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No.717 『ソウル・キッチン』
No717 『ソウル・キッチン』

2009年制作 独/仏/伊
監督:ファティ・アキン

≪キャッチコピー≫
『心<ソウル>も満たすレストラン』

≪ストーリー≫
レストラン「ソウル・キッチン」を経営するジノス。
恋人とは遠距離恋愛になり、腰を痛め、仮出所してきた兄のイリアスに頼られるなど、
うまくいかない日々を送っていた。
さらには、店も客が集まらずに閑古鳥。
店は一度は繁盛するものの、さらなる悲劇がジノスを襲う。

≪感想≫
何となくのダメ男が周りの人々を巻き込み、巻き込まれのドタバタガチャガチャ喜劇。

おっとこりゃ掘り出し物かもね。
ストーリーはざっくり粗挽きなんだけど苦にならない。

何が良いってテンポが良いんですよね。
多くを語らず、最低限のストーリーテリング。
作風、内容自体もコメディタッチなのでこの作り方で◎。

笑いのセンス、ツボは何気にお下品だったので正直、メガヒットとまではいきませんでしたが、
時折、プッと笑ってしまう部分もあったりして。
嫌いになれなかったんです。

あと、今作終わり方が結構好きなんですよね。
主人公のジノス。
彼は結局、悪い奴じゃないんです。
と言うか、ダメ男に見えているだけで、実はまったく悪い事はしていなくって。
だけど周りのせいで、人生コケまくり・・・。
それでも、何となく起き上がり光が射す方へ歩いていく。
この終わり方が、後味よくって好きなんですよねー。
人生「七転び八起き」的な。
だって彼らのその後を想像すると思わずニヤニヤしてしまいますもん。
ボンクラだけど楽しくやってんだろうなぁって。

やっぱり最後の最後はほっこりしたい。
とても良作でした。

≪点数≫
  7点
                                           (12.12.30鑑賞)


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No.716 『L change the world』
No716 『L change the world』

2008年制作 邦
監督:中田 秀夫

≪キャッチコピー≫
『もう、誰も失いたくない──L、最期の23日間。』

≪ストーリー≫
名前を書かれた人間は必ず死に至る“デスノート”を駆使して犯罪者を粛清、
新世界の神になろうとした“キラ”こと夜神月の野望を阻止するため、
天才的な頭脳で応戦したL。
しかし、キラ事件の解決には、Lにとって多くの代償が伴った。
そんなLの前に、彼自身が解決しなくてはならない難事件が立ちはだかった。

≪感想≫
以前観ました「デスノート」シリーズのスピンオフ作品。

面白い設定だったデスノートは消え去り、人気キャラクターだったLの活躍に特化した今作。
感想はというと
「うーーーーーん、別に観なくても良かったのかなぁ・・・。」
と言う感じ。

まず、ストーリーがあまりパッとしない。
映像もパッとしない。
特に映像に関しては、まぁ中途半端。
序盤にタイの奥地でのアクション爆破シーンがあるのですが、中途半端なんです。
ハリウッド大作を観てきている僕らにはやっぱり物足りない。
やっぱりアクションはハリウッドとかで大金はたいて制作してもらえば良いんです。
邦画は邦画らしい切り口で作れば良いんじゃないかと思うのですが。

次に役者さんについて。
Kを演じた工藤夕貴の芝居。
これ演出なんでしょうか。
良い意味で分かりやすい演技。
悪い意味で大げさ・・・。
あまりの過剰演技に出てくるたびにクスクス笑ってしまいました。

あら、ちょっと批判的だな今回。

もちろん良い所もありましたよ。
僕は松山ケンイチのLは好きだし、元々Lと言うキャラクターも好きだったので、
Lが活躍するのはやっぱり気持ちが良いもんです。

あとはウンナンのナンちゃんも出ているんですが、演技云々は置いといて、
「オイシイなぁ(ニヤリ)。」

そして敵役の高嶋政伸。
以前観た「探偵はBARにいる」の時も少し思ったのですが、
「サイコチックな役が似合うなぁ」

と、役者さんは好演、怪演されていて好印象。

とにもかくにも、まとめさせて頂きますと、原作のL、そして映画版のLが好きな方は
観てもいいのかな。
僕的には松山ケンイチのLは好きなので、まぁまぁまぁ。
ただ、やっぱりちょっと我慢して観た感があるので点数は低めですけどね。

≪点数≫
  4点
                                           (12.12.29鑑賞)


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No.715 『リミッツ・オブ・コントロール』
No715 『リミッツ・オブ・コントロール』

2009年制作 米
監督:ジム・ジャームッシュ

≪キャッチコピー≫
『TWO ESPRESSOS, NO MOBILE, NO SEX while WORKING』

≪ストーリー≫
「自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ」という不可解な任務を与えられ、
一人の男がスペインにやって来た。
“孤独な男”なるコードネームを持つ彼は、任務遂行を目指してスペイン中を巡っていく。
そんな“孤独な男”の前に、彼同様にコードネームを持つ名もなき仲間たちが現れ始めるが……。

≪感想≫
基本的にストーリーは大づかみ。
流れる画、放たれる言葉、全てが詩的で叙情的。
以前観ました同監督の作品「デッドマン」に似ていました。

映画を一つの芸術としてとらえているような作品。
ワンカットワンカットが画になるんですよね。

「デッドマン」のレビューでも書いていますが、景色、台詞、全てに作り手の意思が
詰まっているような空気感なんです。
ただ、これも以前書きましたが、残念ながらその意思をロジカルに説明できない僕は
感覚的に感じる事しかできてなくって。

うーーん、まだまだまだです。

同監督の作品は「デッドマン」「ブロークン・フラワーズ」「ゴースト・ドッグ
ナイト・オン・ザ・プラネット」とたくさん観てきました。
大ハズレは無いので、今後も作品を探してみよっと。

≪点数≫
  5点
                                           (12.12.28鑑賞)


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No.714 『DEATH NOTE デスノート the Last name』
No714 『DEATH NOTE デスノート the Last name』

2006年制作 邦
監督:金子 修介

≪キャッチコピー≫
『2冊のデスノート。衝撃は増殖する。』

≪ストーリー≫
死神のリュークが落とした“デスノート”を手にし、殺人鬼キラとして凶悪犯を抹殺してきた夜神月。
恋人が死んだ事件をきっかけに、キラ事件の捜査本部に入り込んだ彼は、
キラ事件を解明するためにインターポールが送り込んできた天才青年Lと壮絶な頭脳戦を
繰り広げることになる。

≪感想≫
前作が意外に好感触だった今シリーズ。
さて今作は。

序盤、さくらTV祭りのシーンがあったのですが。
「あれ?やばい・・・みんなの行動に無理がありすぎる・・・。」
なんて思ったり、中盤、急にストーリーが粗くなって、
「あれ?テンポアップのしすぎで整合性が取れていない・・・。」
なんて、ちょっと消化不良気味。

「やっぱり実写化は失敗か・・・。」
なんて思っていると。
原作とは違うクライマックス。

「おーーー、なるほどーーー!!」
上手い終わらせ方をしましたね。
この締め方で一気に好感触へと早変わり。
素直に良かったという感想。

さてさて。
今シリーズ、漫画が以上に人気があっての実写化な訳ですが。
この「デスノート」と言う設定だけあって、あとはまるまる違うお話でも作成できるのでは。
プロットだけ頂いてみたいな。
設定自体は面白いので、無限に作れると思うんだけど。
どうでしょうか。
だってこんなにもキャッチーな設定無いと思います。
自分に置き換えて考える事のできる善き設定です。
「さてあなたがデスノートを手にしたらどうします??」みたいなね。

ただ、今シリーズはやっぱり原作がめちゃくちゃ面白いんですよねー。
月(ライト)とエルの戦い。
そしてエルの後継者達との戦い。
緻密な頭脳戦はとても読み応えがありました!!

実写版も予想外に面白かったのでお勧めしますが、原作もお勧めです!!

≪点数≫
  8点
                                           (12.12.27鑑賞)



こちら原作。
画も綺麗だしストーリーも秀逸。

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No.713 『DEATH NOTE デスノート』
No713 『DEATH NOTE デスノート』

2006年制作 邦
監督:金子 修介

≪キャッチコピー≫
『このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。』

≪ストーリー≫
「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と記されたノートを拾った夜神月は、
興味本位で他人の名前をノートに書き込んでしまう。
その名前の人間の死を目の当たりにし、最初は恐怖を覚えた月だったが、
やがて理想的な世の中を作るべく凶悪犯たちの名前を次々とノートに書き始める。

≪感想≫
「少年ジャンプ」で連載していた同名漫画の実写版。
今作、漫画がとても面白いんです。
その緻密なストーリーと設定で人気を博し、ちょっとしたブームを作ったほど。
僕も、もちろん読破しましたよ。
作中で繰り広げられる頭脳戦に、一緒になって戦う。
これがまた緊張感あふれて気持ちが良いんです。

そんな作品を実写化した今作。
原作の大ファンの方には少し物足りなく仕上がっているという声がちらほら・・・。
ただ、僕的には満足できました。
死神リュークのフォルムはCGで描かれていて忠実に再現できていたし、
ライトもLもそれぞれの俳優さんが違和感なく演じていたので良い感じ。
ストーリーも、今のところは楽しく観れたかな。
まだまだ後編への助走という事でこんな感じでしょう。

後編は、きっとライトとLの頭脳戦をもっともーっと観られるはず。
楽しみです。

≪点数≫
  5点
                                           (12.12.27鑑賞)



こちら原作。
たまに読み返したくなる作品。

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No.712 『アンストッパブル』
No712 『アンストッパブル』

2010年制作 米
監督:トニー・スコット

≪キャッチコピー≫
『生きて帰れたら、言いたいことがあるんだ。』

≪ストーリー≫
操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備ミスによって走り出す。
大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した777号を止めるべく、鉄道会社と警察は手を尽くすが、
列車はさらに加速していく。
事態を察知したベテラン機関士フランクは、この日初めてコンビを組んだウィルと共に、
決死の覚悟で暴走列車に立ち向かう。

≪感想≫
終始ハラハラドキドキの一作。
良い感じで引き込まれました。

単なる列車事故をここまで引っ張ることができたのは、上手に味付けしていたから。
フランクの身の上話やウィルの身の上話。
まぁ、いらないっちゃあいらないんだけど、これはしょうがないよね。

今作、実話を基に作られたんですって。
純度何%かは分かりませんが、絶対ありえないという事はない訳で。
特に今作の事故なんて、あきらかに人災ですから。
偶然が重なりあのような状況に。
自らの技術で生み出した物に、命を奪われる・・・。
いやはや、何ともはや・・・。

この作品に引き込まれたのにはもう一つ理由があるんです。
それは、デンゼル・ワシントン力!!
彼の出演作は何作か観てきましたが、もれなくいい味出しているんです。
やっぱり渋くてカッコいい!!

残念ながら、期待値を超える事はありませんでしたが満足できた一作です。

≪点数≫
  6点
                                           (12.12.25鑑賞)


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No.711 『ゴーストライター』
No711 『ゴーストライター』

2010年制作 仏/独/英
監督:ロマン・ポランスキー

≪キャッチコピー≫
『知りすぎた、男(ゴースト)――。』

≪ストーリー≫
元イギリス首相アダム・ラングの自叙伝執筆を、破格の報酬で引き受けたゴーストライター。
その仕事の前任者が事故死したこともあり、彼は気乗りがしないままアメリカ東部の島へと向かう。
同じころ、イスラム過激派のテロ容疑者に対する拷問への元首相の関与が取り上げられ……。

≪感想≫
なるほどなるほど。

ウイスキーやバーボン、ブランデーグラスを傾けつつ鑑賞している大人の男が見えます。
大人のスリラー映画と言った所でしょうか。
品のいい映画でした。

脚本、演出が巧いんでしょうね。
派手なドンパチ、アクションがある訳じゃないけど、見応えがある。
終始、怪しげな雰囲気が漂う。
「あっ、これちょっとでも油断したら取り残されるぞ」
なんて思わせる。

あとは何と言っても、今作は終わり方が良いんです。
スカッとしたり、決して気持ちのいい終わり方ではないんですけど、あの終わった後の余韻がね。
一つの作品として、
「あっ、巧いな」と・・・。
ここでもまた大人感が出てくる。
上質なミステリーなんですよねぇ。

4,50代のお父さん方にお勧めできる作品ではないかと。

≪点数≫
  7点
                                           (12.12.24鑑賞)


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No.710 『アイアンマン2』
No710 『アイアンマン2』

2010年制作 米
監督:ジョン・ファヴロウ

≪キャッチコピー≫
『ヒーローになった男、トニー・スターク。次なる試練。』

≪ストーリー≫
パワード・スーツ受け渡しの国家命令を拒否した科学者兼経営者のトニー・スターク。
ある日、トニーの前にウィップラッシュなるアイアンマンと互角のパワーを持つ敵が現れたことから、
トニーは再びパワード・スーツに身を包みアイアンマンとして立ち上がる。

≪感想≫
いやー、やっぱり面白い!!
ど派手なアクション。
気持ちのいいヒーロー像。

前作でも書きましたが、まず主役のトニー・スタークが良いんですよね。
三枚目で憎めないキャラクターで好感がもてるんです。
とぼけてダメな所もあるんだけど押さえる所はしっかり押さえる。
研究室での新しい元素を探し出すシーンなんて最高!!
そして人間力に加えて、あのデジタル映像を駆使した演出。
観ているこっちの心も上がります!!

今作、ニューキャラたちも登場。
女スパイのブラック・ウィドウ。
アクションシーンもカッコよくて好感触。
そして、今作からいよいよ登場するかもと思っていたアイアンマンの相方、ウォーマシン。
アイアンマンとの格闘シーンも良いですよーーー!!

ミッキー・ロークの悪役ごん太たっぷりも良かったですね。
ただし、もっと見せ場というかラストの締め方をちゃんとしてほしかったかな。
ここはちょっと減点。
もったいない。

「アベンジャーズ」への伏線も盛りだくさん。
嫌でも期待が高まります。

何はともあれ、大大大満足の一作でした。

DVDで鑑賞したんだけど、アクション映画はやっぱり映画館で観るべきだよね。
きっと今作を映画館で鑑賞していたらさらに楽しかったはず。
以後気を付けよう。

≪点数≫
  9点
                                           (12.12.23鑑賞)


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No.709 『その夜の侍』
No709 『その夜の侍』

2012年制作 邦
監督:赤堀 雅秋

≪キャッチコピー≫
『愚かに、無様に、それでも生きていく。』

≪ストーリー≫
小さな鉄工所を経営する中年男の中村は、5年前に木島が起こしたひき逃げ事件で最愛の妻を
失ってしまい、抜け殻のようになりながらも復讐することだけを考えて日々を生きていた。
やがて、刑期を終えて出所した木島のもとに、復讐を遂げる日までのカウントダウンを告げる
差出人不明の脅迫状が届くようになる。
そして妻の命日の夜が訪れ、ついに中村と木島は対面を果たすが……。

≪感想≫
あらすじを読んでいると、妻を奪われた男が復讐を計画し、
自己の再生までの道のりを描いた作品・・・かと思いきやちょっと違いました。

圧倒的クズ人間である木島を囲む人達。
かれらの心理はドス黒い物があって。

まず、木島の友人である小林。
彼は木島への圧倒的恐怖感から、服従している。
まぁ彼の気持ちは分からないでもないかな。

次に小林の同僚の星、そして警備員のアルバイトをしていた女、関。
この二人は、木島への恐怖ではなく興味。
自分自身の孤独感から木島に惹かれ行動を共にしている。
この二人の行動は観ていてゾッとしました。
あまりにも自分の中では想像できない事だったので・・・。

そこらへんの人間描写が興味深かったです。

あっ、あと中村が呼んだ風俗嬢のミカ。
彼女もインパクトあったなー。
中村 「なんでこの仕事をやっているの??」
ミカ 「暇だから。」
・・・・なんちゅう時代だ。

とにもかくにも、復讐劇ではなく、人間の嫌な部分が目についた。
そんな感じの映画でした。

そして今作、俳優さん達が良かったですねー。
堺雅人はもちろんの事、やっぱり山田孝之力はハンパないですねー!!
人気ドラマ「ちゅらさん」の時はあんなにも可愛らしかったのに。
今じゃどんな役もこなせる役者さんですね。
他にも、新井浩文、綾野剛、田口トモロヲ、谷村美月、高橋努、安藤サクラ等々。
皆さん素晴らしい演じっぷりでした。

なかなか見応えのある作品です。

≪点数≫
  7点
                                           (12.12.22鑑賞)


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No.708 『BECK』
No708 『BECK』

2010年制作 邦
監督:堤 幸彦

≪キャッチコピー≫
『奇跡の出会いによって生まれたバンド、ベック。青春のすべてが、ここにある。』

≪ストーリー≫
平凡な毎日を送るごく普通の高校生コユキが、偶然天才ギタリストの南竜介と出会い、
才能あふれる千葉、平、サクらとともにBECKというバンドを結成する。
コユキは天性の才能を開花させ、バンドも成功を重ねていく中、ある日、
ロックフェスへの出演依頼が舞い込む。

≪感想≫※ネタバレ大いにアリ
ハロルド作石の大人気漫画を実写化。

僕はこの漫画が大好きで。
それこそ生涯ベスト級の作品。
漫画で泣ける作品はそう多くないのですが、今作はその少ない中の一作品。

めちゃくちゃ困難ばかりのBECKのメンバーがそれらを乗り越え報われる瞬間。
1つのバンドがそこにいる観客の心を揺さぶる瞬間。
とにかくグッとくるんですよねー。
本当に大好きな作品です。

そんな大好きな作品を実写化。
さてさて・・・。

まずキャストについて。
竜介演じる水嶋ヒロに少し違和感を感じたけど、観ていく内に良い感じに。
他にも平くん、サク、千葉辺りはベストキャスティングじゃないでしょうか。
コユキも原作の感じを良い具合に反映させて好感触。
BECKのメンバーは全体的に最良かと。

ただぁーし!!
いじめっ子の兵頭やベルアームのエイジ、プロデューサーの蘭はミスマッチかな。
他にもダイブリのエディなんかはもうダメダメ。
華が無さすぎますよ・・・。
もったいないなぁ。

次にストーリーはまあ原作が秀逸なので置いといて。
それを映像化した際の演出について。

正直、開始2分ぐらいで、
「あれ・・・これつまんないぞ・・・嫌な予感・・・。」
最初、コユキがいじめられているシーンがあるんだけど、なんか嫌いだったんですよねー。
いじめ云々じゃなくて、その映し方、描き方みたいなものが鼻持ちならなくて。
とほほ・・・。

次に、この作品の肝であるコユキの歌うシーンの演出について。
あのコユキの歌声を全部排除した演出は良かったんじゃないでしょうか。
これで、歌声を聴かせてしまうと、この歌声がみんなの心を一つにできるのかって
批判を浴びる可能性があるので。
ただし、もうちょっとシンプルにしてほしかったかな。
音を完全に消したり時間を短くしたり。
あとクライマックスのコユキが歌う歌の歌詞の字幕はいらなかったかな。
歌声を消しているっていう事は、「音」の凄さを前面に押したいのであって、
そこに「文字」の力は必要ないでしょう。

たっくさん書いてしまいましたね。
良い所も多少あったんですけど、全体的には「むむむ・・・。」という感想。

何はなくとも、今作に関してはとにかく原作を読んでほしい!!
原作はほんとーーーに良い作品ですから!!

≪点数≫
  3点
                                           (12.12.15鑑賞)



こちら原作漫画。
生涯ベスト級。

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No.707 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱』
No707 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』

1992年制作 香港
監督:ツイ・ハーク

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
中国、混乱の清朝末期。
貧者救済と外国排斥をうたう白蓮教が広州に流布していた。
だが、白蓮教は悪魔的なクン教祖を崇める邪教の徒で、暴力による排外主義が街に
恐怖を呼んでいた。
漢方師で、高名な武道家である黄飛鴻は、西洋医学の学会に招かれて広州へとやって来た。
翌日、学会に出席した飛鴻は、革命を志す若き医学者孫文と出会い、意気投合する。

≪感想≫
リー・リンチェイ演じる黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)シリーズ第二弾。

前作に引き続き今作もリー・リンチェイのアクション満載。
やっぱりカッコいい!!

しかも今作は前作よりもさらにパワーアップ!!
ドニー・イェン演じる提督とのバトルはアッツアツでした。

ストーリーに関しても前作より格段に見応えがあって。
歴史的革命家、孫文も出てきてその時代の中国と上手く絡めて進んでいくんです。

文明開化の鐘がガンガンと鳴り響く。
どこの国も変革を遂げて今があるんですねぇ・・・。

とにもかくにもリー・リンチェイのアクションあっての今シリーズ。
あと2作品ぐらいあるらしい。
楽しみです。

あっそうそう。
今作を観て、昔読んだ漫画「かっとび一斗」を思い出した。
あの作品も中国拳法とサッカーを融合させた面白い作品だったな。

≪点数≫
  8点
                                           (12.12.09鑑賞)



こちら漫画「かっとび一斗」。
懐かしいなぁ。

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No.706 『インクレディブル・ハルク』
No706 『インクレディブル・ハルク』

2008年制作 米
監督:ルイ・レテリエ

≪キャッチコピー≫
『その「力」、ためらうな。』

≪ストーリー≫
ブルース・バナー博士は緑色の巨人ハルクに変身する能力を隠して生活する日々を送っていたが、
ハルクの変身の秘密を知ったテロリストが怪人アボミネーションと化し、ニューヨークの街を襲う。
恋人ベティと街を守るため、ブルースはハルクに変身して危機に立ち向かう。

≪感想≫
「アベンジャーズ」シリーズ第二弾。

もっとアクションアクションしている作品かなと思ったら人間ドラマが濃いめでした。
自らの能力をどうにか抑制するため苦悩するバナー博士のお話。
国は、このバナー博士の能力を国家武装のために利用しようとする訳で。
この追手の将軍がもう、めちゃくちゃダメダメで・・・。
いやもうこんな奴がなんで将軍の地位まで上がれたのか不思議。
まぁこいつのおかげで映画的にはどんどん面白くなっていくのですが(苦笑)。
ヒロインのベティは心が素朴で良い感じ。
バナー博士とはベストカップルですね。
ストーリーがしっかりしていた分、全体的になかなか見応えありました。

最近、ロバート・ダウニーJrの虜になった僕ですが、今作のエドワード・ノートンも大好きで。
彼が出ているだけで1点、2点はUPします。
今作でも、またいい味出してくれているんですよねぇ・・・。

役者で言えば今作、ブロンスキー役のティム・ロスも良かったです。
ちょっと肉体改造された時の戦いっぷりがカッコ良かったですもん。

そして肝心のハルクについて。
これがまたイモっぽくてなかなかのダサさ(苦笑)。
なんでだろう・・・黒髪サラサラヘアーだからかなぁ・・・。
坊ちゃんみたいでちょっと優男に見えるんですよねぇ。
もっとビースト感を前面に出した風貌であれば良かったのに。
そこはちょっと残念ポイント。

ちょっとアクションシーンが少なめでしたが基本的には楽しめました。
しっかりと今後にも繋がりそうな終わり方していたし、アベンジャーズでの彼の活躍が楽しみです。

ただし・・・「アベンジャーズ」にエドワード・ノートンは出ないんですね!!
うおーーーー、残念!!
と思ったけどハルクに変化したら誰でも一緒みたいなもんだから、まぁいっか。

≪点数≫
  7点
                                           (12.12.08鑑賞)


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No.705 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明』
No705 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』

1991年制作 香港
監督:ツイ・ハーク

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
英米列強が幅を利かせ、動乱の時代を迎えていた中国大陸。
祖国の将来を憂いている黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)をよそに、
武道家たちは自分の名を上げようと挑んでくる。
そんな中、治外法権をカサに着る英軍は中国人を奴隷として海外へ連れ去ろうとしていたが、
洋行帰りの叔母がその騒ぎに巻き込まれるに至って黄飛鴻の怒りは頂点に達した。
だが、英軍の陰謀を叩こうとする彼の前に、最強最大の武道家イェンが立ちはだかった!


≪感想≫
いぇーい!!
リー・リンチェイ(ジェット・リー)さいこーー!!

僕の中でカンフーと言えばジャッキーチェン。
しかし、以前今シリーズのリー・リンチェイを観て、リー・リンチェイの存在を知り2大巨頭に。

めちゃくちゃカッコいいんですよね。
今作でも「洪家拳」を携えバッタバッタと敵をなぎ倒していきます。
お前、空中で何回蹴りいれるんだってな具合。
これがまたスマートでスマートで。
それはまるで舞台劇を観ているよう。
収まりが良いアクションという感じ。

ストーリーは正直、ごちゃごちゃしすぎて収まりは悪いのですが、問題ありません。
今作の肝はやっぱり、リー・リンチェイのアクションなのですから。

あっそうそう。
今作を観て、昔読んだ漫画「拳児」を思い出した。
あの作品も中国拳法の歴史が詳しく書かれていて、ストーリーも秀逸。
胸熱くなる作品でした。

≪点数≫
  8点
                                           (12.12.06鑑賞)



こちらは漫画「拳児」。
おススメです。

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No.704 『哀しき獣』
No704 『哀しき獣』

2010年制作 韓
監督:ナ・ホンジン

≪キャッチコピー≫
『この闇には、一縷の光さえ届かない――』

≪ストーリー≫
グナムは、中国延辺朝鮮族自治州でタクシー運転手としてまじめに働いている。
だが、妻を韓国に出稼ぎに出した際に作った借金はかさみ、頼みの綱の妻からの送金も
連絡さえもすでに途絶えてしまっていた。
そんなとき、彼は地元を牛耳る犬商人のミョンから借金清算の代償としてある条件を出されて……。

≪感想≫
以前観た「チェイサー」のナ・ホンジン監督作の韓国ノワール。

「見応え」と言う点では一級品!!
久しぶりにこんなに見応えのある作品を観たんじゃないでしょうか。

とにかく緊張感を維持しながら物語終盤まで持っていく。
「チェイサー」の時もそうだったのですがその観せ方が巧みなんですよね。

中国在住の男が、金のために殺人を請け負い韓国へ密入国。
そこで2転3転、警察や組織から追われることに。
そして自らも、自分を騙した相手への復讐を誓う・・・。

出てくる俳優さん達も凄く良いんです。
「チェイサー」では追う側と追われる側を演じていたハ・ジョンウ,キム・ユンソク。
今作ではそれが逆の立場になって、また違う魅力を発揮。

キム・ユンソク演じるグナム。
ご飯を食べるシーンがいくつか出てくるんですけど、文字通りむさぼり喰らう姿は「獣」感が漂う。
妙に印象深かったです。
そしてハ・ジョンウ演じるミョン。
これはもう・・・。
観てもらえれば分かるのですが無敵感がハンパない。
そしてそこにリアリティがあって凄いんです!!

ストーリーに関してですが、中盤から話が入り組んできて戸惑いましたが、まぁそこは許容範囲。
脳みそフル回転で最後まで観て、大きなうねりが収まった時。
いやぁーーー、映画を観たなぁって。

おススメです!!

≪点数≫
  9点
                                           (12.12.02鑑賞)


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No.703 『アイアンマン』
No703 『アイアンマン』

2008年制作 米
監督:ジョン・ファヴロウ

≪キャッチコピー≫
『始動せよ。』

≪ストーリー≫
億万長者で発明家の軍需産業会社社長トニー・スタークは、視察に訪れた軍のキャンプで
テロリストの奇襲に遭い、胸を負傷してしまう。
やがて自分の会社の兵器がテロリストに悪用されている衝撃の事実を知ったトニーは、
自ら戦闘用のスーツを作り、“アイアンマン”となってテロリストに闘いを挑む。

≪感想≫
巷で話題の「アベンジャーズ」を観たくって。
それならシリーズを最初っから鑑賞しようという事で今更ながら今作を鑑賞。

アメコミヒーローもの。
しかもハイテクメカのオンパレード。
いやぁー良いですねぇ!!めちゃくちゃアガります!!

天才で大金持ち、女性にもモテモテのトニー・スタークは自らの技術が
大量虐殺の原因となっていることを知り一変。
自らの会社をより良い方向へ変えようとします。

武器を発明しているとは言え、基本的にトニー・スタークは「正義の人」なんですよね。
かと言って、純粋な好紳士って訳じゃなく人間臭い所も多々あって。
そこがめちゃくちゃ身近で面白い。
そして、それを演じるロバート・ダウニー・Jrが見事。
良いですねぇー、ロバート・ダウニー・Jr!!
大ファンです!!

映像について少し。
アイアンマンのフォルムがあまりイケてないのは置いといて・・・。
それを作る過程のシーンが最高でした。
おそらく最先端の技術らしきものを駆使して作っている工程は理系の僕にはたまらないんです。
ワクワクが止まらないんです。
カッコいいなー。

今シリーズは2、3と続いていくようですね。
新しいメカの登場も匂わすシーンもあったので楽しみ。

いやぁーー、アメコミヒーローものも捨てたもんじゃない!!
大満足の1作でした。

≪点数≫
  8点
                                           (12.12.01鑑賞)


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No.702 『ロシアン・ルーレット』
No702 『ロシアン・ルーレット』

2010年制作 米
監督:ゲラ・バブルアニ

≪キャッチコピー≫
『勝率1%
運がなければ、即、死亡。』

≪ストーリー≫
家族を養う貧乏な青年ヴィンス、囚人のパトリック、謎の男ジャスパーらわけありの男たち17人が、
大金が手に入る仕事を求めてある館にやって来る。
そこでは、金持ちたちによるあるギャンブルが行われていた。それは集団ロシアン・ルーレットで、
プレイヤーは集められた男たちだった。

≪感想≫
以前観たグルジア映画「13/ザメッティ」のハリウッドリメイク版。
今作、監督も一緒という珍しいパターン。

前作は全編モノクロで重苦しい雰囲気をかもしたしていましたが、
今作はそこに彩を付けて少しだけエンタメ調に仕上がっていました。
俳優さん達も、ミッキー・ロークやジェイソン・ステイサム等々名だたる方も登場してきて。
どっちが好きかと言えば・・・むむむ・・・。
どっちも同じくらいかなぁ。
どちらも良い所もあるんだけれど、もう一つという所もあって。

ロシアンルーレットという単純明快なゲーム。
そこに自らの命を投じ金を求める。
しっかし、このゲームは良くできたルールだよ。

ところで、最終的にもらえた額が思ったよりも少なく感じたのは僕だけでしょうか。
命はこんなに軽かぁないぞって。

そして「13/ザメッティ」の時も思ったのですが、きっとこういう事ってどっかで
行われているんじゃないかな。
確証はないけど何だかそう思う。
怖いけどそう思う。

≪点数≫
  6点
                                           (12.11.24鑑賞)


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No.701 『ロボジー』
No701 『ロボジー』

2011年制作 邦
監督:矢口 史靖

≪キャッチコピー≫
『制御不能じゃ。』

≪ストーリー≫
弱小家電メーカー、木村電器に勤務する小林、太田、長井の3人は間近に迫る
ロボット博での企業広告を目的に、二足歩行のロボット開発に奔走していた。
しかし、発表直前の1週間前にロボットが大破してしまう。
慌てた3人はとっさの判断で、一人暮らしの頑固老人・鈴木を
ロボットの中に入れて出場したところ、鈴木の奇妙な動きが絶賛され……。

≪感想≫
以前観た「ロボコン」のような理系バリバリの作品かと思って鑑賞したのですがちょっと違いましたね。
ハッピーフライト」で航空業界のあるあるを細かく描いた矢口監督ですが、
今作はちょっとロボット業界の描きこみ不足感が否めませんでした。
少し物足りなかったかな。
鈴木老人の行動にも違和感を感じたし、木村電器の3人の行動にも違和感が。
世間の目はそんなに甘くはないぞってね。

まぁ、所々面白かった所もあったりしたんですけどね。
僕も大学時代は電動車椅子をガチャガチャやっていた人間なので、
ロボットの話をしている大学生を見ていると、
「あぁ、懐かしいな」って。
やっぱ、ちょっと気持ちがアガりましたもん。

吉高由里子のコメディエンヌっぷり、そして濱田岳も良かったですね。
ミッキーカーチスの小難しいジジィ感も良かったですし。

ラストも綺麗にまとめてきて好感をもてました。

「ハッピーフライト」が面白かったのでちょっとハードルを高くしてしまったかな。
佳作。

≪点数≫
  6点
                                           (12.11.24鑑賞)


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No.700 『テイカーズ』
No700 『テイカーズ』

2010年制作 米
監督:ジョン・ラッセンホップ

≪キャッチコピー≫
『全てを手に入れた男たちの
予測不能な犯罪計画!』

≪ストーリー≫
銀行強盗犯ゴードンとジョン、A.J.、ジェイクとジェスの兄弟は完ぺきなチームだった。
彼らは年に1度仕事をし、後は強奪した金で優雅に暮らしている。
だが、彼らは次第にロサンゼルス市警の刑事に追い詰められる。

≪感想≫
プロフェッショナルな奪還屋チーム「テイカーズ」。
そして彼らの昔の仲間だった男。
彼らを追っている刑事コンビ。
それぞれが優雅に、それぞれが泥臭く絡み合う。

以前観た「ミニミニ大作戦」のような感じ。
まぁセリフの中にもミニミニ大作戦をやろうみたいな事もあったもんね。

スタイリッシュな映像は観ていて最後の最後まで飽きがきません。
出てくるヤツラがカッコよくてイケてんなぁって。

なんて思いながら観ていると・・・終ーーー了ーー。
「あれ!!なんだこの終わり方!!」
中途半端すぎやしないかい!?

全ての出演者を立てようとしすぎて、オチにまとまりが無くなっていました。
うーーーん、なんだかもったいないなぁ。

≪点数≫
  5点
                                           (12.11.24鑑賞)


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No.699 『ヒックとドラゴン』
No699 『ヒックとドラゴン』

2010年制作 米
監督:クリス・サンダース, ディーン・デュボア

≪キャッチコピー≫
『少年はドラゴンに翼を与え ドラゴンは少年に勇気を与えた』

≪ストーリー≫
以前より、バイキングとドラゴンとの戦いが続いているバーク島。
ある日、平凡な少年、ヒックはケガをしたドラゴンのトゥースと偶然に出会う。
本来なら敵同士であるヒックとトゥース。
しかし、二人の距離は少しずつ縮まり、やがて誰にも知られないように友情を育んでいく。

≪感想≫
うおーーーー!!
おもしろーい!!

こんなにもワクワクドキドキしたアニメは久しぶりかも。

まず、アニメーションがちょーイケていて。
ドラゴンの皮膚感や表情、そして躍動感の描き方。
ヒックがトゥースに乗って大空を飛び回るシーンやクライマックスのボスドラゴンとのバトルシーン。
全てにおいて素晴らしかったです。

次にストーリー。
弱虫ヒックが自分と似たドラゴン、トゥースと出会い交流し成長していく。
そしてだんだんと周りを味方につけて、一緒に成長していく。
今作、悪者らしい悪者がいないんですよねぇ。
そこも気持ちよくって。
一人一人のキャラも立っていて、それぞれがとっても魅力的でね。
僕的には名前は忘れちゃいましたが、ヒックの仲間のでぶっちょ君が好きですねぇ。

そして音楽。
僕は今作で一番良かったのはこの「音楽」。
色々なシーンに差し込まれる曲たちが何だかグッと来たんですよね。
それぞれのシチュエーションに合っていたというか。
ちょっと泣きそうになっちゃいましたもん。

とまぁ、絶賛していますが今作、3D作品だったんですよねぇ・・・
・・・ちくしょーーー!!
映画館で観たかった!!

残念無念。
なので9点。

≪点数≫
  9点
                                           (12.11.23鑑賞)


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No.698 『フォーン・ブース』
No698 『フォーン・ブース』

2002年制作 米
監督:ジョエル・シュマッカー

≪キャッチコピー≫
『電話を切れば、殺される』

≪ストーリー≫
マンハッタン、タイムズスクエア。
自称一流のパブリシスト、スチュは、今日もアシスタントを従え、携帯電話から
クライアントや業界に口八丁でビジネスをまとめ上げている。
そんな彼はアシスタントと別れた後、1台の電話ボックスに立ち寄り、
結婚指輪を外してクライアントの新進女優パメラに電話を掛けた。
スチュは彼女をモノにしようとしていたが、上手くいかずに受話器を置く。
その刹那、今使っていた公衆電話のベルが鳴り、思わず受話器を取ってしまうスチュ。
すると電話の主は、“電話を切ったら殺す”と脅迫してきたのだった…。

≪感想≫
終始、1台の電話ボックスの中で繰り広げられる会話劇。
アイディア一発勝負の作品ですね。
面白い設定で、お話も巧くまとまっていて、なかなか見応えのある作品でした。
テンポ良く進んでいく会話、演出に飽きることなく観賞。

ただ、欲を言えばもっともーーーっと風呂敷を広げた内容にしてほしかったかな。
結局、スチュの私生活にまつわる話ばっかりっだったので、物足りなく感じました。
肝心のオチももうちょっとパンチがあって欲しかった。
もったいない・・・・。

けどまぁ、この物語のアイディアは面白いし、90分足らずの短い時間で
これだけの作品を観られたので良しとしよう。

≪点数≫
  6点
                                           (12.11.23鑑賞)


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No.697 『スパイキッズ』
No697 『スパイキッズ』

2001年制作 米
監督:ロバート・ロドリゲス

≪キャッチコピー≫
『非常事態発生!この2人がやるしかない』

≪ストーリー≫
冷戦時代、互いに敵対する国家のスパイとして戦ってきたグレゴリオとイングリッドは、
やがて禁断の恋に落ち結婚、スパイを引退し、いまは二人の子どもたちとともに
静かな日々を過ごしていた。
そんなある日、グレゴリオとイングリッドは悪の組織の陰謀にはまり捕まってしまう。
両親がスパイだったことを初めて知った二人の子どもカルメンとジュニは、
悪の組織の真の狙いに気づく。
当然のように、そんな二人にも悪の魔の手が迫っていた。
二人は果たして悪の陰謀を阻止することができるのか。
そして、無事両親を助け出すことに成功するのか?

≪感想≫
今作、おそらく低予算で作られたんでしょうね。
演出、CGが粗い粗い。

最近は派手なドンパチ作品ばっか観ていたせいか、ちょっと物足りなく感じちゃいました。

ストーリー的にも大づかみで流れていくので、本当に子供向けの作品かと。
だけど、やっぱりさらわれた家族を助けに行くくだり(お約束的流れ)を見せられると
ワクワクしたりして。

何だかんだで気分も重くならない、ライトに観れた良作でした。

今作はシリーズもの。
次回作は機会があれば・・・。
次作への注文を言わせてもらうと、スパイグッズをもっと気持ちのいい道具を揃えていてほしいな。

≪点数≫
  6点
                                           (12.11.18鑑賞)


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No.696 『ワイルド・スピード MAX』
No696 『ワイルド・スピード MAX』

2009年制作 米
監督:ジャスティン・リン

≪キャッチコピー≫
『誰か、コイツら止めてくれ!!』

≪ストーリー≫
南米に逃亡したすご腕ドライバー、ドミニクは恋人レティとともに輸送車からの強奪を繰り広げていた。
一方、FBI捜査官ブライアンは、麻薬組織のボス“ブラガ”を追い続けていたが、
お尋ね者のドミニクが8年ぶりにロサンゼルスに戻って来たという知らせを受ける。

≪感想≫
あらあら。
今まで観てきたシリーズ作の中で一番かも。

前作まではカーチェイスシーンをメインにやりたい放題やっていた感はありますが、
今作はストーリーにも力を入れていたような。
なかなか見応えのある作品に仕上がっていました。
シリーズ物は進むにつれてざんない結果になりがちですが。
今シリーズは良い感じで進化しているんじゃないでしょうか。

初期メンバーの再集結という事で、気分も上がる上がる。
ヴィン・ディーゼルに ポール・ウォーカー、そしてミシェル・ロドリゲス。
最近ミシェル・ロドリゲスをよー見るなぁ。
まぁカッコよくて好きだから嬉しいんですけどね。

今のところ今シリーズはあと1作。
楽しみ。

追伸
ヴィン・ディーゼルを見たら誰かを思い出すんだよなぁ。
誰だっけかなぁ・・・。
知り合いだったか、テレビに出てる誰かなのか・・・。
うーーーん気になる・・・。

≪点数≫
  8点
                                           (12.11.17鑑賞)


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No.695 『スイミング・プール』
No695 『スイミング・プール』

2003年制作 仏/英
監督:フランソワ・オゾン

≪キャッチコピー≫
『見る女 見られる女』

≪ストーリー≫
スランプ中の英国のミステリー作家、サラは、南仏にプール付き別荘を借りる。
しかし突然借り主の娘、ジュリ-が現れ、彼女の生活は一変する。

≪感想≫(ネタバレ注意)
うーーーん、なるほどねぇ・・・。
今作、最後の最後であっと驚く展開が待ち受けております。

つまるところ、結局今回の物語はサラの想像だったわけで・・・。
新しい作品を執筆する、スランプを脱出するための行動か。
それともこれまでの自分との決別のためか。
恐らくラストのジョンとのやり取りを見ていると、後者の方なのかなぁ。
自立だったり曖昧だった関係はもう・・・みたいな。

今作を実際の作家さんが観たらどう思うんでしょうか。
実際、作家さんによっては完全インスピレーションで物語を紡いだりしているのでしょう。
例えばサラの今回の創作過程に共感するのか聞いてみたいな。

そして、今作は少し女性向けの作風になっていましたね。
官能美というかなんというか・・・。
ヌードやベッドシーンが多々出てくるのですが、あまりいやらしくなくって。
そこにはミステリーの要素が上手に詰まっていたからかな。

フランス映画はやっぱりどことなく空気感が違いますねぇ。

≪点数≫
  5点
                                           (12.11.17鑑賞)


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No.694 『SP 革命篇』
No694 『SP 革命篇』

2011年制作 邦
監督:波多野 貴文

≪キャッチコピー≫
『運命の最終章。』

≪ストーリー≫
官房長官を狙ったテロから2か月。
警視庁のSPである井上は上司の尾形への不信感を募らせながらも、
尾形の指令で国会での警備を担当することになる。
そして麻田雄三内閣の不信任案の採決が行われようというそのとき、
国会議事堂で銃声が鳴り響き……。

≪感想≫
前編に引き続き鑑賞。
ドラマから続いたシリーズも今作でいよいよ最後。

いやぁーー、最後まで観れてスッキリーーー!!
とはいきませんでした・・・。

なんだこの終わり方!!
謎は謎のまま残って、ただその当日の事件が解決しただけ。
確かにその事件はドでかくって見応えもありました。
ただ、もっともーーっと描かなければいけない事もあったでしょうに。
観る者にその後は委ねる作品も良いですが、今作のような描き方は少し納得いきませんでした。
続編制作の布石なんでしょうねなんて思ってしまいます。
それならずるいわー・・・。

とはいえ一応はひと段落なのかな。
まぁドラマが好きだったので最後まで観る事が出来て良かったです。

もちろん良い所もありましたよ。
岡田君のアクションはやっぱりカッコ良かったですし。
第四係のSPを演じた俳優さん達はみんなイケていて素敵でした。
あとクライマックスのスローモーションの銃撃シーン。
あそこはあの演出で良かったんじゃないでしょうか。
きっと、あそこをもっとスピーディーに映してしまうと、前作のようにちゃちく見えていた
可能性があるので。

何だかんだ言っておりますがで続編が出たらきっと鑑賞してしまうんだろうなぁ・・・。
心の底ではそれを望んでおります(笑)

≪点数≫
  6点
                                           (12.11.11鑑賞)


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No.693 『SP 野望篇』
No693 『SP 野望篇』

2010年制作 邦
監督:波多野 貴文

≪キャッチコピー≫
『衝突する二つの運命。』

≪ストーリー≫
チームリーダー尾形の、耳を疑うような発言に疑心をぬぐい切れない井上は、
表面的には平和な姿をしている日常の中に、特殊能力で脅威の存在と四六時中シンクロしていた。
そんなある日、六本木で大規模テロ事件が勃発。
テロリストの魔手は笹本ら第四係のメンバーにも向けられていた。

≪感想≫
昔、フジテレビにて放送されていた深夜ドラマの続編を映画化。

僕はこのドラマが大好きで。
主演の岡田君がめちゃくちゃイケていて、かつストーリーも面白かったので、
ひっさしぶりに全部観た連ドラでした。

それが映画化されると聞いて、ずっと楽しみにしていて、やっと観ることができました。

感想は・・・。
前・後編の2部構成という事もあって、まずはドラマの復讐と、後編への助走作品といったところか。
まぁまぁって感じです。

映像に関してですが、やっぱり邦画でハリウッドのようなアクション大作は望めないのでしょうか。
爆破のシーンとかCGのシーンとかちょっとちゃちく見えたんですよね。
資金の問題もあるのでしょうが、もうちょっと丁寧に作ってほしいなと。

それでも岡田君のアクションはカッコ良かったです。
もちろんこれもプロフェッショナル(「チョコレート・ファイター」や「マッハ!」)には
到底追い付かないけど、十分にイケていました。

さぁさぁ、いよいよ次作で最後。
楽しみです。

しっかし、この2部構成という売り出し方はなんかずるいよねぇ。
ドラマ→映画ってなんかずるいよねぇ。

ちゃんとそれぞれで完結させてほしいものです。

≪点数≫
  6点
                                           (12.11.10鑑賞)


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No.692 『エクスペンダブルズ』
No692 『エクスペンダブルズ』

2010年制作 米
監督:シルヴェスタ・スタローン

≪キャッチコピー≫
『消耗品軍団、出撃。』

≪ストーリー≫
バーニーは、傭兵軍団のリーダーとして精鋭たちを束ねている。
彼はナイフの達人リーや、マーシャルアーツの天才ヤンらと共に危険な任務を遂行してきた。
ある日バーニーは、とある依頼人から教会に呼び出され……。

≪感想≫
スタローン、ブルース・ウィルス、シュワルツェネッガー、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン等々。
そうそうたるアクションスター達の夢の競演!!
これでアガらない訳ないでしょう!!

確かにストーリーなんてあってないようなものです。
派手にドッカンドッカンやっているだけかもしれません。

けどこれで良いんですよ!!
この大好きなアクションスター達が一つの作品で観る事ができる。
これほど興奮する作品はないんじゃないですか!?

僕は年齢的に彼らが活躍した時代はタイムリーに味わっていないのですが、
その功績はもちろん知っていて。
この競演がどれだけ凄いかは分かっています。
以前、ジェット・リーとジャッキー・チェンが共演した「ドラゴン・キングダム」で
その興奮たるやを書いたのですが。
あの感じに近いよね。

スタローン、ブルース・ウィルス、そしてシュワルツェネッガー。
この3人が1つの作品でだべっている・・・これだけでまず
「おーーーー。」
後の二人は1シーンしか出てきませんが、観れて良かったー。

エクスペンダブルズのメンバーは5人。
それぞれに見せ場があってそれがちょーーカッコいいんです。
ジェイソン・ステイサムのナイフアクション。
ジェット・リーのマーシャルアーツ。
テリー・クルーズのショットガン。
ランディ・クートゥアの総合格闘技、
みんなイケてましたねぇ。

ただ、1つだけ苦言を言わせてもらうとアクションのカット割りが細かすぎて
何をやっているのか分かんない部分も多々あったかなと。
それはやっぱり演者達の年齢もあるのでしょうが・・・。

・・・いやいやいや。
そんな苦言なんてどーーでもいーーんです!
往年のスーパースター達がドッカンバッカン楽しそうにやっているのを
観れただけでもいーーんです!!

今作は案の定、売れに売れて、次回作も現在上映中ですね。
なんと、次回作ではブルース・ウィルス、そしてシュワルツェネッガーの出演シーンも
増えているみたい。
ワクワクワク・・・。

必ず観るぞ!!

≪点数≫
  9点
                                           (12.11.04鑑賞)


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No.691 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
No691 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』

2006年制作 米
監督:ジャスティン・リン

≪キャッチコピー≫
『TOKYOは今、サーキットと化した!』

≪ストーリー≫
違法なストリート・レースの最中に衝突事故を起こして逮捕されたショーンは、
少年院行きを免れるために軍人の父を頼って日本へ。
言葉や文化の違いに戸惑いを感じながら高校生活を始めた彼は、留学生のトウィンキーに誘われ、
ドリフト・レースが行われる深夜の立体パーキングに赴く。

≪感想≫
ワイルド・スピード」シリーズ第三弾。

今作は前作、前々作の続きじゃなく全く別物の流れかと。
舞台も東京だし、キャラクターも新キャラばっかだし。
調べてみると時系列的には1作目、2作目のだいぶ後のお話みたいですね。

今作はスピードではなくテクニック(ドリフト)に特化した作品。
そして舞台は我が国TOKYO。

うーーん・・・なんでしょうか。
外国の方からみた日本なんてこんな感じなんでしょうね。
アジア人の顔はきっと一緒くた。
話し方も一緒くた。
違和感なんてないのでしょう。

但し、やっぱり現地人の僕らから観てみれば違和感の塊で・・・。
ちょっとつまんなかったです。

あっ、1点、笑えたとこが。
主人公達が高校生という設定が面白かったです。
学生服を着ているのが違和感だらけで面白くって・・・・。
もうコントじゃんこれ。

≪点数≫
  4点
                                           (12.11.03鑑賞)


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No.690 『まほろ駅前多田便利軒』
No690 『まほろ駅前多田便利軒』

2011年制作 邦
監督:大森 立嗣

≪キャッチコピー≫
『お困りごとはアフターケアも万全の多田便利軒へ。』

≪ストーリー≫
ある年の正月。東京郊外に位置するまほろ市で便利屋を営む多田のもとに、
ひょんなことから同級生の行天が転がり込んでくる。
自称コロンビア人の娼婦(しょうふ)ルルやヤバいアルバイトに手を出す小学生の由良など、
二人は便利屋稼業を通して奇妙な客たちの人生に深くかかわっていく。

≪感想≫
原作は三浦しをんの同名小説。
原作は以前読んだことがあって、素敵な作品に仕上がっていました。
そもそもこの作家さんの作品は結構、好きなんですよね。
言葉のチョイスが気持ち良いというか。

さて映画について。

ちょっとイメージと違ったかなと言うのが率直な感想。
まず演じる俳優さん達が思っていた感じと違ったかな。

多田についてはもうちょっとゴツくて男らしい印象。
行天についてはもっと綺麗で透明、そしてもっと澄んだ印象。
その印象とは少しズレてたような。
ちょっと違和感を感じてしまいました。

次に作品の空気感について。
巷での感想ではオフビート、ゆるゆるな印象を受けたと聞いていたのですが、
僕が受けた印象は、絶えず少し沈んでいる・・・みたいな感じ。

まぁ乗り切れなかった感は少しありますが・・・。
これはこれで原作と違う作品として観てみると、そこまで悪くは無かったです。
主役の2人は好きな俳優さんたちなので、やっぱ素敵だし観ていて苦にもならない。

最終的には暖かく、光を感じる仕上がりになっていたので良かったです。
観て損はしませんでした。

何はともあれ映画も良かったですが、原作もお勧めですよ。
ぜひぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

≪点数≫
  6点
                                           (12.11.03鑑賞)



こちら原作。
おススメです。

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No.689 『バイオハザードV:リトリビューション』
No689 『バイオハザードV リトリビューション』

2012年制作 米
監督:ポール・W・S・アンダーソン

≪キャッチコピー≫
『「世界」を壊せ。地球を救うために。』

≪ストーリー≫
大企業アンブレラ社が開発したウイルスがまん延した地球は、アンデッドであふれ返る状況に陥っていた。
生き残ったアリスはアンブレラ社への潜入調査で、自らの驚がくの過去を知ることとなる。
さらに、アリスと仲間たちは滅亡の危機を引き起こした人物を捜し、東京、
ニューヨークと世界中を追跡。
そんな中、すべてを覆す新事実が明らかになり……。

≪感想≫
今シリーズももう5作目ですか。
今作は映画館で鑑賞することが出来ました。

前作のレビューでも書いていますが、ここまでくるともうゾンビなんて関係ないです。
僕が思い描いているバイオハザードの世界観はどこへ行ったのか・・・。
ゲームシリーズも続いていて、色々出ているみたいですが、こんな感じなのかな。
僕はゲームは1作目のみしかやったことがないので、あの印象が強くてね。
ゾンビがのべーっと追いかけてきて、銃で撃っても撃っても近づいてくるみたいな。
だけど映画版は3作目ぐらいから、ゾンビが猛ダッシュ!!
それが怖いというか面白いんですよね(笑)
その他にももうこれはゾンビじゃなくてただのバケモンだろっていうキャラクターが出てきたり。
とにかく無茶苦茶なんですよねぇ。

なんてちょっと不満げに語っていますが、今までの自分の中にあるバイオハザードへの
印象を取っ払って観てみると・・・。
あれ?なんかカッコいいじゃん!!
何だかんだで面白いんじゃないか!?

今作はひたすらスタイリッシュと言うかカッコよさを追求した撮り方になっていて。
それを映画館、大きなスクリーンで観たせいか好感触。
面白ーーーい。
カッコいーーーー。
観て良かったーーーーー。

ストーリーも案外繋がっているので、以前までの内容を覚えていなければいけないかと言えば
そうでもなく、今作の最初の数分間で前作までのおさらいもしてくれる。
良いですねぇ。

しかも今作は、かつて出てきたキャラクター達も出演してくれるのでオイシイ。
以前、褒めちぎったミシェル・ロドリゲスやシエンナ・ギロリーも出るんですよねー。
あいかわらずのカッコよさでした。

さてさてまだ続きそうな今シリーズ。
何だかんだで次回作も観たいな。
しかも今シリーズは、映画館で観てナンボの作品だと思うので、
ぜひ大きなスクリーンで観たいものです。

≪点数≫
  8点
                                           (12.11.02鑑賞)


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No.688 『マチェーテ』
No688 『マチェーテ』

2010年制作 米
監督:イーサン・マニキス, ロバート・ロドリゲス

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
すご腕のメキシコ連邦捜査官マチェーテは、正義感の強さがあだとなり、
麻薬王トーレスに妻子を惨殺されてしまう。
3年後、テキサスに現れたマチェーテは極右の上院議員マクラフリンの暗殺を依頼されるが、
わなにはまったことから暗殺犯として追われる身となり……。

≪感想≫
超ド級のB級映画の登場です。
大づかみなストーリー。
エンタメ的なアクションシーン。
人がバッサバッサと殺され、血しぶきビシャー、首がゴロン、みたいな。
観ている人にとって、あまり心に痛みが伴わない痛快作品。

うーーん・・・ここまでくると何も考えずに観賞して楽しむしかないですよね。
もうねぇ、観ていて笑えてくるんです。
クライマックス。
マチェーテがバイクに乗ってダイブしながらマシンガンの乱射シーン。
カッコよく撮ってんだけど笑えるんです。
バカバカしいというか何というか。
そんなシーンが山ほどあって良い感じでした。

そしてキャストも何気に豪華。
ロバート・デニーロにジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲスにスティーブン・セガール等々。

その中でも今作ではやっぱりミシェル・ロドリゲスでしょう。
以前「バイオハザード」のレビューにて褒めさせて頂きましたが、
今作はそれを超えるカッコよさでした!!
この手の役がほんとにお似合いですね。

兎にも角にもひっさしぶりに観ましたこの手のB級作品。
タランティーノ好きの僕には楽しめた良作。

今作は続編制作が決定しているみたい。
次回も今作のクオリティを保った良作であってほしいな。

≪点数≫
  8点
                                           (12.10.31鑑賞)


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