2013-12-16 Mon

2012年制作 米
監督:スコット・デリクソン
≪キャッチコピー≫
『8mmフィルム(フッテージ)の<呪い>が、こころを狂わせる――。』
≪ストーリー≫
作家のエリソンは、妻と子どもの一家4人で郊外の家に転居してくる。
そこは一家が首をつるという残酷な事件の現場となった家で、
エリソンは事件に関する新作を書くために越してきたのだった。
その夜、エリソンは屋根裏部屋で映写機と8ミリフィルムを見つける。
フィルムには楽しそうな家族が、一転して首をつられていく様子が記録されていた。
≪感想≫
未だホラー映画の見方が分かっていないわたくし。
絶賛とまではいきませんが良い作品でした。
以前観た「インシディアス」に少し似ていたかも。
ある一家が引っ越した先で謎の現象が起こり始める的な。
「インシディアス」よりはこっちの方が作りが上手だったように思います。
緊張の持続が続く作りで良かったです。
主人公が屋根裏で見つける8mmフィルムの数々。
そこには、様々な一家惨殺のシーンが映し出されていて。
そのシーンが段階的に怖くなっていたんです。
エグくなったと言ってもいい。
まずは絞首から始まり、車に閉じ込め放火、プールの中に沈める、喉元への刺殺。
観ていてどんどんいやぁーな気分になったり。
ここら辺の作り、見せ方が巧いなと。
そして中盤。
これは恐らく誰もがツッコむであろうあのシーン。
ドリフ世代が観たら思わず吹き出すあのシーン。
「志村、うしろーーー、うしろーーーー。」
ならぬ
「イーサン、うしろ、うしろーーー。」
的な。
あそこだけは僕にとってはコメディ、と言うかパロディでした(笑)
さあ終盤。
途中、パロディシーンで思わず吹いたにしろ、それまで良い緊張感を保ってのクライマックス。
うーーーん・・・。
ちょっと、盛り上がりに欠けたかな・・・。
もっとドンガラガッシャン、やって欲しかったですね。
綺麗に着地はしたのですがもう少し歪さがあっても良かったかなと。
ホラー作品を少しずつ観てきているのですが。
めちゃくちゃ絶賛作品に出会っていない。
時々、僕のレビューで出てくる「キャビン」はすっごい好きなんですが、
あれはどちらかと言うとホラーじゃないもんなぁ。
基本的に幽霊や超常現象を体験したことが無いからかな。
ピンとこない部分もあったりして。
驚く部分も視覚的な見た目の部分であったり、聴覚的なシーン・・・からの「ドン!!」だったり。
うーーん。
もうちょっと色んな作品を観てみようかな。
≪点数≫
6点
(13.11.02鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト