2013-09-05 Thu

2006年制作 香港
監督:ジョニー・トー
≪キャッチコピー≫
『彼らこそ、最高だった。』
≪ストーリー≫
ブレイズ、ファット、タイ、キャットの4人は、中国返還が迫るマカオで再会した。
ボスのフェイを銃撃して逃亡したウーを巡り、敵と味方にわかれることになってしまう。
しかし、深いきずなで結ばれた5人の運命は予期せぬ方向へと突き進む。
≪感想≫
ジョニー・トー監督の香港ノワール作。
以前観た作品「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」が非常にカッコ良かったので鑑賞。
やっぱりイケてますこの監督。
何がイケているかって、まずはこの男たちのカッコよさ。
男同志の「絆」。
傍から見れば小さな繋がりかもしれない絆を大事にするのかなんて。
だけど彼らにとっては強固な絆。
命を懸けてまで大切にしたい繋がりがあるんです!!
それをさも当たり前かのごとく見せてくれるんですよねぇ。
くぅーーーー、痺れます!!
そして映像美。
「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」のレビューでも書きましたが、
映し出される映像に「美しさ」を感じるんです。
こんなにも綺麗な銃撃戦を観る事はなかなか無いでしょう。
バンバン人が撃ち殺されるんだけど、あえて残酷に映し出さず芸術的にと言うか。
映画的にと言うか。
とにかく見惚れてしまうような感じなんですよね。
今作の、闇医者の医療所での銃撃シーンの始まりは屈指のカッコ良さでしたね。
出てくる俳優さん達も良い味出していて大好き。
主役格のアンソニー・ウォン。
渋くてイケていますねー。
今作でもその渋さは健在。
大好きになりました!!
とにかく、男義溢れる本作。
そして監督のこだわり溢れる本作。
ジョニー・トーと言う監督。
やっぱり見逃せません!!
≪点数≫
9点
(13.07.20鑑賞)

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