2012-12-20 Thu

2010年制作 邦
監督:佐藤 佐吉
≪キャッチコピー≫
『虫の浮気調査、お引き受けいたします。』
≪ストーリー≫
5年前に突然の爆発で消滅した新宿の跡地で、ヨシダヨシミは昆虫探偵として細々と暮らしていた。
彼の特技は虫と会話をすることで、その才能を生かして虫たちの依頼で浮気調査などを行い、
報酬にオオクワガタを受け取っていた。
そんなある日、ある女性がカメムシを探してほしいと尋ねて来て……。
≪感想≫
なんじゃこの手抜き映画は!!
やっつけで作ったんじゃないかと思う程、演出が粗い。
そこが売りだと言えばそこまでなんですが僕にはちょっと我慢できませんでした。
例えば昆虫の話が聞ける奴がいる。
これは、ありえないんだけどファンタジーだからフィクションとして受け入れられるし、楽しめる。
だけどね。
犬とも喋ることができる・・・これはちょっと。
と言うのも、物語の中でカエルには「昆虫じゃないから喋れません」って
言ってしまっているんですよ!!
しかもそこにいる犬も交えてさ・・・。
そういうところは丁寧に作って欲しい。
あと、警察官の女性の行動もありえなさすぎる。
クライマックスで拳銃をもった暴漢から観客を逃がす場面があるんだけど、暴漢ではなく
観客に拳銃を向けて「逃げてー」って・・・いやいやその行動はおかしすぎるでしょ。
重箱の隅をつついているようで申し訳ないが、そういうところが気になって気になって。
時折出てくる昆虫たちのお話も、笑える下ネタじゃなくて、ただの下品な会話に
聞こえちゃったんだよなぁ・・・。
今作は漫画が原作なんですね。
確かに漫画だったら面白いお話になっているかも。
ちょっと実写化は失敗だったかな・・・。
≪点数≫
2点
(12.01.12鑑賞)
こちらは原作漫画。
未読。
ちと興味あり。

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2012-12-20 Thu

2005年制作 米
監督:ケン・クワピス
≪キャッチコピー≫
『ちがう場所、ちがう経験、ちがう悩み、ひとつの気持ち<ジーンズ>』
≪ストーリー≫
カルメン、リーナ、ティビー、ブリジットは母親のお腹の中にいるときから、
ずっと一緒に苦楽を分かちあってきた大の親友。
リーナは祖父母のいるギリシャのサントリーニ島、ティビーはそのまま家に、
ブリジットはメキシコでサッカーの合宿、カルメンはサウスカロライナにいる父のもとを訪ねるため、
互いに離ればなれの夏を初めて過ごすことになった。
その別れの前日、たまたま入った古着屋で、身長も体形も異なる彼女たちの誰が履いても
完璧に似合う不思議な1本のジーンズに出会う。
4人はそのジーンズを離ればなれになっても変わらぬ友情の証として、みなで順番に着回す約束を交わす。
そして4人の夏が1本のジーンズとともに始まり、彼女たちはかけがえのない何かを見つけることになる。
≪感想≫
「出会い」と「別れ」、「喜び」、「悲しみ」、「怒り」の中で彼女たちは成長していく。
それぞれの出来事を経験して少しずつ少しずつ・・・。
そして心もきっとより良い形へと変化していく。
その変化の過程を親友と一緒に共有しながら。
16歳のちょうど多感な時期に寄り添える人がいる。
それも3人も。
過ぎ行く時間の中でこれからもいろんな経験をするだろう。
その時はまた4人で乗り越えていく。
きっと彼女たちはそうしながら素敵な女性に成長していくんだろうなぁ・・・。
いやぁーーーグッときました。
≪点数≫
8点
(12.01.10鑑賞)

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