2013-01-08 Tue

2011年制作 米
監督:マーティン・スコセッシ
≪キャッチコピー≫
『ヒューゴの<夢の発明>にあなたは驚き、涙する』
≪ストーリー≫
1930年代のパリ。
駅の時計台にひそかに住む孤児の少年ヒューゴの唯一の友達は、
亡き父が残した機械人形だった。
壊れたままの人形の秘密を探る過程で、彼は不思議な少女イザベルとジョルジュに出会う。
やがてヒューゴは、機械人形にはそれぞれの人生ばかりか、
世界の運命すらも変化させてしまう秘密があることに気付き……。
≪感想≫
「レイジング・ブル」「タクシードライバー」「ギャングオブニューヨーク」「ディパーテッド」等々・・・。
これまで、骨太で男くさーい作品を排出してきたマーティン・スコセッシ監督が、
老若男女向けに撮った本作。
1902年に『月世界旅行』を撮ったジョルジュ・メリエス氏を題材に、
映画のこれまでの歴史を紐解いていく。
あの時代ってあんな感じで映画って作られていたんですね。
数々のトリックや知識を駆使して作られていく作品達は『面白い!!』の一言。
その時代その時代で最良のものを探り出し進化させていく。
それが現代の映画に繋がり未来への進化へと繋がる。
「一体、今後映画はどのように進化していくんだ!?」
ワクワクですねぇ・・・。
映画もいまや3Dにまで発展している訳ですが、今作ではその最先端の技術を駆使しながら
映画の原点を映し出す。
その圧倒的画力に脱帽です。(とは言っても僕は2Dで観たのですが・・・へへへ。)
スコセッシ監督の映画愛に満ち溢れた作品に仕上がっていました。
ストーリーとは関係ないですがイザベル役のクロエ・モレッツ。
以前観た名作「キック・アス」からずいぶん成長した顔立ちになってきていました。
この子は大女優への道を着実に進んでいるような気がするなぁ・・・。
こりゃ今後も要チェック要チェック。
もひとつ余談を・・・。
ジョニー・デップがカメオ出演しているなと思ったらただのそっくりな人でした。
とほほ・・・。
≪点数≫
9点
(12.03.04鑑賞)
こちらジョルジュ・メリエスの作品。
この画は有名ですね。

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