2013-02-01 Fri

2011年制作 邦
監督:鈴木 雅之
≪キャッチコピー≫
『大阪全停止。その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった。』
≪ストーリー≫
会計検査院の調査官である松平元、鳥居忠子、旭ゲーンズブールの3人が、
府庁など団体の実地調査のため東京から大阪にやってきた。
順調に調査を進める中、不審な財団法人を見つけ徹底的に調査するが、
変わった様子もなく引き上げようとしたとき、大阪国総理大臣と名乗る男が現れる。
そして、大阪中を巻き込む思いも寄らぬ事態へと発展していき……。
≪感想≫
人気作家「万城目学」の原作本を実写化。
原作本ももちろん読ませていただきました。
現実離れした設定なのに、スイスイと入ってきてワクワクな感じ。
いやぁー、面白かったです!!
さて、実写版はと言うと・・・。
あれ?あれあれ??
こんなに設定に違和感を感じたっけかなぁ・・・。
面白いんだけど、所々で引っかかりが出てくる。
そのせいで、ぶっ飛んだ設定もワクワクじゃなくてイライラに変わってしまう。
うーーーーん、どうしてだろう・・・。
ふと思う。
例えばそれが活字で伝えられる場合。
受け手はその内容を自分の好きなように頭の中で描く。
自分の好きなように、それこそ想像力豊かに自分の思うように頭の中で映像化する。
それをいざ実写版で観せられると・・・。
そのギャップに
「あれ?思っていたのと違うぞ・・・」
となってしまうのかなぁ。
さらにふと思う。
そんなこんなで原作を読んで映画を観たときに面白いと感じる時というのは
以下の3点のいずれかが当てはまった時では。
1.自分の描いた原作本のイメージとバッチリシンクロした場合。
2.自分の描いていた物を飛び越えるインパクトがあった場合。
3.原作本に無かった、いわゆる純度を薄くして別物のような形で伝えてきた場合。
上述にマッチした場合に
「さいこーーー!!」
となるんじゃないかなぁ。
今作はそれらに当てはまらなかったかなと。
残念無念。
≪点数≫
5点
(12.06.09鑑賞)
こちら原作。
面白かったですよ。

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2013-02-01 Fri

2000年制作 米
監督:サム・ライミ
≪キャッチコピー≫
『"超感覚<ギフト>"を与えられた彼女だけが、この事件を解き明かす――』
≪ストーリー≫
ジョージア州にある小さな町。
ここで占い師をして3人の子どもと細々と暮らしているアニー。
ある日、この町で失踪事件が発生、失踪した娘の父親が不思議な霊感を持つ
アニーに協力を依頼して来るのだった……。
≪感想≫
超能力や占い等々。
僕的に世の中には理由のない現象や出来事は起こるわけがないと思っていて。
ただそれは解明できていないだけで、何らかの理由は必ずあるんです。
この手の話は何も解明されていない分、裏を返せば自らの想像力次第で面白おかしくできる。
自分がより良く生きていくうえで必要なジャンルでもあるのかも。
程よく程よく。
あれ?ちょっと脱線。
さてさて、作品について。
ケイト・ブランシェット、キアヌ・リーヴス、ヒラリー・スワンク等々。
何気に豪華なキャストと上質なミステリー作品。
オチは少し弱かったけど、最後の最後までハラハラドキドキ。
十分に堪能させていただきました。
≪点数≫
7点
(12.06.03鑑賞)

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