2013-01-29 Tue

2009年制作 韓
監督:ポン・ジュノ
≪キャッチコピー≫
『永遠に失われることのない母と子の絆。すべての"謎"の先に"人間の真実"が明かされる。』
≪ストーリー≫
早くに夫を亡くして以来、一人息子のトジュンと静かに暮らすヘジャ。
そんなある日、街で殺人事件が起こり、もの静かなトジュンが第一容疑者に。
事件の解決を急ぐ警察がトジュンを犯人と決めつけ、無能な弁護人も頼りにならない中、
ヘジャは真犯人を捜し出し、息子の無実を証明しようとする。
≪感想≫
うわぁーなんだこれ。
凄い作品だなぁー・・・。
終始、陰鬱なトーンで後味も決して良くない。
だからと言ってもう観たくないかと言えばそうでもない。
ストーリー構成とか作品の雰囲気、キャスティング諸々がほんとにしっかりしているんです。
作品として、映画として良くできているなぁって感じ。
草原の中、ヘジャが急に踊り出すシーンから始まる。
その表情は喜怒哀楽のどの部分なのか・・・・。
まずそこで、この作品に釘付けになる。「なんだ?この作品は??」と・・・。
そして、ヘジャが息子の無実を証明するため真犯人を探し出していく。
どんどん謎が解き明かされていき、まさかの急展開!!
「おおー!!」って驚くのではなく「ングッ」っと息を呑みこむ感覚。
そのまま終盤へ。
ラストシーン。
鑑賞終了。
んーーーーー、なんだかとてつもない作品を観たぞってな感覚。
ほんとに良くできていました。
今作について観た人と色々と語りたいなぁと思わせてくれる傑作。
監督は誰だと調べてみると以前観た「グエムル -漢江の怪物-」のポン・ジュノ。
なるほどねぇ、あれも確かに変な作品だったもんなぁ。
しかしながら今後も要チェックな監督です。
≪点数≫
9点
(12.05.26鑑賞)

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