2013-02-15 Fri

2009年制作 仏
監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
≪キャッチコピー≫
『さあ、人生を奏でよう。』
≪ストーリー≫
かつてボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレは、
今はさえない劇場清掃員として働いていた。
ある日、出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探しているという
FAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。
それは、いまや落ちぶれてしまったかつての仲間を集めて楽団を結成し、
コンサートに出場するというものだった。
≪感想≫
クライマックスのコンサートシーン。
これだけでもう観た価値があります!!
それまではなんかぐだぐだっとしていて、ちょっと飽きていたんだけど、
あのクライマックスを観た瞬間・・・。
ずるいなぁ・・・。
やっぱり音楽映画はこれがあるから良いんですよね。
言葉じゃなく、音、音楽でたくさんの人の気持ちを掴む。
僕も含めて、観客の心を一つにまとめあげる。
ずるいよ。
これだから映画観賞が止められない。
とにかく、このクライマックスシーンの秀逸さ。
今作はこれに限ります。
≪点数≫
7点
(12.07.29鑑賞)

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2013-02-15 Fri

1997年制作 米
監督:ガス・ヴァン・サント
≪キャッチコピー≫
『あなたに会えて、ほんとうによかった。』
≪ストーリー≫
ボストンに住む青年ウィルは、幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していた。
だが、彼の才能に気付いた数学教授のランボーは、ウィルに精神分析医のショーンを紹介する。
ウィルはショーンにしだいに心を開いてゆくが、彼の才能に気付いた政府機関や大企業が接近してくる。
≪感想≫
今作は、俳優として当時まだ無名であったマット・デイモンが
親友のベン・アフレックと脚本を共同で執筆したみたいですね。
いやはやなんとも多才な方達です。
心に傷を抱えた人間が、色んな人との出会いで成長する。
何ともシンプルでスタンダードなお話なんだけど、やっぱりそこには感動があって。
登場する人物はみんな心が温かい。
周りを傷つけたり、受け入れられなかったりする姿の中にも、
心の奥では優しさが見え隠れする。
僕が大好きなシーンはラストシーン。
ベン・アフレック演じるチャッキーが、いつものようにウィルを家に迎えに行くシーン。
いつもいるはずのウィルが旅立っていて・・・。
友の旅立ちは寂しいけれど嬉しさの方が勝っていて。
あの車に残っている親友たちと嬉しそうにまた街へ繰り出すシーンがたまらないんです。
誰かを思いやるっていいなぁって。
人との繋がりを大切に感じる事ができる作品。
実は今作を観るのはこれで5回目。
やっぱり、何度観ても色褪せない良作でした。
≪点数≫
10点
(12.07.27鑑賞)

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2013-02-15 Fri

2009年制作 米
監督:ジャウム・コレット=セラ
≪キャッチコピー≫
『この娘、どこかが変だ。』
≪ストーリー≫
子どもを流産で亡くしたケイトとジョンは悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。
以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問。
そこで出会ったエスターという少女を養女として迎え入れる。
≪感想≫
なんだこれ、めちゃくちゃこわーい!!
「エクソシスト」とか「オーメン」のような作品かと思えば、全然。
非科学的ではなく、しっかりと理にかなった内容になっていました。
序盤中盤はこのエスターと言う女の子の不気味さ、奇妙さ、そして残虐さに見入ってしまう。
そして終盤、エスターの過去が明らかになった時!!
え!?マジか!!
あの展開、ラストまでノンストップでドキドキが止まりません。
おぉーーーー、なるほどーーー!!
こぇーーーーー!!
ゾゾゾッ!!
のオンパレード。
あまり書くとネタバレになってしまうので控えますが、本当に良くできた作品です。
もう一点。
この作品が成功した要因の一つとしては、やっぱりエスターとマックスを演じた
二人の立ち振る舞いでしょう。
エスター役のイザベル・ファーマンは不気味感満載。
マックス役のアリアーナ・エンジニアは天使のような笑顔で今作の一縷の光。
素晴らしいキャスティング、素晴らしい演技でした。
≪点数≫
9点
(12.07.27鑑賞)

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