2014-01-31 Fri

2004年制作 米
監督:デヴィッド・S・ゴイヤー
≪キャッチコピー≫
『これが最後の戦い。』
≪ストーリー≫
ヴァンパイア・ハンターのブレイド(ウェズリー・スナイプス)は、ヴァンパイアを追いつめるが、
群集に目撃され、その一部始終を録画されていた。
FBIから連続殺人鬼として追われる身になったブレイドは、逮捕されるのだが……。
≪感想≫
ウェズリー・スナイプス主演の「ブレイド」シリーズ第3段。
とりあえず現時点での最終作ですかね。
第一弾、第二弾とドンドン面白くなってきている本シリーズ。
さて本作は・・・。
なんじゃこりゃ。
急に面白くなくなったなぁ・・・。
本シリーズはいつも書いているようにウェズリー・スナイプスのPV的要素も大きくて。
本作に関して、あまりそこに楽しみを感じられなかったんですよね。
僕が飽きたのか、演出が弱かったのか・・・。
その楽しみ方に求心力を失った今、ストーリーや設定の粗が気になりだす。
例えばブレイドの強さについて。
敵をバッタバッタとなぎ倒すほど強かったかと思えば、一般の警察官に囲まれて
つかまっちゃう弱さがあったり。
「え?こんな弱かったけ??」
「え?こんなに強いんだったらさっきのアレは何だったんだ??」
等々。
イマイチ、強さの天井が分からなかったです。
今回のボスキャラ(ドラキュラ)に関してもそう。
メチャクチャ強いのに、こんな事するか?的展開が多すぎ。
何でしょうね。
主要キャラクター達の位置づけもちょっとね。
例えば味方グループの盲目の女性がいたのですが、盲目である必要あるのか?
とか。
前作まで主要キャラとだったウィスラーをこうもあっけなく殺しちゃうか??
とかとか。
前作はしっかりキャラ立ちで来ていただけに残念。
監督さんが違うからかな。
まぁでもちょっと嬉しかった登場人物もいて。
昔、何かの作品のレビューの時に自分が大学生の頃、アメリカのプロレス(WWF)に
ハマっている時期があったというお話を書いたのですが。
その時に観ていたレスラーHHHが敵役で出演してるではありませんか。
プロレス技も少しだけ披露していたのでちょいとアガりました。
ドラキュラ役の俳優さんもどっかで見たことあるなーっておもったら、アメリカドラマの
「プリズンブレイク」のお兄ちゃんを演じていた人ですね。
本作、全体的に盛り上がりに欠けたかなって感じなんですよね。
新しい武器とか出てきてちょっと「おっ!?ちょっとカッコいいかも」なんて思ったけど
そこが上手く活用されなかったり。
ちょっとも一つ残念だったなぁと。
とは言えシリーズ物としてやっぱり面白かった部分もあったし、前作なんかは
とても楽しめたので観る事ができて良かったです。
≪点数≫
5点
(13.12.26鑑賞)

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