2013-12-30 Mon

2008年制作 米
監督:ピーター・シーガル
≪キャッチコピー≫
『「世界を救う」って・・・誰が!?』
≪ストーリー≫
アメリカ極秘スパイ機関“コントロール”が国際犯罪組織に襲撃され、
スパイたちの身元が明るみになってしまう事態が発生。
そこでコントロールのチーフ(アラン・アーキン)は、
分析官のスマート(スティーヴ・カレル)をエージェントに昇格させ、
整形したばかりの美女、エージェント99(アン・ハサウェイ)とコンビを組ませる。
≪感想≫
本作、1960年代にアメリカで製作され日本でも放映された同名の
人気テレビドラマ『それ行けスマート』が原作。
ふーん、聞いたことないなぁ・・・。
さて作品について。
掘り出し物みっけ!!
ジャンルはコメディアクション。
基本的に洋画のコメディ(特にアメリカ)って、なかなか受け入れにくい部分もあるんですよね。
笑いのツボがズレているというか。
本作もまぁ、そんな感じだったんですが、所々笑える部分もあって○。
ゲラゲラとまではいきませんがクスリクスリとね。
主演のスティーヴ・カレル。
実は、以前「エンド・オブ・ザ・ワールド」を観た時も少し思ったのですが、物語中盤ぐらいまで、
なんだかスティーブ・カレルの顔を受け入れられないんですよね。
表情とか動きとか・・・本作で言えばコメディシーンを頑張っている時とか・・・。
だけど終盤になると好きになっているから不思議だなぁと。
本作で言えば、最終的には応援しちゃっているんですよね。
なかなか面白いじゃねーかってね。
アクションシーンについて。
コメディ色が強いから、あんまりアクションには期待してなかったのですが
これがまた良かったです。
クライマックスのカーチェイスシーンは意外にド派手で良かったですね!!
大好きなロック様ことドウェイン・ジョンソンも出ていたからかな。
彼のアクションはちょっとの動きでも豪快に見えるから見応えあるんだよなー。
さすがプロレスラーですな。
ストーリー展開について。
先日、「ブラインドマン その調律は暗殺の調べ」を観た時に、
終盤の展開のしょっぱさにちょっとガッカリしたのですが・・・。
本作はまったくその逆。
序盤中盤はイマイチ乗り切れなかったんです。
笑いも時折訪れるクスリ笑いだし、派手さにも欠けていたしね。
ただ終盤になると・・・。
いやぁー面白い!!
尻上がりに良くなるとはこの事か。
以前観たコメディ映画「ペントハウス」の感じに近いかな。
ストーリー、アクション、笑いのバランスがとても良い感じ。
構成が巧いんでしょうね。
とにもかくにも何気に、そして意外に楽しめた本作。
こういうご褒美があるから映画観賞がやめられない。
余談ですが。
サブキャラクターで人気ドラマ「HEROES」のマシ・オカが出演していましたね。
彼と相方のネイト・トレンスとのスピンオフ作品があるらしいです。
なるほど納得。
確かに良い仕事してたもんなー。
≪点数≫
8点
(13.11.23鑑賞)

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