2013-04-09 Tue

2009年制作 邦/韓
監督:ジャスティン・リン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
古いボートで海を渡り荷物を運ぶ韓国人のヒョングと、海岸で荷物を受け取る亨。
ヒョングは親に捨てられた孤児、亨は家族についての鬱屈した思いを抱えていた。
ある日、いつも運ぶキムチのつぼではなく少女・チスを運ぶ依頼を受けたヒョングと亨は、
失踪したチスの父親探しに巻き込まれるが……。
≪感想≫
日韓共作。
甘めのノワール作品。
「哀しき獣」や「チェイサー」を観ているせいかどこか物足りない。
少しマイルドというか。
結構エグイ場面なはずなのに、痛みがあまり感じないというか。
先に挙げた2作品は重々しくって痛々しい。
どこかリアリティがあってドキドキハラハラ。
しかし今作はちょっと違う。
どんなシーンも安心して観られたんですよね。
少しだけ物足りなかったかな。
しかしながら、日韓の若手俳優の競演を観れたのは良かったです。
妻夫木君は言わずもかなカッコよくって良い役者さん。
一方のハ・ジョンウは「哀しき獣」「チェイサー」で名演されていた役者さん。
二人とも素直に良かったです。
ストーリーについて少し。
家族を持たないヒョング。
家族に縛られる亨。
この二人の環境の対比。
ただ抱えている悩みはどこか似ている。
共鳴、共感するのは宿命と言うか運命と言うか。
二人は出会い、心を通わせ化学反応を起こす。
うーーーん、なるほどなるほど。
佳作。
≪点数≫
5点
(13.01.12鑑賞)

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