2013-06-12 Wed

2010年制作 米/英/カナダ
監督:エドガー・ライト
≪キャッチコピー≫
『ゲーム、ロック、イケてる彼女、それがぼくの人生の必勝アイテム!』
≪ストーリー≫
売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリムはゲームやデートに明け暮れていたが、
不思議な魅力を持つ女の子ラモーナに出会い、恋に落ちる。
しかし彼女には邪悪な元カレが7人もいて、全員を倒さなければ付き合うことができないという。
大好きな彼女のため、スコットは次々に現れる元カレたちと対決することになり……。
≪感想≫
以前観た「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」の
エドガー・ライト監督作品。
先に挙げた2作品はどちらも名作。
大好きな作品です。
これは面白くない訳ないでしょう!!
さて今作の感想を。
いやぁー、やっぱり面白い!!
今作の特徴として挙げられるのが「ゲーム愛」。
それこそ日本のゲーム「ファミコン」愛に満ち溢れた作品なんです。
開始2,3分ぐらいで、この作品好き!!ってなりましたもん。
演出、音楽等々がすべてゲームチックで楽しいんですよね。
僕は小さいころファミコン、スーパーファミコンをバンバンやっていた世代なので、
ゲームっぽい効果音(SE)が聞こえるとニヤニヤしちゃって。
あと擬音を文字で演出するのもいかにもゲームチック。
電話の着信は「RRRRR」
ギターからは「DDDD」等々。
元カレ達とのバトルなんてほとんど「ストリートファイター」の世界です。
観ていておもしろーいなんて。
あと、役者さん達も良かったですね。
主役のピルグリムもよかったですが、ゲイの親友や、バンド仲間もイケていました。
年下の彼女ナイブスはキュートで最高。
僕的にはラモーナよりもナイブスの方が好きでした。
ナイブスと忍者のゲームをやるシーンは大好きです。
今作、原作はアメコミらしいですね。
しかも作者は日本の漫画が大好きらしくって。
なるほどねぇ。
やはり日本の漫画は世界にほこれる文化の1つですね。
ストーリー的には正直、しっかりとした意味なんてありません。
整合性も取れたもんじゃありません。
けど全然問題ないんです。
この観ているだけでニヤニヤしてしまう感じ。
ファミコン、スーパーファミコン世代にはたまらない作品です!!
やっぱりエドガー・ライトは最高なんです!!
余談ですが、この邦題どうにかならんものかね。
邪悪な元カレ軍団って・・・。
こりゃ、誰も手に取らんぞ・・・。
≪点数≫
8点
(13.04.28鑑賞)

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