2013-11-24 Sun

2005年制作 米
監督:クリストファー・ノーラン
≪キャッチコピー≫
『その男は「闇」から生まれた──。』
≪ストーリー≫
両親を殺害されたブルース・ウェインは、世の中に幻滅し、不当な闘いを終わらせ、
弱者を餌食にする悪党を倒すことを心に誓う。
≪感想≫
今更ながらバットマンシリーズを全部観てみようと思って。
今回は第5弾。
本作から監督もクリストファー・ノーランへ変更。
こっから3部作の始まり。
なるほど。
監督が代わるとここまで違いますか。
前作までは、アメコミ色、これぞマンガ作品といった感じでした。
本作は、その部分をできるだけ削ぎ落として、どちらかと言うとリアリティの強い作風に。
例えばバットマンシリーズの肝ともいえる敵達。
前作まではジョーカーやペンギン、キャットウーマンらをアニメチックな描き方で。
本作では、スケアクロウ、ラーズ・アル・グールをよりドラマチックでリアルな描き方で。
例えば世界観。
前作まではゴッサムシティといういかにも架空の都市を舞台に描いていましたが、
本作では、そのゴッサムシティが虚構ではなく実在する都市かのごとく描いていました。
このリアリティの強さがより見応えのある作品に仕上がっていたかと思います。
3部作の1作目という事で、本作は助走と言ったところ。
バットマン、ブルース・ウェインのルーツを深く掘り下げたストーリーでした。
今まで、その事については特に掘り下げていなかったので良かったです。
ブルースは心に闇を抱えていながらも、信念のために戦う。
これまでのヒーローとはちと違うダークヒーロー。
なるほどねと。
次回作を観るのが楽しみですな。
さて、物語ラストでは次回作の布石が描かれていましたね。
巷では伝説的悪役ジョーカー。
このジョーカーは、第1作目でも出ていましたが、このノーランシリーズのジョーカー。
非常に楽しみですが、くらぁーくなりそう・・・。
ワクワクドキドキです。
おっとそうそう。
本作では日本の名俳優、渡辺謙さんが出演されていましたね。
ただ、あまり活躍しなかったー!!
もっと活躍させてほしかったです・・・。
残念!!
≪点数≫
8点
(13.10.05鑑賞)

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