2014-01-07 Tue

2009年制作 米
監督:サム・ライミ
≪キャッチコピー≫
『何故? どうしたら? 解けなければ、死。』
≪ストーリー≫
ライバルに勝ち、銀行で昇進したいクリスティン・ブラウン(アリソン・ローマン)は、
上司に仕事ができることをアピールする必要に迫られていた。
そこへ、ジプシー風の老人(ローナ・レイヴァー)が不動産ローンの延長願いを申し出る。
クリスティンが拒否すると、老人は態度を豹変。
敵意をあらわにし、クリスティンに飛びかかる。
≪感想≫
映画ブログを書いていらっしゃるYANさんよりおススメがあったので鑑賞して観ました。
これってホラー?
と言うかホラーコメディ??
観る人を楽しませるため頑張っていた良作でした。
怖い所は確かに怖かったりもするんです。
例えば定番の音での聴覚的怖がらせや、突然ババァがドンって映り込む視覚的な怖がらせ。
ポイントはキッチリと押さえていました。
そして怖さだけではなくコメディ部分。
こりゃもうコントかと思わせるような。
例えば、寝ている所のハエが鼻の中に入ったり。
例えば、鼻血がブシューって吹き出したり。
例えば、ババァの目ん玉がビヨーンってなったり。
例えば、クライマックスあたりのヤギの、のほほん表情だったり。
他にも他にも。
ババァ絡みのシーンはオモシロポイントがたくさんありました。
観ていて思わずプププッてね。
グロもあったんですが、グロと言うよりキモの方が強かったかな。
ゲロゲロ演出はちょっと観ていて不快感が・・・。
まぁそれも許容範囲か。
これもバランスが取れていると言っても良いのでしょう。
ストーリーもキッチリしていましたね。
そもそもこのクリスティンはぜんっぜん悪くないんですよ(苦笑)。
この悪い奴になりきれない感が、そこかしこにいそうなタイプでね。
同情しつつ鑑賞してました。
ラストはああなっちゃったけど映画的にああいう終わり方がいいんだって
それこそ同情しつつも
「しょうがないよ、すまんが死んでくれ!!」
なんつって(苦笑)。
とにかくエンタメ、ホラー、コメディと全てにおいてバランスが良い。
B級感漂う本作。
掘り出し物ですね。
教えてくれたYANさんに感謝!!
≪点数≫
7点
(13.11.24鑑賞)

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