2012-12-11 Tue

2008年制作 米
監督:クリント・イーストウッド
≪キャッチコピー≫
『俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。少年は知らなかった、人生の始め方を。』
≪ストーリー≫
妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト・コワルスキー。
人種差別、アメリカ白人原理主義の頑固者であるコワルスキーは仕事を引退して以来
単調な生活を送っていた。
そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、
アジア系移民で隣人の少年タオと知り合う。
やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を大きく変えていく。
≪感想≫
これは素晴らしい。
クリント・イーストウッドファンならこれまでのイーストウッド作品を髣髴とさせるシーンが
盛りだくさん!!らしい。
僕は残念ながらそれらを観ていないので、その感動は味わえませんでしたが、
それを抜いても1本の映画として素晴らしい作品に仕上がっていたのではないでしょうか。
無駄の無いストーリー。
一つ一つの展開や台詞が意味を持ち、重みを持つ。
本当に良くできた作品でした。
復讐は復讐を生み暴力は暴力を生む。
その連鎖を断ち切るため、心許した友人のためにとったコワルスキーの行動。
めちゃくちゃしびれました。
素敵です。
≪点数≫
10点
(11.12.18鑑賞)

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2012-12-11 Tue

1997年制作 米
監督:マイク・ニューウェル
≪キャッチコピー≫
『この秋、心で泣く映画』
≪ストーリー≫
数多くのマフィアを摘発したFBI潜入捜査官、ジョー・ピストーネの捜査の全貌を描いた実話の映画化。
単身、NYのマフィア組織に潜入したFBI捜査官ジョー。
ドニー・ブラスコという潜入名で街に潜伏した彼は、ある日レフティという男に出会った。
彼に息子のように可愛がられ、さらに危険な世界へと導かれてゆくドニー。
そしてレフティはドニーの出現に夢を見、再び人生を掛けるが...。
≪感想≫
マフィアの世界に潜入してその世界に徐々に身をゆだねていく捜査官。
プロとは言えそこはやはり人間。
共に過ごした時間はそこに危ういながらも切れない絆が生まれている。
そして最後にレフティが告げる言葉「おまえなら許す」。
くぅーーーー、切なすぎます。
捜査官、マフィアと共に少し人間臭くて切ない面を映し出す。
捜査官役を演じたジョニー・デップ。
マフィア役を演じたアル・パチーノ。
二人ともやはり名優ですね。
魅入ってしまいました。
上質なストーリーと上質な俳優陣。
これで面白くない訳ありません!!
大満足の一作でした。
≪点数≫
10点
(11.12.16鑑賞)

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