2013-09-21 Sat

2011年制作 伊
監督:アントニオ・マネッティ,マルコ・マネッティ
≪キャッチコピー≫
『拷問反対。』
≪ストーリー≫
2時間で2,000ユーロという高給に釣られ、急に入ってきた通訳の仕事を引き受けた
中国語の翻訳家ガイア。
国家機関で働くという謎めいた男キュルティの迎えを受け、彼女は通訳をする
相手のいる施設へと連れていかれる。
しかし、それは人間ではなく、中国語を話すワンという名の地球外生命体であった。
ワンを地球への侵略をたくらむ宇宙人だと決めつけ、厳しい尋問を休みなく続ける
キュルティの冷酷さに怒りを覚えたガイアは……。
≪感想≫
場所はイタリア。
突然そこに宇宙人。
宇宙人との交流方法は中国語。
なんだこの設定!!
面白そう!!
アイディア一発勝負!!
さぁさぁどうなるこの高いハードルの行方は・・・。
うーーーーん、何だか嫌いかも・・・。
確かに面白くなりそうな要因はたくさんありました。
宇宙人ワンさんのフォルムはキモカワイくて良い感じでした。
翻訳者のガイアも美人さんで良かったです。
取調室というワンシチュエーションでの会話劇も設定としては面白そう。
だけどねぇ・・・。
それらの良い要素を上手く活かせていなかったかなと。
一番の難点は脚本かなぁ・・・。
この内容ならもっと短くても良かったんじゃないでしょうか。
(それでも本作は83分と短いのですが(苦笑))
ここをこうしたら、あそこをこうしたらとかしとどに思い浮かぶ。
宇宙人の背景は別として、それを取り調べている奴らの背景は
もう少し描いていても良かったのかな。
とか。
もうちょっと有効的な取り調べ方法は無かったのか。
とか。
ちょっともう一味、二味、味付けが欲しかったです。
あともう一つ重大な点数の落ち所が。
それは大オチ。
あのオチはあまりいただけないなぁ。
とちゅうでもう、あのオチに向かうのはなんとなく想像はつきましたが、
実際にそれを観てしまうとちょっと萎えてしまいました・・・。
こういうオチもまぁ、アリなんですけどただ驚かせるためだけに
作られたオチはちょっとダメダメですね。
≪点数≫
3点
(13.08.02鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト