2013-01-05 Sat

2009年制作 米
監督:クリント・イーストウッド
≪キャッチコピー≫
『ひとつの願いが、ほんとうに世界を変えた物語。』
≪ストーリー≫
1994年、ネルソン・マンデラはついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。
いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、
彼はラグビーチームの再建を図る。
1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、
マンデラとチームキャプテンのピナールは、一致団結して前進する。
≪感想≫
今作を観て、わずかながらその歴史を勉強させて頂きました。
アパルトヘイト・人種差別がこんな身近な過去、
僕が高校生ぐらいの頃まで行われていたんですね。
まぁ今でも、どこかの国では小さな事から大きな事まで発生しているのでしょう。
そんな心無い現実を打破しようと動いたのが、かの有名なネルソン・マンデラ大統領。
彼は、反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され27年間に渡り
刑務所に収容されたが釈放され南アフリカ共和国大統領に。
そしてかつて自分を苦しめたはずの人種を許し、協力し、一つの国へまとめあげるため奔走。
ちょうどマンデラが大統領に就任した翌年、ラグビーのワールドカップが
南アフリカで開催されることに。
マンデラはアパルトヘイトの象徴とも言えたラグビーを通して国民、
人種を越えた和解と団結を目指したのだった。
いやぁーー分厚いです。
こんな分厚い内容を、終盤まで淡々と写し決勝戦のシーンでグーーーッと盛り上げる。
演出力がハンパない。
良くできた作品です。
ただ一つ感じたのが、ラグビーのルールを知っていればもっと楽しめたかな。
あまりにも淡々と試合が流れていったので緊張感がそこまで高まらなかったです。
これはまぁ僕の勉強不足という事で。
それにしてもやはり音楽やスポーツの力は本当に凄いですね!!
あの色んな垣根を越えてそこにいる人、それを見ている、
聴いている人の気持ちが同じ方向へ向いている。
それを感じた瞬間・・・グッときますねぇ・・・。
≪点数≫
8点
(12.02.25鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト