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No.819 『渇き』
No819 『渇き』

2009年制作 韓
監督:パク・チャヌク

≪キャッチコピー≫
『この愛、赦し給え──』

≪ストーリー≫
伝染病の人体実験で奇跡的に助かった神父のサンヒョンだったが、
そのせいでバンパイアとなった運命に苦しんでいた。
そんなある日、サンヒョンは友人ガンウに再会し、その妻テジュと強く惹かれ合うようになる。
愛欲におぼれる二人は共謀し、ガンウの殺害を企て……。

≪感想≫
以前観た「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督作。

ジャンルはヴァンパイアもの。
ありがちなポップな恋愛ものか。
はたまた韓国特有の陰鬱ドロドロ作品か。

その実はどちらでもなく独特な空気感を持った作品でした。

物語序盤。
まず聖職者であるサンヒョンがとある実験でヴァンパイアに。
神の使いであるが故の苦悩と葛藤。
そこで登場、幼馴染のテジュ。
二人は瞬く間に惹かれあい愛し合う。
抑圧された心の解放。
ここからテジュ力爆発。
一転二転三転。
最後の最後までのめりこむよう鑑賞。

キャスティングも良かったのかな。
主演の2人はもちろんのこと、テジュの旦那の亡霊も良い味出していたし、
義母さんも良かったですねぇ。

全体的には暗めの雰囲気、重めのテイストだったんです。
僕が今まで観てきた韓国映画を踏襲されているようで。
ただし・・・。
そこには少し軽やかさも交じりあって思わず
「おっ」
ってなったり。
良い意味で肩すかしをくらった感じ。

嫌いじゃないですこの作品。
緊張の持続が巧く続いて、最後まで飽きることなく鑑賞。

パク・チャヌク侮りがたし!!

≪点数≫
  8点
                                           (13.08.04鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(7)