2013-04-03 Wed

2011年制作 米
監督:ケネス・ブラナー
≪キャッチコピー≫
『神失格の男《ヒーロー》"二つの世界"の運命は彼の手に』
≪ストーリー≫
神の世界では最強の戦士といわれていたものの、横暴でごう慢な性格が災いとなり、
地球へ追放されてしまったソー。
神の世界での力を失ってしまったソーに凶悪な敵たちが次々と襲い掛かり、
ソーは地球でも戦いの日々を送ることに……。
≪感想≫
めちゃくちゃ好き!!っていう訳じゃないですが、それなりに楽しめました。
まず、ソーのキャラクターが良かったです。
最近、アメコミ作品ばっかり観ているからかもしれませんが、主役のキャラが魅力的に見えるんです。
アイアンマンのトニー・スターク。
ハルクのブルース・バナー。
そして今作のソー。
ブルース・バナーはちょっと違いますが、カッコ悪い部分もあるけど憎めない、みたいな。
そして、ソーを取り巻く仲間たちも良い感じ。
今回、あまり活躍していませんが浅野忠信を含むウォーリアーズ・スリーとレディー・シフ。
このソーとの幼馴染感満載のキャッキャ感が良いんですよね。
今作はシリーズ化されるそうなので、この4人にも、もっと活躍の場を与えてほしいですねー。
楽しみです。
次にド派手なアクション。
これぞハリウッド的お金のかかった作品。
やっぱこういう映画は劇場鑑賞ですよね。
もったいなかったな。
少しだけ
「んーーー・・・」
を言わせてもらうと、神様のお話だったからか、戦いに無敵感がありすぎて物足りなかったかな。
ラストのロキとの戦いもなんか緊迫感が無くって・・・。
まぁまぁまぁ・・・。
「アベンジャーズ」を観るための前哨戦シリーズ。
アベンジャーズは今作のソー。
以前観た、アイアンマン、ハルク。
そして次に観る予定のキャプテン・アメリカ。
彼らがチームを組んで活躍するわけですが。
ふと思うんだけど、今回のソーだけ人間ではないんですよね。
ソーだけちょっとテイストが違うというか・・・。
だってソーって神様なんでしょ!?
あの無敵感はハンパないですもん。
上手くハマってくれると良いんだけど、ちょっと心配だなぁ。
≪点数≫
6点
(13.01.01鑑賞)

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2013-04-02 Tue
2012年鑑賞本数は162本。うーーん・・・相変わらずたくさん観てますねぇ。
ただし、劇場鑑賞は7,8本くらいかな。
来年はもう少し劇場でも観たいです。
それでは2012年もベスト10とワースト3を発表!!
まずはベスト部門。
第10位
『シャーロック・ホームズ』
第9位
『母なる証明』
第8位
『第9地区』
第7位
『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』
第6位
『トイ・ストーリーシリーズ』
第5位
『おおかみこどもの雨と雪』
第4位
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
第3位
『エンディングノート』
第2位
『キック・アス』
第1位
『桐島、部活やめるってよ』
まず10位の『シャーロック・ホームズ』。
大大大好きガイ・リッチー監督。
大大大好きロバート・ダウニーJr。
今後も楽しみな監督・俳優さんです。
9位は『母なる証明』。
今年は韓国の作品が当り年でしたね。
その中から1作。
今作は本当に衝撃を受けました。
8位は『第9地区』。
めちゃくちゃ面白かったです。
極上なエンターテイメント。
巧いなぁー、楽しいなぁーって感じ。
7位は『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』。
サイモン・ペッグとニック・フロスト。
そしてエドガー・ライト監督。
この3人の作品に間違いはないです!!
6位の『トイ・ストーリーシリーズ』。
ピクサーアニメもほぼ間違いないですよね。
今年、初めて今シリーズを鑑賞しましたが、めちゃくちゃ感動しました!!
子供ができたらみせてあげたい作品の一つ。
5位『おおかみこどもの雨と雪』。
日本アニメと言えば細田守監督。
そういっても過言ではないくらいクラシック化しましたね。
頑張れ日本アニメ!!
4位『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』。
めちゃくちゃあがる作品でした。
間違いなくシリーズ最高傑作。
シリーズの他の作品は観なくても、これだけでも観てほしい!!
3位『エンディングノート』。
ドキュメンタリー作品。
「死」への心構えと言うか。
そんなことを教えてくれた作品。
2位『キック・アス』。
これはもう、ヒットガール力でしょう!!
ヒットガールのアクションシーンだけ何回も何回も観ました。
音楽も最高!!
何も言うことなし!!
そしてそして第1位は『桐島、部活やめるってよ』。
これはみんなに観てほしい作品。
そして語り合いたい作品。
青春時代の痛々しい思い出や今の自分の環境を振り返り、落ちながら、
そして上がりながら僕らは生きていく。
高校生のお話なんだけど、取り扱っているテーマは普遍的な事なんです。
だから誰が観ても、何かが生まれるんじゃないかと。
本当に良い作品でした。
ベストはこんな感じ。
今年度はメチャクチャ迷いました。
次点として「チェイサー」「哀しき獣」「鍵泥棒のメソッド」「グッド・ウィル・ハンティング」辺り。
あっ、他にも「ミリオンダラー・ベイビー」「リトル・ランボーズ」「エクスペンダブルズ」なんかも◎。
うーーーーー・・・迷いますねー!!
嬉しい悲鳴です。
そして申し訳ないですがワースト部門。
第3位
『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』
第2位
『昆虫探偵ヨシダヨシミ』
第1位
『誰も守ってくれない』
3位『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』。
2位『昆虫探偵ヨシダヨシミ』。
どちらも単純に面白くなかったです・・・。
肌に合わなかったと言うか・・・。
どっちも原作は漫画なんですよね。
しっかりと原作に沿っていたのでしょうか。
そしてそして1位の『誰も守ってくれない』。
これは・・・うーーーん・・・。
観ていてちょっと納得がいかなかったんですよね。
出てくる人たちの行動が、これっぽっちも共感できなくって。
かつ、イラッとしてしまったりして・・・。
申し訳ないですがダメダメでした。
という訳で2012年総括はおしまい!!

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2013-04-01 Mon

2010年制作 韓
監督:カン・ウソク
≪キャッチコピー≫
『欲望の果てに見える人間の哀しみを描く極限のミステリー』
≪ストーリー≫
ヘグクは、長い間音信が途絶えていた父の死を知り、生前彼が暮らしていた村を訪れる。
村長の指揮により葬儀は滞りなく行われるが、村人たちは父親の死因について固く口を閉ざしていた。
自分に対する彼らのよそよそしい態度や、父の死に違和感を覚えた彼はしばらく村に残ることにする。
≪感想≫
今年、軽く自分の中でプチ韓国映画ブームが来まして。
何作か観させていただいたのですが、ここ数作、当たりが続いているんです。
「母なる証明」「殺人の追憶」「チェイサー」「哀しき獣」。
どれも見応えのある作品ばかりでした。
あの独特のドロッとした感じが何とも言えないんですよね。
さて今作について。
今作もドロッドロのミステリサスペンス。
父親の死に不信を抱いた息子が、父の住んでいた村へ訪れる。
村長を始め、そこにはひどく怪しい輩が溢れていて・・・。
人は弱い。
ある男が、
「あなたを見ていると過去の罪を思い出す」
と言い、その男を忌み嫌う。
自分の罪を背負って生きなければならないのに、忘れて新しく罪を犯したがる。
どうしようもない負の連鎖。
欲にまみれた人間は尽きる事のない欲に溺れていく。
ほんとにもうドロッドロ・・・。
161分と長めの今作。
決して気持ちのいい作品ではありませんが、見応えある作品に仕上がっていました。
そして今作、何と言ってもキャスティングがバッチリでしたね。
村長の取り巻きの3人組。
ハゲとギョロ目は怪しくて悪党感がハンパない。
そして出っ歯も小物感が溢れていて・・・。
この3人のおかげで、「この村は何かがある!!」という固定観念が生まれる。
それが何かわからない僕らはやっぱりググイと作品に引き込まれて。
主人公のヘグクや検事ミヌクも良かったです。
とにかくキャストは巧くハマっているなと感じました。
ラストのオチ、特にラストカットについても受け手に余韻を投げかける良い終わり方でした。
やっぱり韓国映画、侮りがたし・・・。
そんなこんなで今年最後は韓国映画で締めさせていただきました。
満足です。
≪点数≫
7点
(12.12.30鑑賞)

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