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No.604 『誰も守ってくれない』
No604 『誰も守ってくれない』

2008年制作 邦
監督:君塚 良一

≪キャッチコピー≫
『殺人犯の妹となった少女と彼女を守る刑事の逃避行が始まる──。』

≪ストーリー≫
平凡な4人家族の船村家で、ある日、一家の未成年の長男が小学生姉妹殺人事件の
容疑者として逮捕されてしまう。
東豊島署の刑事・勝浦は容疑者家族の保護を命じられ、保護マニュアルに従って
15歳の沙織をマスコミの目、そして世間の目から守るため、ホテル、アパート、
マンションと逃避行を始める。

≪感想≫
いやぁーー久しぶりに胸くそ悪い(言葉が悪いですね(苦笑))作品を観てしまいました。
この脚本を書いた人の意図が見えない。
こんな社会派ドラマで、恐らく伝えたいメッセージがセンシティブな場合、
もっとリアリティの強い作品に仕上げなきゃいけないのでは。
中途半端な脚色は逆に伝わりにくく苛立ちが残るだけ。

現実社会がこの映画の通りだったら希望も何もあったもんじゃない。
例えば警察の言動や行動。
例えばマスコミの言動や行動。
ネット住民の言動や行動。
被害者家族、加害者家族、出てくる人たちの言動や行動等々。
全てにおいて
「えぇーーーー、こんな事ほんとにするのかぁ??いやいやありえないでしょ・・・。」
の連続。
共感がひとっつもできないんです。
観ていて、ただただイライラが募るだけ・・・。
こんな作品はいかん、いかんぞーーー。

メッセージの押し売りや、感動の押し売り的作品は嫌いです。
いや、押し売りもできてないか・・・だって伝え方が粗すぎて粗すぎて。

テーマ的にはとっても興味深かっただけに、とっても残念です。

ありゃりゃ・・・。
ひっさしぶりに酷評してしまったなぁ・・・。
失礼しました。

≪点数≫
  1点
                                           (12.03.31鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)