2012-12-21 Fri

2009年制作 邦
監督:沖田 修一
≪キャッチコピー≫
『おいしいごはん、できました。』
≪ストーリー≫
海上保安庁で働く西村は南極の昭和基地からも遠く離れた陸の孤島、
南極ドームふじ基地に料理人として派遣される。
妻と娘を置いての単身赴任生活で、彼は8人の男性南極越冬隊員たちの胃袋を満たすという
大役を任される。
基地では雪氷学者をはじめ、雪氷サポート隊員らが彼の料理を心待ちにしており……。
≪感想≫
南極と言う想像を絶する環境なはずなのに、ここに映し出される物語はどこかのんびりとしている。
あんなにも寒々しい環境のはずなのに、ここに映し出される物語はどこかあたたかい。
観終わった後、心がほっこりほくほく。
人間にとって「食」ってやっぱり大事なんですね。
三大欲求と言われるだけあります。
しかも、この映画にでてくる食事がこれまた美味しそうで美味しそうで。
実際の南極隊員の人達もこういう食生活を送っているんでしょうか・・・まさかね。
特にエンターテイメント性が強いわけではない今作。
のんびり眺めて心が温かくなりたい人にお勧めです。
≪点数≫
8点
(12.01.14鑑賞)

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2012-12-21 Fri

1980年制作 仏
監督:ポール・グリモー
≪キャッチコピー≫
『気をつけたまえ。この国は今、罠だらけだからな。』
≪ストーリー≫
砂漠の真ん中に聳え立つ孤城に、ひとりの王が住んでいた。
その名も、国王シャルル5+3+8=16世。
わがままで疑心暗鬼の王は、手元のスイッチ一つで、気に障る臣下を次々に「処分」していった。
望みさえすれば、なにものでも手に入れることが出来るはずの王シャルルは、
ひとりの羊飼い娘に片思いをしている。
城の最上階に隠された、秘密の部屋の壁に掛かった一枚の絵の中に、その美しい娘はおり、
隣合わせた額縁のなかの、煙突掃除屋の少年と深く愛し合っていた。
嫉妬に狂う王を後に、ふたりは絵の中から抜け出し、一羽のふしぎな鳥の助けを借りて
城からの脱出を試みる。
≪感想≫
今作、おおもとの作品は1952年に制作されたんですって!!
それが紆余曲折あって1980年に再上映されたらしい。
1952年・・・僕が生まれる二十数年前。
それでこのクオリティは凄いなぁ。
この作品を観て影響を受けた方々はたくさん。
あの宮崎駿監督もそうなんだって。
その昔に作られて、今でも通用する作品があったという事に脱帽です。
≪点数≫
6点
(12.01.13鑑賞)

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