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No.836 『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』
No836 『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』

2010年制作 邦
監督:入江 悠

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
今では群馬の実家を手伝いながら退屈な日々を送るアユムも、高校時代は女子だけで
結成されたラップグループの一員だった。
だが、ヒップホップ音楽に夢中だった仲間たちも卒業後は散り散りになってしまう。
そんなある日、アユムはかつての仲間ミッツらと共に、再度一夜限りのライブを
行おうと思い立ち……。

≪感想≫
やっぱり大好き、このシリーズ。

前作のあの苦々しくて痛々しくもあの応援したくなる感じ。
あいつらにまた会いたい感じ。
本作でもまた新たに魅力的なキャラクター達の登場です。

前作の埼玉に引き続き本作は群馬。
そして主となるラッパーたちは20代後半を迎えた女の子たち。

うだつの上がらない生活をしている5人の女の子。
現状にもがき苦しみながらもキラキラ輝いていた学生時代を思い出し、
ラップグループを再活動することに。
このもがき苦しんでいる現状。
これがまた痛くって痛くって。
女性という事もあるのでしょうが、前作のボンクラ男子に比べると、より痛々しく感じました。

前作は夢をあきらめきれないボンクラ男子が、色々ありながらもやっぱり
ラップをするのが諦めきれないというストーリーでした。

本作もそうかと言えば、実はそういう作品では無かったように感じます。
本作におけるラップの立ち位置。
それはラップを使って自分の中にあるモヤモヤを吐き出すツール。
自己を表現するうえでの一番有効なツール。
そういう描き方をしていたのではないでしょうか。
このモヤモヤグズグズしている現状。
ラップと言うツールを通して、それを受け止め吐き出す。
これからも続くであろう苦々しいと思っていた生活を続けていくために。

くぅーーーー、グッときますね。

やっぱり大好きですこのシリーズ。
観終わってあとに色々思い出したり、考えたりしてグッとくるんですよね。
前作に比べ、少しフィクション性が強く感じましたが、身近感があるんです。
特に前作の彼らは、今もどこかでボンクラな生活を送りながらラップをやってんだろーなって。
どこかドキュメンタリー作品を観ているような。

彼ら彼女らが歌う主題歌をYouTubeでガンガン観ては思い出しております。

本当に良作。
次回作が楽しみです!!

≪点数≫
  8点
                                           (13.09.14鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)