2013-08-16 Fri

2012年制作 米
監督:バズ・ラーマン
≪キャッチコピー≫
『その名はギャツビー 男の憧れ、女の理想 その人生は――【嘘<ミステリー>】』
≪ストーリー≫
ニックが暮らす家の隣に建つ、ぜいを凝らした宮殿のような豪邸。
ニックは、そこで毎晩のように盛大なパーティーを開く若き大富豪ジェイ・ギャツビーと
言葉を交わす仲になる。
どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、
なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。
やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、
戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ。
≪感想≫
基となるF・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」。
この小説、恥ずかしながら読んだ事は無いのですが、とても有名な作品。
何回も映画化されたり、日本では村上春樹が翻訳を務めたり。
男性用化粧品「ギャツビー」の由来にもなっているんですって。
へぇー・へぇー・へぇー。
さて映画について。
まずキャスティング。
主演を演じたディカプリオ。
僕が観たのは「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「インセプション」以来かな。
かなりイメージが変わったように感じました。
骨太になったというか。
それが今作のギャツビー役に良い影響を与えたのでは。
そしてデイジー役のキャリー・マリガン。
この女優さんがまぁ、尋常じゃなく素敵なんです。
一気にファンになっちゃいました。
他の作品も探してみよう。
次に演出。
とにかく煌びやかなシーンが多くって。
ギャツビー邸でのパーティーシーンはどれもこれもカラフルで綺麗。
ド派手な絵本を読んでいるような感覚。
それとあいまった音楽もイケていたな。
絢爛豪華な演出と音楽は素敵だなぁと。
最後にストーリー。
このギャツビーという青年。
基本的には善なる人間。
自尊心の塊のような男。
彼が、
「過去に戻ってまた一からやり直すんだ!!」
的な事を言いますが、そうじゃないんですよね。
未来は変える事はできても、過去だけは変える事はできないのに。
受入れてまたここからやり直せばいいんです。
なんて事を思ったり。
とにかく、このギャツビー青年が嫌いになれず、むしろ応援したくなりました。
冒頭にも書いたように僕は原作を読んでいません。
さらに言うと、あらすじやチラシなど本作の情報を一切仕入れていませんでした。
そんな訳で僕は目の前に映る情報をただ楽しむだけだったので以外に良かったかなぁと。
観賞後、いろんなサイトやチラシを見たら
「あれ?こんな内容じゃなかったぞ??」
なんて思ったもので。
原作などを読んでいたらきっと本作はうすっぺらく感じたのかな。
思い返せば、各キャラクターの描きこみや背景も少し足りなかったかも。
・・・よかったぁーー。
≪点数≫
7点
(13.06.30鑑賞)
こちら原作。
いずれ手に取ろう。

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