2012-12-03 Mon

2008年制作 邦
監督:矢口 史靖
≪キャッチコピー≫
『ヒコーキ、飛ばします。』
≪ストーリー≫
副操縦士の鈴木は、機長昇格の最終訓練である乗客を乗せて飛ぶ実地試験で
ホノルルに向けて飛び立つことになる。
彼は試験教官として同乗する威圧感たっぷりの機長の原田を前に緊張感を募らせていた。
そんな中、キャビンアテンダントの斎藤は夢にまで見た国際線フライトに臨み、
緊張感がピークに達していた。
≪感想≫
航空業界に働く人たちの群像劇。
東京-ホノルル間の飛行機を中心に物語は進んでいく。
航空業界を綿密に取材し、その道の職種を多種多様に描いた本作。
純度がどこまで濃いのかは分かりませんが
「なるほどー、こんな風になっているんだー、ふむふむ。」の連続。
鳥を追っ払う仕事があるなんて知らなかったもの。
その業界の事をよく知ることができたという点では◎。
ただ一つ残念だったのが、ストーリーの中にちょっと味付けされすぎた
コメディーシーンがあったこと。
僕はその業界の事はあまり知らないから、観ていて「なるほど、面白いなぁ」と
入り込んできた時にコメディーが入ってきて「いやいや、こんな奴はいないだろー」って
萎えさせられる。
それがちょっと作品に入り込みにくくなっちゃって・・・。
うーーーん、惜しい。
もう少しシリアス寄りに撮っても良かったかも。
とまぁ難癖つけてしまいましたが、面白い作品に仕上がっていましたよ。
ぜひぜひ。
≪点数≫
7点
(11.11.21鑑賞)

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2012-12-03 Mon

1971年制作 英
監督:スタンリー・キューブリック
≪キャッチコピー≫
『レイプと超暴力とベートーベンだけに すべてのエネルギーを費やす 恐るべき若者たち!』
≪ストーリー≫
夜な夜な街へ繰り出しては暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領アレックス。
この日もとある屋敷へ乗り込むが仲間に裏切られ、警察に捕まってしまう。
懲役をくらったアレックスは数年後、その凶暴な人間性を改善するための実験、
ルドヴィコ療法の実験台となり、釈放させられるが・・・。
≪感想≫
めちゃくちゃ有名で映画好きなら誰もが耳にしたことのある今作。
僕の正直な感想は胸くそ悪い作品だぁってな感じ。
暴力とセックス、果たしてそれが本能的に動いているという事に繋がるのか。
今作を観て、暴力を助長するんじゃないかなんて批判もあったみたい。
それはそれで少し違うんじゃないかなぁ。
なんにせよちょっと印象深い作品でした。
記憶の中に鮮烈に残る一作です。
≪点数≫
6点
(11.11.20鑑賞)

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