2013-10-27 Sun

2012年制作 米
監督:ジャック・ヘラー
≪キャッチコピー≫
『いま、ゲームの世界の"裏側"で"悪役キャラ"ラルフの冒険が始まる!』
≪ストーリー≫
アクション・ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の敵キャラを30年間も演じているラルフ。
人々から嫌われている状況にうんざりしていた彼は、自分のゲームの世界を抜け出して
お菓子だらけの世界でレースが繰り広げられるゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界へ。
そこで彼は、仲間外れにされてレースに出ることを禁止されている少女ヴァネロペと出会う。
お互いに孤独を抱えていた彼らは意気投合し、友情を深めていくように。
だが、違うゲームのキャラクター同士が遭遇することはゲーム世界のおきてに背く行為であり……。
≪感想≫
ディズニーアニメ。
昔々、ゲーセンなんかに繰り出しては人のやっているゲームを後ろから覗いていたわたくし。
小学校の頃、兄とファミコンばっかりやていた私。
そんなゲーマーだったあの頃を思い出すことのできた素敵な作品でした。
本作の主役はゲームの中のキャラクター達。
僕らが知っているあいつやあいつ。
具体的にあげると、ストリートファイターのリュウやケン、ザンギエフやベガ。
パックマンやディグダグ、クッパ大魔王やソニック等々等々。
見つけるだけで心踊るキャラクター達がそこらかしこに潜んでいて。
良いですねぇ。
そんな中、少し古めのアーケードゲームの敵キャラ、ラルフがヒーローになるべく立ち上がります。
このラルフと言うキャラ。
ゲームの中で悪役を演じているだけなのに、ゲームの中の住民達にも本当に迫害されていて。
「そこらへんはもうちょっと仲良くやってあげてよー。」
なんて同情したりして。
ラルフは自分がヒーローになるために他のゲームに。
そこでヴェネロペという少女に出会うのですが、このヴェネロペちゃんがなんともキュート!!
ちょっと小生意気でおしゃまさん。
この魅力的なキャラクター力で一気に面白くなりましたね。
しっかし、本作はキャラクター設定が巧かったですね。
ラルフが活躍する「フィックス・イット・フェリックス」と言うゲームの主人公であるフェリックス。
こいつがまたいーーんです。
ラルフは壊し屋。
一方、フェリックスは直し屋。
ゲーム上の設定を別のゲームでも上手く使い分けていて。
本当に名コンビ!!
僕的にこのフェリックスというキャラクターが一押しでした。
ストーリーももちろん良かったのですが、本作の魅力はやっぱり新しさの中から
懐かしさを見つける事ができたという事。
シュガーラッシュというゲームの中にもマリオカートっぽいなぁなんて懐かしさが。
上上下下・・・のくだりには、
「あっ、このコマンド知ってるーー!!」
と言う懐かしさが。
他にも先に挙げたあのキャラやこのキャラ達ね。
懐かしかったなぁ。
本作、甥っ子姪っ子と一緒に鑑賞したのですが、みんな楽しんでいましたよ。
老若男女分け隔てなく楽しめる作品です。
余談ですが、本作の挿入歌にAKB48が担当していましたね。
これ、日本版だけではなく全世界版にも挿入歌として使われているみたい。
AKBの営業力は凄いです・・・。
≪点数≫
8点
(13.09.13鑑賞)

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