2013-03-12 Tue

2011年制作 邦
監督:大森 立嗣
≪キャッチコピー≫
『お困りごとはアフターケアも万全の多田便利軒へ。』
≪ストーリー≫
ある年の正月。東京郊外に位置するまほろ市で便利屋を営む多田のもとに、
ひょんなことから同級生の行天が転がり込んでくる。
自称コロンビア人の娼婦(しょうふ)ルルやヤバいアルバイトに手を出す小学生の由良など、
二人は便利屋稼業を通して奇妙な客たちの人生に深くかかわっていく。
≪感想≫
原作は三浦しをんの同名小説。
原作は以前読んだことがあって、素敵な作品に仕上がっていました。
そもそもこの作家さんの作品は結構、好きなんですよね。
言葉のチョイスが気持ち良いというか。
さて映画について。
ちょっとイメージと違ったかなと言うのが率直な感想。
まず演じる俳優さん達が思っていた感じと違ったかな。
多田についてはもうちょっとゴツくて男らしい印象。
行天についてはもっと綺麗で透明、そしてもっと澄んだ印象。
その印象とは少しズレてたような。
ちょっと違和感を感じてしまいました。
次に作品の空気感について。
巷での感想ではオフビート、ゆるゆるな印象を受けたと聞いていたのですが、
僕が受けた印象は、絶えず少し沈んでいる・・・みたいな感じ。
まぁ乗り切れなかった感は少しありますが・・・。
これはこれで原作と違う作品として観てみると、そこまで悪くは無かったです。
主役の2人は好きな俳優さんたちなので、やっぱ素敵だし観ていて苦にもならない。
最終的には暖かく、光を感じる仕上がりになっていたので良かったです。
観て損はしませんでした。
何はともあれ映画も良かったですが、原作もお勧めですよ。
ぜひぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
≪点数≫
6点
(12.11.03鑑賞)
こちら原作。
おススメです。

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