2013-08-02 Fri

2009年制作 中
監督:チャン・イーモウ
≪キャッチコピー≫
『欲望の銃弾が撃ち込まれる』
≪ストーリー≫
万里の長城から西に位置する荒野の町で、中華麺(めん)屋を経営するごう慢な中年男ワン。
妻が若い従業員と浮気をしており、ひそかに銃を購入したことを知ったワンは激怒し、
2人の殺害を警察官のチャンに依頼する。
麺屋の金庫にある大金に目をつけていたチャンはワンの思いとは違う行動に出るが、
事態は思わぬ方向へ動き出す。
≪感想≫
以前観た「サンザシの樹の下で」や「単騎、千里を走る。」のチャン・イーモウ監督作。
イーモウ監督作品の僕的イメージは「素朴」「純粋」。
前に観た2作がそんな感じでした。
あっ「あの子を探して」もそうでしたね。
さてさて今作。
あれ?
あれれ??
イメージとちと違う。
金と欲にまみれた人間達を少しコミカルに描いた物語。
ブラックユーモアとはこのことか。
そして全体的な雰囲気、作りがドリフのコントを見ているような。
2、3個のシチュエーションで6人の登場人物が出たり入ったり。
それも怪しげに、そして口数少なく。
あまり類を見ない実験的な作品でした。
嫌いじゃないけど、まぁ程良い感じかな。
余談ですが、彼らが麺をこしらえるシーンが1度あったんですが、
ザッツ・エンターテイメント!!
直径10cmぐらいの円だったのがクルクル遠心力で・・・。
見事な麺に!!
すごーーーい!!
実はこのシーンが一番見応えあったりしました(苦笑)。
≪点数≫
6点
(13.06.21鑑賞)

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