2013-02-26 Tue

1990年制作 米
監督:マーティン・スコセッシ
≪キャッチコピー≫
『俺は小さい時からマフィアになる日を 夢みていた。』
≪ストーリー≫
ヘンリー・ヒルは幼い頃より、“グッドフェローズ”と呼ばれるマフィアの世界に憧れ、
12歳の時からブルックリンの街を牛耳るポール・“ポーリー”・シセロのもとで使い走りを始める。
やがてヘンリーは本物のマフィアとして、強奪専門のジミー・コンウェイや、
チンピラのトミー・デビートといった仲間たちと共に荒仕事に手を染める日々を送るようになる。
≪感想≫
実在の人物を基にしたギャング映画。
ギャング映画で思い浮かべるのは規律や統率、男くさくて骨太な作品。
渋くてクールな男たちの生きる世界。
なぁんて思いながら今作を観賞していると
「あれ?あれれ??」
なんとも欲深い奴らなんでしょうか。
自らの欲求に抗うことなく生きていく。
金・暴力・ドラッグ・裏切り。
所詮は悪党ども。
実際はこんなものなんでしょうね。
エンターテイメント的な作品ではなく実社会の黒い部分をテンポ良く観させてもらえた作品。
今作の一つの見どころとして挙げられるのが暴力シーンではないでしょうか。
デニーロとジョー・ペシが二人がかりで相手をボッコボコにするシーン、
有無を言わさず相手を殴りまくるシーン。
観ているだけで痛々しくて。
そして主要三人のキャラクター力。
冷静沈着なんだけどキレたら恐ろしそうなジミー。
直情的で感情爆発のトミー
そして女たらしで欲深いヘンリー。
三者三様上手くバランスがとれていて見応え十分。
しっかしヘンリー役のレイ・リオッタの悪人面ったらないよなぁ。
どの作品を観ても悪党を演じているような気がします(笑)
≪点数≫
6点
(12.08.27鑑賞)

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