2013-12-20 Fri

2011年制作 米
監督:トッド・フィリップス
≪キャッチコピー≫
『飛べ、異国の地へ!! 飛ぶな、昨夜の記憶!!』
≪ストーリー≫
フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、
アラン(ザック・ガリフィナーキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)の4人は
ステュの結婚式に出席するため、一路タイへ。
ラスベガスでのバチェラー・パーティーの二の舞を避けようと、
ステュはつつましいブランチを計画していた。
しかし、翌朝二日酔いで目覚めると部屋はメチャクチャ、
新郎の顔には入れ墨が刻まれ、花嫁の弟は行方不明、代わりに1匹のサルがいて……。
≪感想≫
大好きハングオーバーシリーズ第二弾。
前作が話題通り、いやそれ以上に楽しんで、いざ第二弾と挑んだわけですが・・・。
んんーーーー、何だか嫌いかも・・・。
作りは殆ど一緒なんです。
友人の結婚式の前日にバカ騒ぎして記憶喪失。
起きたら嫁の弟テディの失踪、顔にはタトゥーが、頭は坊主頭に。
そして見覚えのないチビザル君が・・・。
さぁこの散りばめられた謎をどう解き明かすか・・・。
そもそもこのシリーズはこの謎を解き明かしていくのが気持ち良いんですよね。
その中に面白おかしくサプライズを交えながらね。
本作でもそのサプライズは満載で。
まず謎のお坊さんとのくだりはニヤニヤしながら観ていたし。
前作でも出ていたチャウ。
こいつのキャラクターは最高に面白くってね。
前作に引き続き出演してくれたマイク・タイソンとのやり取りも楽しめました。
お荷物おバカのアランも、観ているこっちがハラハライライラしながらも微笑ましくみてしまう。
(空気の読めなさには多少腹立ちつつも(苦笑))
エンドロールの実はこんなことになってました的スライドショーも抜群に面白い。
基本的には前作に引き続き楽しめたんです。
ではなぜ「嫌いかも」になったかというと・・・。
何点か冗談が、遺恨を残しそうな冗談で笑えなかったんですよね。
むしろ、納得いかなかったというか。
まず、テディの指の件。
彼は結局指を一本失っているんです。
それを和気あいあいとバンコクのせいさで済ませちゃダメでしょう。
良い思い出だろうみたいに済ませちゃいけないでしょう。
なんかそこがすごーく軽んじられているようでモヤモヤっとね。
次に義父の立ち振る舞い。
お義父さんはステュの事あんなにも馬鹿にしてたんですよ。
それが急にステュの啖呵を聞いて許しちゃうなんて。
息子の指が無くなって、前日までなかった婿の顔にタトゥーが入っているのにもかかわらずですよ!!
普通はさらに激怒しそうなものですが・・・。
あとはニューハーフのくだりもあまり笑えなかったしね。
ちょっと品が無さ過ぎてひいちゃいました・・・。
その数点の引っ掛かりが一気に気持ちを萎えさせたんですよね。
後味があまり良くないなって。
まぁ全体的な作りはやっぱり好きなんです。
なので次回作は必ず観ようとは思っているし楽しみにもしています。
ただ本作に関しては、ちょっとなぁ・・・。
残念無念!!
≪点数≫
3点
(13.11.03鑑賞)

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