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No.554 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
No554 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』

2002年制作 米
監督:スティーヴン・スピルバーグ

≪キャッチコピー≫
『本物の偽者<にせもの>を描いた真実のドラマ。』

≪ストーリー≫
高校生のフランク・W・アバグネイルは尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで衝動的に家を
飛び出してしまう。
その後、生活のため偽造小切手の詐欺を始めるようになる。
フランクは大手航空会社のパイロット、医者、弁護士になりすまし世界各地を転々とし
巨額の資金を手に入れるのだった。
一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官のカール・ハンラティは、
徐々にフランクを追い詰めるのだが…。

≪感想≫
もっと痛快で軽い作品かなと思っていましたが意外にドラマチックでした。

一昔前のお話なのでこういう詐欺がまかり通る世間だったのでしょう。
それにしても凄い。
僕は医者だ、僕は弁護士だ、パイロットだという事が通用するんですから・・・。
まぁ、とてつもない精神力と知識があったからこそなのでしょうが。

このアバグネイルと言う人、捕まった後は国のニセ札防止のために尽力を尽くしたとの事。
毒を以て毒を制すとはこういうことなのでしょう。

犯罪が生まれて、その犯罪者が知識を提供。
だけど、それによって生まれる知識がまた犯罪に繋がる。
見方によっちゃぁ負のループ。見方によっちゃあ正のループ。
うーーん、なるほどねぇ・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (11.12.30鑑賞)


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映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.553 『それでもボクはやってない』
No553 『それでもボクはやってない』

2007年制作 邦
監督:周防 正行

≪キャッチコピー≫
『いま、運命の法廷が開かれる。』

≪ストーリー≫
フリーターの金子徹平は、通勤ラッシュの電車で女子中学生から「痴漢したでしょ」と
訴えられてしまう。
まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室へ。
しかし、「ボクはやってない!」という訴えもむなしく、そのまま警察に連行されてしまう。
その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子の無実を訴える戦いが始まった。

≪感想≫
久しぶりにこんなに後味の悪い作品を観たなぁ。

痴漢で捕まった男を淡々と追っていく。
そこに見える日本のシステムの矛盾。

それならどうすればよかったのか、じゃあどうすりゃいいんだ。
ひたすらもやもやもやもや・・・・。

観た後、様々な思いが無限ループ必須の今作。
これは誰かと一緒に観て語り合うにはもってこいの一作です。

≪点数≫
  9点
                                           (11.12.28鑑賞)


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