャウはあんまり好きになれなかったんですよね。
なんか前作まではちょっと根は良い奴なのかななんて思ったのですが、
本作では、それが無くって「なんかイケスカねぇ奴」になっちゃっていて。
こちらもちょっと残念。

流れはいたってシンプル。
そこにお馴染みの小さな笑いを散りばめる。
ここら辺の笑いは相変わらずで思わず吹き出しちゃいました。

一作目からの流れも汲んでいて良かったですよ。
特にラスベガスで一作目に出てきた赤ちゃん(カルロス)の成長を観る事が出来たのが嬉しい!!
しかもこのカルロス、本当に一作目に出ていた赤ちゃんをそのままキャスティングしてくれていて。
このカルロスが尋常じゃなく愛くるしくって可愛らしいんです。
ほっぺがお餅みたいで可愛くって可愛くって。
こういうサプライズは嬉しいですね。
その流れならどうせならマイク・タイソンも出してあげてよなんて思ったり。

物語は最後まで、良く言えばシリアス寄りに、悪く言えば本シリーズの良さを殺し進んでいく。
そしてラストはホロリへと着地。
今までの展開を忘れさせてくれるようなグッとくる展開。
終わりよければってなもんか。
ただ、この展開嫌いじゃないかもなんて思っていると・・・。

エンディングを迎えてスタッフロール後のあのオマケシーン。
「おぉーーーー!!これぞハングオーバーシリーズ!!!」
なんて思わせてくれるシーン。
恐らく観ている多くの人は
「よっ!!待ってました!!」
と思ったのでは。
ただね・・・。
個人的にはこのオマケはいらなかったかなぁ。
本作の着地でホロリときているのにまたこの展開!!
しかもラストの何が起こったのか的展開がけっこうえげつなくって・・・。
ステュに同情しちゃったりね。
やっぱりちょっといらなかったかなぁと。

とにもかくにも現時点でのシリーズラスト作品。
順番的には1>3>2の順番。
いろいろ書いてきましたが、観るならやっぱり全部観たほうが良いですよ!!


≪点数≫
  6点
                                           (13.12.27鑑賞)


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No.883 『アイアン・フィスト』
No883 『アイアン・フィスト』

2012年制作 米
監督:RZA

≪キャッチコピー≫
『鉄の拳でぶっつぶせ!!』

≪ストーリー≫
数多くの部族が抗争に明け暮れる19世紀中国のジャングル・ヴィレッジで、
後継者問題から族長が暗殺されたことを発端にライオン族の内部紛争が勃発。
それは部族内にとどまらず他部族も巻き込んだ巨大抗争へと発展してしまう。
争いの絶えない街の中で唯一平和だった娼館ピンク・ブロッサムでも、
ついにし烈な戦いが巻き起こり……。

≪感想≫
大好きクエンティン・タランティーノプレゼンツ。
ん?
プレゼンツってどこまで関わっているのかな??

監督はラッパーのRZA。
元々カンフー映画が大好きだったので本作制作に至ったとの事。
なるほど確かにカンフー愛、アクション愛に溢れた作品でした。

さて感想を。
舞台は中国。
少林寺的なテイストのバックではヒップホップミュージック。
テンポも軽くスタイリッシュ。
冒頭、バトルシーンが始まり、グシャッ、バキッなゴア描写。
「おっ!タランティーノっぽいかも!!」
なんて少し心踊ったり。

ただ本作の核であるアクションシーン。
ちょっと物足りなかったかな・・・。
ワイヤーアクションを多用していたのですが、撮り方のせいか迫力を感じる事が
出来なかったんですよね。
スローモーションを活用していたからかな。
どうせならもっとスピーディーに展開させた方がカッコ良かったかなと。
アクションシーンは良かった所もありましたがもうちょっと頑張って欲しかったです。

次に主要キャスティングの方々について。
RZA、ラッセル・クロウ、ルーシー・リュー、ジェイミー・チャン等々。
イケてるメンバーたち。
中でもルーシー・リューはカッコ良かったですねー。
ルーシー・リューのアクションはカッコよくて好きでした。
アクションで言えば双飛(ジェミニ)夫妻のアクションも良い感じでしたよ。
プロレスラーのデヴィッド・バウティスタもレスラーらしい肉体感で見応えありました。
ただ彼の場合は演じたキャラクターがね・・・。
一人だけあまりにもファンタジー過ぎて(苦笑)
ラッセル・クロウとRZAはもう少し見応えがあっても良かったかな。

あと本作は血がブシャー等、ゴア描写がたくさん出てきましたが、
あまり気分を害する感じではなく。
これはタランティーノ監督の作品にも言えるのですが、あまりにもド派手に
演出されているおかげでショー的感覚で観れました。
「よっ!!待ってました!!」
みたいなね。
痛みが伴わない感じ。

とにもかくにもタランティーノ色強めの本作。
物足りなさも感じましたが何気に楽しめました。


≪点数≫
  6点
                                           (13.12.27鑑賞)


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