2013-01-25 Fri

2009年制作 英
監督:J・ブレイクソン
≪キャッチコピー≫
『ここには3人と、1発の銃弾、そして"嘘"が散らばっている。』
≪ストーリー≫
刑務所仲間のヴィックとダニーは、着々と誘拐の準備を進めていく。
新聞でダーゲットを富豪の娘アリスに決めた2人は、白昼堂々彼女を路上で連れ去る。
アリスは準備されたアパートの一室に運び込まれ、ベッドに両手両足を縛り付けられ
身動きが取れなくなる。
≪感想≫
なにこれ!
おもしろーーーい!!
開始数分、会話が一切なく二人の男が用意周到に一人の女性を誘拐。
そのソツのなさ、そしてそこまで会話をしない不気味感。
まずこれでグッと映画に引き込まれる。
そして数分後、最初の衝撃展開。
「おぉーー!!それでそれで?」
となったところで第二波、三波と怒涛の展開が待ち受ける。
いやぁー良いです。
このミステリならではのワクワク感。
観ている僕らが気付く程度のちょうど良いぐらいの突っ込みどころ(伏線)を作り、
それをうまい具合に回収していく。
観ているものをけして飽きさせないストーリーテリング。
こりゃ脚本が素晴らしいという他ありません。
演者も誘拐犯2人、被害者1人の計3人と最少人数で分かりやすい。
「暇だなぁーー、なんか映画でも観るか」
なんて時にお勧め。
観て決して損はしない作品に仕上がっていました。
≪点数≫
8点
(12.05.10鑑賞)

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2013-01-25 Fri

2004年制作 仏
監督:オリヴィエ・ダアン
≪キャッチコピー≫
『最後の審判の日、目覚めるのは神か悪魔か』
≪ストーリー≫
フランス北東部で、修道院の壁のキリスト像が血が流すという怪奇事件が発生。
捜査のためパリからニーマンス警視が派遣される。
同じ頃、刑事レダは不審者を発見する。
≪感想≫
前作は原作本があったんだけど、今作はリュック・ベッソンのオリジナル脚本。
なるほどねぇ・・・。
どおりで今作はミステリ色が弱くなっていて、アクション色が強くなってたんだな。
ラスト近くの派手な銃撃戦の撮り方はいかにもベッソンっぽい感じだったもん。
ストーリーは大味でけっこう雑なお話。
よく分からないまま事件が解決していました・・・。
とほほ・・・。
前作は結構緻密な作りだったのにね。
まぁ、その分エンターテイメント性が上がったから良しとするか。
今シリーズ3作目の制作も決定したんだって。
ほぇーーー、原点回帰で本格的なミステリ作品にしてほしいな。
≪点数≫
5点
(12.05.06鑑賞)

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