2013-02-22 Fri

2002年制作 仏
監督:パトリス・ルコント
≪キャッチコピー≫
『私、恋してるの。』
≪ストーリー≫
プチ=ルイはお客と娼婦の“アクシデント”からこの世に生を受け、
以来パリの娼館<オリエンタル・パレス>の中だけで育ち、
娼婦の世話役として生きてきた男。
そんな彼の夢は“運命の女の人と出逢って、その人を一生を賭けて幸せにする”こと。
1945年初頭のある日、彼はついに幼い頃からの夢だったその相手にめぐり逢う。
彼女は新入りの娼婦マリオン。
妖艶だがどこか幸の薄い女性。
プチ=ルイが願うのはただひたすらに彼女の幸せだけだった。
そのために、さっそくマリオンの“運命の男”探し始めるプチ=ルイだが…。
≪感想≫
「仕立て屋の恋」「列車に乗った男」「ぼくの大切なともだち」。
ルコントの作品は意外に観ていますね。
そして今作が4作目。
今作はどちらかというと「仕立て屋の恋」に似ていますね。
それの進化版といった所でしょうか。
とってもいい作品でした。
運命の人を探してその女(ひと)に一生を捧ぐ。
ただただその女(ひと)の幸せのために動く。
そこに自分の欲はなく、その女(ひと)の幸せが自分の幸せであるという想い。
何も疑わない、やっと見つけた大切な女(ひと)。
プチ=ルイのその志みたいな物の本質について考えると鳥肌がぶるっと・・・。
プチ=ルイの行動に共感または同情はしませんが、少し憧れたりもしますね。
素敵だなって。
今作は、基本的には切なくって胸がギュッとなる作品。
だけど、それをそこまでおもーく感じさせなかったのはシャレた演出のおかげか。
これがルコント節だと言うのなら今後もまだまだこの人の作品を観てみたい。
≪点数≫
7点
(12.08.15鑑賞)

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2013-02-22 Fri

1989年制作 米
監督:ニール・ジョーダン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
時は35年のカナダに近いアメリカの刑務所。
極悪囚人のボブが処刑される寸前に看守たちを撃ち殺して脱走を謀った。
処刑場にたまたま居合わせたコソ泥のネッドとジムは訳がわからないままボブと共に脱走し、
二人はカナダ国境を目指すのだった。
しかし途中で老婆と出くわし、出任せで言った言葉からあれよあれよと言う間に
著名な神父様に間違われ……。
≪感想≫
1989年制作の本作。
若かりし頃のロバート・デニーロ、ショーン・ペン、デミ・ムーア。
良いですね。
お三方ともさすがですね。
特にショーン・ペンはキャラクター的にも◎で好感を持てました。
今作は、何かの作品のリメイクみたいですね。
ちょっと興味があるな。
実は今作は20年前ぐらいに一度観てめちゃくちゃ面白かった記憶があったのですが・・・。
ストーリーはちょっとパンチ力不足でしたがまぁまぁまぁ。
うーーーん、可もなく不可もなくと言った所でしょうか。
≪点数≫
6点
(12.08.14鑑賞)

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