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No.781 『20世紀少年 最終章 僕らの旗』
No781 『20世紀少年 最終章 僕らの旗』

2009年制作 邦
監督:堤 幸彦

≪キャッチコピー≫
『もうひとつの 結末。もうひとりの ともだち。』

≪ストーリー≫
“ともだち歴3年”の2019年、世界は世界大統領として君臨する“ともだち”に支配され、
殺人ウイルスがまん延する東京は壁で分断。
都民の行動は完全に制限されていた。
そんな中、カンナ(平愛梨)は反政府組織として武装蜂起する一方、“血の大みそか”以降、
行方がわからなくなっていたケンヂ(唐沢寿明)が突然現われる。

≪感想≫
ひたすら苦言を呈してきた本シリーズ。
いよいよ最終作を鑑賞いたしました。

やっぱりダメダメでした!!
一言で言うと「苦行」。
3作合わせて約7時間!!
ひたすら長―く感じました・・・。

ずーーーーっと低空飛行。
盛り上がりの展開はあるのに、なんかノリ切れないんです。
見せ方なんでしょうか。

何でしょうねぇ・・・。
内容は大人向けなのに、映像とか見せ方が子供向けのような感じ。
全然面白くないんです・・・。

そもそも原作が面白くないのかなんて疑いをかける始末。
まぁ、確かに原作は着地がおかしかったイメージ・・・。

1作目でも書きましたが、映画版は原作を忠実に再現しているので、
トントントントン原作のダイジェストを観せられている感じ。
原作は全22巻なのですが、それを忠実に再現しようとすると時間が足りないっつーの。
映画にするならもっと描き方があるでしょうに。

だってですよ。
今作、冒頭数分は前2作のダイジェストを流していたんですが、
もうそれで2作品観た気分になりましたもん(苦笑)
それだけ前2作が描き方がヘタッぴだったのかが分かります。
要するに、この数分と今作だけで、作品として出来上がっているんです。
それでも今作も長いのですが・・・。
本当に描きたい部分だけを映画用に作って2時間ぐらいにまとめても良かったのでは。
できそうな気がするんだけどなー。

そして今作が映画向けじゃないのではと感じたのは、ツッコミ所が山ほどあるんです。
と言うかずーーっとザラザラしていて気になるんです。
例えば前作で言うと
「おまえ、あいつか!?」
なんてセリフだったり(苦笑)
例えば今作では、新宿に向かうロボットに飛び乗るシーンがあまりにも非科学的だったり。
あんなにも揺れ動くロボットにぶら下がるのはいくらなんでも無理でしょう(苦笑)
例えば、ケンヂの歌う唄もそんなに求心力があるのか・・・。
例えば・・・例えば・・・例えば・・・。
もう例を挙げるとキリがない。

この映画にもし副音声を付けさせてもらえば、ずーっとツッコンでいると思います(笑)

もう、今シリーズについては苦行の嵐!!
ダメダメシリーズでした。

良い所は・・・。
めちゃくちゃ豪華キャストという事!!
あのシーンであんな人、このシーンであんな人。
ケンヂは子供の頃と大人になってからの演者がそっくりでしたね。
ベストキャストだったのでは。
ただね・・・。
そもそも内容があまり良くないので、幼稚園児のお遊戯会を見ている感じ。

あとは前作のレビューでも書きましたが主題歌。
T.Rexの「20th Century Boy」。
あのイントロ聞くだけでちょっとアガりますね。

良いところはこの2点ぐらいかなぁ。

そんなこんなで、映画で萎えたこの気持ち。
漫画をもう一度読み直してみようと思います。

≪点数≫
  1点
                                           (13.05.10鑑賞)



こちらT.Rexの「20th Century Boy」。
カッコ良い!!

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(2)