2013-02-13 Wed

2000年制作 米
監督:ジョエル・コーエン
≪キャッチコピー≫
『だから、人生はおもしろい。』
≪ストーリー≫
1930年代、アメリカ南部のミシシッピー州。
エヴェレット、ビート、デルマーの脱獄3人組が探しているのは、
昔エヴェレットが隠し置いた現金120万ドル。
しかし、隠し場所はその後のダム建設で川底に沈んでしまっていた……。
≪感想≫
昔、一度観賞したことがあって、めちゃくちゃ面白かった記憶が残っていたので再観賞。
なんとも不思議な映画ですねぇ。
物語序盤、中盤にかけてファンタジーの様な非リアルな出来事が目白押し。
思わず「あれ?あれあれ??こんな映画だっけか???」なんて。
だけど終盤にかけて、その非リアルな出来事をリアルな世界へとグイと引き寄せる。
巻き起こった出来事も「なるほど、そういう事だったのね。」になる。
虚構と現実が入り混じる。
だけどそこには「??」が無くって。
とってもバランスのとれた作品でした。
コーエン兄弟の作品は独特で楽しいな。
≪点数≫
9点
(12.07.22鑑賞)

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2013-02-13 Wed

2004年制作 米
監督:ティム・ハンター
≪キャッチコピー≫
『その薬が凶気を操る。』
≪ストーリー≫
数々の凶悪犯罪を起してきた男・リーは、死刑執行直前に、命と引き換えにある
プロジェクトに参加することを余儀なくされるが……。
≪感想≫
超極悪人をどうにかして善人に変える実験。
以前観た「時計仕掛けのオレンジ」のルドビコ療法を思い出した。
あの療法はエグかったもんなぁ・・・。
今作での方法は、もっともっと単純で薬をひたすら飲み続けるという療法。
単純明快ですね。
ただまぁ、今作は実験云々ではなく、人は生まれ以ての悪なのか、善なのか。
性善説、性悪説みたいなものを描いていたのではないでしょうか。
・・・ん?違うか??
じゃあ、人は思い込みによって自分の核なる部分をスイッチできるという、
意志の変換みたいなものを描いていたのか。
うーーん。
どっちともとれるかな。
最終的にリーはあのような事になってしまいますが、それは自業自得。
それでも僕には希望の光が見えたような気がします。
それにしても今作品に出てくる顔は、みなさんアクが強いですねぇ・・・(苦笑)。
≪点数≫
6点
(12.07.20鑑賞)

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