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映画のレビューをつらつらと・・・。

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No.551 『X-MEN 2』
No551 『X-MEN 2』

2003年制作 米
監督:ブライアン・シンガー

≪キャッチコピー≫
『世界を変えろ。』

≪ストーリー≫
プロフェッサーX率いる“X-MEN”は、人類抹殺計画を企てたマグニートー一味を倒し、
マグニートーを牢獄に幽閉。
人間との共存による平和が訪れるかに思われたが、人類のミュータントに対する偏見や嫌悪は
やがてX-MENたちにも向けられていく。
そんな時、謎のミュータントによる大統領暗殺未遂事件が発生する。
これにより、人類はミュータントの脅威に改めて恐れおののき、反ミュータント運動を
加速させる結果となる。
そして、その運動の先頭には、ミュータントへの生体実験を噂される元陸軍司令官で
ウルヴァリンの過去を知るストライカーがいた。

≪感想≫
前作よりもストーリーが濃厚で楽しく鑑賞することができました。
X-MEN、マグニート一味、そしてストライカー、この三つ巴の戦いが巧い具合に描かれていて
良い具合のドキドキ感。

新しいミュータント達も出てきて、これがまたいい感じの奴らなんです。
ここら辺はやっぱり観ていて気持ちが良いですねぇ。

ただ前作でも思ったけどアクションがちょっと弱い気がするかな。
実は元々こんな感じで、僕が勝手にハードルを上げていたりして・・・。

流れとしては次作が最終章。
また新たなミュータント達が出てくるのかな。
ちょっと楽しみ・・・。

≪点数≫
  8点
                                           (11.12.26鑑賞)


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No.550 『X-メン』
No550 『X-メン』

2000年制作 米
監督:ブライアン・シンガー

≪キャッチコピー≫
『敵は強大 味方はわずか』

≪ストーリー≫
人間の急激な進化の過程で突然変異した者たちのことをミュータントとよぶ時代。
その特異さから人間社会から忌み嫌われているミュータントたち。
人類とミュータントの共存に希望を持っており、X-メンというミュータント・チームを
組織していプロフェッサーX。
一方、ミュータントが人類を支配すべきだと主張するマグニートー率いる軍団。
二つの組織の対立を描いた人気アメコミの実写化。

≪感想≫
今作はシリーズ物。
まぁ一作目という事で、助走の段階と言ったところでしょうか。

それぞれのキャラクターの紹介と言った感じ。
アクションシーンもそこまで多くなく、派手さも控えめ。

次回作に期待だなこりゃ。

≪点数≫
  6点
                                           (11.12.25鑑賞)


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No.549 『リアル・スティール』
No549 『リアル・スティール』

2011年制作 米
監督:ショーン・レヴィ

≪キャッチコピー≫
『「リアル・スティール」――。それは、親子の絆が生み出す、"本当の強さ"。』

≪ストーリー≫
西暦2020年。今では人間に代わり、格闘技ロボットたちがボクサーとして活躍していた。
かつては優秀なプロボクサーだったチャーリーは妻子と離れ、ただ自分の夢ロボットの格闘だけに
没頭してきた。
ある日、どうにかロボット格闘技のプロモーターとして生活していた彼の前に、
母を亡くした息子マックスが姿を現わし……。

≪感想≫
なんて気持ちのいい作品!!
あらすじだけで何となくこんな感じかなと想像できるけどその期待値を裏切らない良作。
大満足の一作。

まずロボット達の格闘シーンが気持ちいい。
映画館で鑑賞したのですが、大画面の迫力で観る格闘はメチャクチャかっこよかったです。

理系出身の僕は近未来のハイテクメカを見てアガらないはずはないよね。
和風ロボ「ノイジー・ボーイ」のデザインなんてダサカッコいいったらありゃしない。
他にもツインヘッドのロボットやパンキッシュなロボット。
良いですねぇ・・・・。

そしてストーリーの核となるダメ親父の再生。
ラストのみんなの気持ちが一つになって戦う親父の姿。
それを見つめる息子の表情。
ジーーーーーン・・・ほろほろり。
素敵です。

点数ですが、ほんとは9点だけど、観た時の環境が個人的にちょっと特別だったので満点。

≪点数≫
  10点
                                           (11.12.24鑑賞)


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No.548 『グラン・トリノ』
No548 『グラン・トリノ』

2008年制作 米
監督:クリント・イーストウッド

≪キャッチコピー≫
『俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。少年は知らなかった、人生の始め方を。』

≪ストーリー≫
妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト・コワルスキー。
人種差別、アメリカ白人原理主義の頑固者であるコワルスキーは仕事を引退して以来
単調な生活を送っていた。
そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、
アジア系移民で隣人の少年タオと知り合う。
やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を大きく変えていく。

≪感想≫
これは素晴らしい。
クリント・イーストウッドファンならこれまでのイーストウッド作品を髣髴とさせるシーンが
盛りだくさん!!らしい。
僕は残念ながらそれらを観ていないので、その感動は味わえませんでしたが、
それを抜いても1本の映画として素晴らしい作品に仕上がっていたのではないでしょうか。

無駄の無いストーリー。
一つ一つの展開や台詞が意味を持ち、重みを持つ。
本当に良くできた作品でした。

復讐は復讐を生み暴力は暴力を生む。
その連鎖を断ち切るため、心許した友人のためにとったコワルスキーの行動。
めちゃくちゃしびれました。
素敵です。

≪点数≫
  10点
                                           (11.12.18鑑賞)


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映画 | 08:00:10 | トラックバック(1) | コメント(4)
No.547 『フェイク』
No547 『フェイク』

1997年制作 米
監督:マイク・ニューウェル

≪キャッチコピー≫
『この秋、心で泣く映画』

≪ストーリー≫
数多くのマフィアを摘発したFBI潜入捜査官、ジョー・ピストーネの捜査の全貌を描いた実話の映画化。
単身、NYのマフィア組織に潜入したFBI捜査官ジョー。
ドニー・ブラスコという潜入名で街に潜伏した彼は、ある日レフティという男に出会った。
彼に息子のように可愛がられ、さらに危険な世界へと導かれてゆくドニー。
そしてレフティはドニーの出現に夢を見、再び人生を掛けるが...。

≪感想≫
マフィアの世界に潜入してその世界に徐々に身をゆだねていく捜査官。
プロとは言えそこはやはり人間。
共に過ごした時間はそこに危ういながらも切れない絆が生まれている。
そして最後にレフティが告げる言葉「おまえなら許す」。
くぅーーーー、切なすぎます。

捜査官、マフィアと共に少し人間臭くて切ない面を映し出す。
捜査官役を演じたジョニー・デップ。
マフィア役を演じたアル・パチーノ。
二人ともやはり名優ですね。
魅入ってしまいました。

上質なストーリーと上質な俳優陣。
これで面白くない訳ありません!!

大満足の一作でした。

≪点数≫
  10点
                                           (11.12.16鑑賞)


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No.546 『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』
1993年制作 邦
監督:岩井 俊二

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
小学生のノリミチとユウスケは仲の良い友達だが、実は二人とも同級生のなずなのことが好きだった。
しかしなずなの両親が離婚し、彼女が母親に引き取られて二学期から転校することになっているとは、
二人には知るよしもなかった。
親に反発したなずなは、プールで競争する典道と祐介を見て、勝った方と駆け落ちしようと密かに賭けをする。
勝ったのは祐介か? 典道か?
勝負のあとから、異なる二つの物語が展開する。

≪感想≫
昔、テレビドラマで「if -もしも-」という番組があってその中の1作品。
スワロウテイル」「花とアリス」の岩井俊二監督作。

まずはユウスケが勝ったほうのストーリーを流して
ノリミチが勝ったほうのストーリーへ。
この二つの物語の展開の仕方があまりにも違っていて面白い。
ノリミチのストーリーが心地よくて心地よくて。

小学生の頃、あんなことやこんなこと。
あの時こうしていれば、この時こうしていれば・・・。
純朴だった頃を思い出し懐かしさに浸る。

初めての恋心、大人ぶりたい成長心、汚れの知らない彼らは経験しながら育っていく。
おもしろいな。

≪点数≫
  8点
                                           (11.12.15鑑賞)


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No.545 『ダフト・パンク エレクトロマ』
No545 『ダフト・パンク エレクトロマ』

2006年制作 英
監督:トーマ・バンガルテル, ギ=マニュエル・ドゥ・オマン=クリスト

≪キャッチコピー≫
『人間になることを夢見て』

≪ストーリー≫
黒のレザースーツに身を包み、目的地を目指して車を走らせるロボット2体。
研究所のような空間で最先端の機器と科学者に身を預け、人間の顔を手に入れた彼らだったが、
その顔は砂漠の熱ですぐに形が崩れ始め、醜く変形してしまう。

≪感想≫
フランスの人気音楽ユニット、ダフト・パンクが撮った異色作。

そもそもこのダフト・パンクというユニットを知らなかったので威力半減。
台詞も一切無く映像と音楽だけ、しかもストーリーも抽象的。
このユニットが大好きならばとても楽しめる一作なのでしょう。

映画というか新ジャンルに挑戦した意欲作。
開始数十分は新鮮に楽しめましたが・・・。

ちょっと僕にはポカンだったかな・・・。

≪点数≫
  2点
                                           (11.12.13鑑賞)



こちらはダフト・パンクのCD。
聴いてみよっかな。

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No.544 『歌謡曲だよ、人生は』
No544 『歌謡曲だよ、人生は』

2007年制作 邦
監督:磯村一路, 七字幸久, タナカ・T, 片岡英子, 三原光尋, 水谷俊之, 蛭子能収,
    宮島竜治, 矢口史靖, おさだたつや, 山口晃二

≪キャッチコピー≫
『歌って踊ってスタミナつけて。史上最大の歌謡ムービー。』

≪ストーリー≫
 - 

≪感想≫
昭和を代表する歌謡曲をモチーフに、11人の個性豊かな監督たちが大胆な発想で撮りあげた
短編オムニバス。

全12曲中知っている曲は残念ながら2曲・・・。
もっと知っている曲なら入り込めていただろうに。
残念。

でもまぁ、オムニバスなので色んな味の色んな作品に出会えました。
好きだったのが9話目の「逢いたくて逢いたくて」、10話目の「みんな夢の中」。
残りは味が極端に濃かったり、薄かったりとちょっと口に合わなかったかな。

どうお勧めしていいのか分かりませんが、歌謡曲好きの方にはまぁ良いかも・・・。
あとは色んな監督の作品を1本で堪能できるので、その点はお得かなと・・・・。

≪点数≫
  4点
                                           (11.12.11鑑賞)


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No.543 『チョコレート・ソルジャー』
No543 『チョコレート・ソルジャー』

2009年制作 タイ
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ

≪キャッチコピー≫
『この蹴りに世界がひれ伏す!!!!!!!!』

≪ストーリー≫
男にフラれてやけ酒を煽っていたデュー(ジージャー)は、女性ばかりを狙う誘拐組織に目を付けられる。
ある日、そのジャガー団にさらわれそうになった所、一人の男に助けてもらう。
彼は「泥酔拳」を駆使して、仲間と一緒にチームを組んでジャガー団を追いかけるサニムだった。
彼らから「泥酔拳」を学んだデューは、囮となって敵のアジトに潜り込む事にするのだが・・・。

≪感想≫
以前、大大大絶賛した作品「チョコレートファイター」でキレのいいリアルファイトを見せてくれた
ジージャー主演作。
今作でもそのリアルファイトぶりは健在です。

今作では、ジージャーの他に4人の仲間が出てくるのですが、この仲間たちの格闘も
なかなかカッコいいんです。
ブレイクダンス風のスタイリッシュな格闘。
「泥酔拳」って胡散臭いネーミングだったけどカポエラとテコンドーとカンフーをMIXした感じ。

やっぱタイのアクション映画は捨てたもんじゃないですね。

とはいえ、何と言ってもやっぱりジージャーには勝てません。
可愛らしいんだけど戦いの時になるとあのキレの良さ。
めちゃくちゃしびれます。
今作でさらに好きになってしまいました。

「チョコレートファイター」に比べてストーリーもキャラクターも映像も1枚も2枚も落ちるけど、
もう、ジージャーの格闘シーンが見れただけで言うことないです。
もっとたくさんの作品に出てほしいなぁと思っていたら何やら「チョコレートファイター2」を
制作予定とのこと。
楽しみ。

≪点数≫
  9点
                                           (11.12.10鑑賞)


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No.542 『WALL・E/ウォーリー』
No542 『WALL・E/ウォーリー』

2008年制作 米
監督:アンドリュー・スタントン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
時は29世紀。
人間は汚染され尽くした地球を捨て、宇宙船「アクシオム(AXIOM)」で生活していた。
廃墟と化した地球で一体のロボットWALL・E(ウォーリー)は人類が地球を去ってから700年間、
何があっても、仲間たちが壊れて動かなくなっても、ただ黙々とゴミを圧縮し、積み上げ、
塔を建て続けていた。
この日もウォーリーがゴミを積み上げていると空から宇宙船が着陸し、中から一体のロボットが。
ロボットの名前はEVE(イヴ)。
イヴは廃れた地球である物を探していた。
そしてそれを見つけたイヴはまた宇宙船に乗ってアクシオムヘ戻る事になるがイヴが大好きな
ウォーリーは宇宙船にしがみつき、宇宙へと飛び出すのだった。

≪感想≫
やばい。
やばいですこの作品。
いやぁーー良くできてます。

前半部はウォーリーとイヴと言う二体のロボットの交流が軸。
言葉も表情も限られた中でのあの表現力はハンパないです。
どういう気持ちなのか、喜怒哀楽を上手に投影していて二体の気持ちにスーッと
入り込んでしまいました。
もうこれだけで観た価値がぐんと上がります。

後半の宇宙船でのお話では新しく色んなロボットたちや、だらけきって生活している人間たちが
たくさん出てきます。
ここでもドンドン新しい魅力を引き出して、全然飽きさせずにラストの展開へ。

そしてラストシーンに向けてのあの展開。
ウォーリーのあの行動に切なくなって「これで終わるなよな。」って思わず願い事をしたぐらいに
訪れるあのラスト。
思わず拍手です・・・。

今後もピクサー作品は必ずチェックしたいと思わせてくれた良作です。
大人も、そしてもちろん大人も楽しめる良良良作でした。

≪点数≫
  10点
                                           (11.12.09鑑賞)


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No.541 『トルク』
No541 『トルク』

2004年制作 米
監督:ジョセフ・カーン

≪キャッチコピー≫
『人類未体験スピード!!!!』

≪ストーリー≫
麻薬取引のトラブルでギャングとFBIに追われて身を隠していたフォードは、
元恋人のシェインとやり直すために街に戻ってきた。
しかし街にはトレイ率いるギャング軍団や、フォードを騙した張本人ヘンリー率いる
ギャング軍団がたむろしていた。
ある日、フォードはトレイの弟を殺した疑いをかけられギャング軍団に追われることに。
そこにFBIも加わって・・・。

≪感想≫
とりあえずバイクのアクションものが観たかったという理由だけで鑑賞。
おぉ!おおぉ!!楽しいぞこの映画!!!

物語もテンポよく意外にしっかりしているし、期待していたバイクシーンもカッコいい。
ひたすらありえないアクションシーンの連続。
クライマックスの疾走シーンなんてもうイリュージョンです・・・。
けどそれがいききっていて気持ちがいいんですよねぇ。

こりゃ当たりだぞなんて思っていたら今作、アメリカでは「2004年の最悪映画」と評されたみたいですね。
んんーーー、おかしいなぁ。

スカッとしたい方にお勧めです。

≪点数≫
  9点
                                           (11.12.08鑑賞)


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No.540 『アクロス・ザ・ユニバース』
No540 『アクロス・ザ・ユニバース』

2007年制作 米
監督:ジュリー・テイモア

≪キャッチコピー≫
『All You Need Is Love 愛こそはすべて』

≪ストーリー≫
時は1960年代。
イギリスのリバプールに暮らすジュードは、見たことのない父親を捜しにアメリカへ。
父親の働く大学へ向かった彼は、そこでマックスと言う学生と出会い、意気投合。
そして、ジュードはマックスの紹介で妹ルーシーと出会い恋に落ちる。

≪感想≫
全編ビートルズの音楽に乗せて進んでいくミュージカル作品。

誰でも一度は聞いたことのあるあの曲やこの曲。
それらがこれでもかと言う程、彼等、彼女等の声に乗って流れてきます。

強いメッセージ性を感じることはなかったけど、ビートルズの曲をたくさん聴けたので良しとしよう。

≪点数≫
  7点
                                           (11.12.08鑑賞)


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No.539 『ノーカントリー』
No539 『ノーカントリー』

2007年制作 米
監督:ジョエル・コーエン, イーサン・コーエン

≪キャッチコピー≫
『世の中は計算違いで回る』

≪ストーリー≫
テキサスの荒野で狩りをしていたモスは、死体の山に囲まれた大量のヘロインと
200万ドルの大金を発見する。
危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シガーに追われることになる。
一方、保安官ベルはこの現場をみて事件を追うべく2人を追うことになるのだが・・・。

≪感想≫
今作の衝撃は何と言っても殺し屋アントン・シガーの圧倒的キャラクター力でしょう。
出会う人、出会う人を淡々と殺していく。
喜怒哀楽の感情を一切排除し一定の温度で行動して行く様には緊張感が溢れゾッとします。

ただ、そのあまりにも強烈なキャラクターに好意こそ持たないものの魅力を感じて
しまっているのは、やっぱり少しリアルに感じていない自分がいるからなんでしょうね。

とにかくこのシガーを見るだけでも損はしない作品。
シガーシリーズとして作品が数本は作れそうだもの。
ぜひぜひ検討してほしいものです。

あとはシガーに追われるモスも良かったですねぇ。
シガーとは逆に人間味が溢れていて、この人にも魅力を感じました。

肝心のストーリーはと言うと、このシガーのおかげで終盤までは緊張感を持って
鑑賞することができたんだけど、最後の方で失速。
尻切れトンボ感が否めませんでした。

何はともあれストーリーではなく出てくるキャラクター達に絶賛の作品でした。

≪点数≫
  8点
                                           (11.12.07鑑賞)


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No.538 『キングの報酬』
No538 『キングの報酬』

1986年制作 米
監督:シドニー・ルメット

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
選挙に当選するための術を知り尽くすセントジョン。
彼は高額な報酬で政治家を当選させるための有能な参謀として現在も3人の政治家たちに付いていた。

≪感想≫
ひたすら台詞のオンパレード。
内容は選挙関連のことばかり。
しかも3ヶ所で行われている選挙活動が平行して流れる。
隙を見せたら確実に置いていかれます。

物語に抑揚が無く一定のテンションなんだけど、そのテンションっつーのが
メチャクチャ緊張感溢れているかと言えばそうでもない。

もっとドラマチックにパンチの効いたストーリーにして欲しかったな。

例えば3ヶ所の選挙活動の所を1ヶ所にまとめて内容を充実させるとか・・・。
例えばデンゼル・ワシントン演じるビリングスとの対決を濃く描くとかとか・・・。

テーマが「政治」と言う力強いテーマなだけに、もっと骨太な作品になっていてほしかったです。

≪点数≫
  6点
                                           (11.12.04鑑賞)


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No.537 『グッドナイト・ムーン』
No537 『グッドナイト・ムーン』

1998年制作 米
監督:クリス・コロンバス

≪キャッチコピー≫
『涙は心に輝きます。』

≪ストーリー≫
プロカメラマンのイザベルは、弁護士のルークと結婚をすることに。
しかしルークには2人の子供がいた。
イザベルは2人の子供たちの新しい家族になるために奮闘する。
一方、ルークの前妻ジャッキーは2人の子供がとても心配でイザベルにも厳しくあたる。
そんな折、ジャッキーの身にある重要な変化が・・・。

≪感想≫
新しい家族が増えるという事。
大好きだった家族がいなくなるという事。
新しい母、昔の母、そして子供たち、それぞれの視点で上手く描かれていました。

とってもハートフルでジンとくる。
今作を苦手と思う人はいないのではと言うくらい良作。

≪点数≫
  8点
                                           (11.12.03鑑賞)


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No.536 『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』
No536 『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』

2008年制作 邦
監督:樋口 真嗣

≪キャッチコピー≫
『隠された黄金と狙われた姫を追って、壮大なアドベンチャーが幕を開ける──。』

≪ストーリー≫
時は戦国、山名家と秋月家戦の真っただ中。
百姓の武蔵と新八は、秋月家の黄金を見つけるも秋月家の武将・真壁六郎太にみつかってしまう。
武蔵らは六郎太と秋月家の姫、雪と一緒に敵地である山名領を通って、
友好国の早川領へ抜ける作戦を決行するのだった。

≪感想≫
先日観ました黒澤明監督の同名作のリメイク。

正直な感想としましては「物足りない・・・。」といった所。
殺陣やアクションも中途半端なため、うーーん・・・てな感じ。
CGを駆使してド派手に演出しているんだけど、これもやっぱり中途半端で物足りない。

黒澤版の映画とはストーリーもガラリと変えているので厳密にいうとリメイクではないのでしょう。
純度30%くらいでしょうか。
ただ今作がオリジナルの作品ですと言ったところで評価が上がるかといったらそうでもないし、
むしろ下がるかな。
残念無念・・・。

しかーし!!今作の唯一の救いだったのが宮川大輔演じる新八。
いやぁー、最高ですね。
唯一リアリティがあって楽しめました。

これだけでもう観て良かったと思えましたもん。

と言っても今作は恐らく松潤ファンや長澤まさみファン、その手の人達むけの
エンターテイメント娯楽作品じゃないでしょうか。
間違っても、黒澤ファンは観ない方がいいかと思われます。

≪点数≫
  3点
                                           (11.12.02鑑賞)


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No.535 『藍色夏恋』
No535 『藍色夏恋』

2002年制作 台湾/仏
監督:イー・ツーイェン

≪キャッチコピー≫
『誰にも言えない、初恋がある・・・』

≪ストーリー≫
女子高生モンは、親友のユエチェンに頼まれて、チャンという水泳部の男の子にユエチェンからの
ラブレターを渡すことになる。
だがチャンはユエチェンではなく、モンに恋をしてしまう。
しかしモンはある重大な秘密をもっているのだった。

≪感想≫
いやぁー素敵な作品でした。
無駄が無く良くできていて、途中、ん??このシーンは必要なのか??と思っても
しばらく観ているとちゃんと繋がっていく。
特にラストのナレーションは秀逸。
あのナレーションがあることで一気に物語に入り込んで、さらに物語の余韻も
残していてくれた。

誰かを好きになるということ・・・これが初恋なのか。
いったりきたりのこの気持ち・・・これが初恋というものなのか。
ちゅうぶらりんでどっちつかず。
素直になれないしほんとの気持ちもわからない。
そんな瑞々しい気持ちを持っていた「甘酸っぱい時代」を振り返ると、
今では素敵な思い出に変わっていたりする。
彼女たちの数年後はどうなっているのか。
この淡い思い出が素敵だったと思えるような人になっていて欲しい。

≪点数≫
  10点
                                           (11.12.01鑑賞)


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No.534 『隠し砦の三悪人』
1958年制作 邦
監督:黒澤 明

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
時は戦国、山名家と秋月家戦の真っただ中。
百姓の太平と又七は、一攫千金を夢見て戦に参加したが、何も出来ず全てを失って途方に暮れていた。
一方、秋月家の武将・真壁六郎太は、秋月の雪姫を擁して、軍資金の黄金と共に、隠し砦にこもっていた。
太平と又七が、偶然にその軍資金の黄金の一部を発見するが、六郎太にみつかってしまう。
太平らは六郎太らと一緒に敵地である山名領を通って、友好国の早川領へ抜ける作戦を決行するのだった。

≪感想≫
世界の黒澤映画は初めてかな。
今作は1958年制作で僕が生まれるだいぶ前。
それを考えるとすごいなぁ。

後に名監督と言われる方達にたくさんの影響を与えた黒澤明。
今作も、太平と又七は「スターウォーズ」のC-3POとR2-D2のモデルとなっているとの事。
これまたすごいなぁ・・・。

世界的名作。
観ても絶対損はしませんよ!!

≪点数≫
  7点
                                           (11.11.26鑑賞)


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No.533 『山形スクリーム』
No533 『山形スクリーム』

2009年制作 邦
監督:竹中 直人

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
都会の歴史研究会の女子高生一同は、落ち武者伝説が伝わる山形県の御釈か部村に
研修合宿に来ていた。
ちょうどその頃村では「スーパーほこら」の施工式が行われていた。
その式では昔からあるほこらを掘り起こし新しい事業を始めようというもの。
しかし、昔からあるほこらを掘り起こすことによって800年にわたり封印されていた
落ち武者の呪いが解かれてしまったのだった。

≪感想≫
何か惜しい。

ところどころで笑えるし、映像もこれぞ映画という様なシーンも多々あって普通に楽しめた。
やっぱり、いききった竹中直人ははまったら面白いですね。

とは言え、たまぁに「これは無理がありすぎるんじゃないか?」って言うシーンも見つかって。
そこで思ったのが「うーーーん、なんか惜しいんだよなぁ。」

手放しで「大好きです」とは言えないけど、何気に楽しめた作品でした。

≪点数≫
  6点
                                           (11.11.24鑑賞)


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No.532 『しあわせの隠れ場所』
No532 『しあわせの隠れ場所』

2009年制作 米
監督:ジョン・リー・ハンコック

≪キャッチコピー≫
『あなたの人生史上、最高の実話』

≪ストーリー≫
父親は会ったこともなく母親はヤク中で引越し、転校を繰り返してきたマイケル。
ある日、新たに受け入れてもらえた学校でテューイ夫人と出会う。
テゥーイ家族の計らいでマイケルは養子として迎え入れられ、アメフトを始めることになる。
現在もNFLで活躍中のマイケル・オナーのエピソードを映画化。

≪感想≫
ひとつの出会いがその人の運命を変える。
そんな瞬間を見せてもらえました。
マイケルは暖かい家族を得ることによって人間的にも成長した。
後付けかもしれない、結果論かもしれないけどその出会いはたくさんの人を幸せにした。

それにしても、以前観た「ミリキタニの猫」もそうだったが受け入れる側の
懐の深さったらありゃしない。
素晴らしいです!!
なんてテューイ夫人に言ったらそれが当然かのごとく答えてくれるんだろうなぁ。

現在NFLチームボルチモア・レイブンスのマイケル・オナー。
これからも活躍してほしいものです。

≪点数≫
  9点
                                           (11.11.23鑑賞)


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No.531 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』
No531 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』

2001年制作 米
監督:ウェス・アンダーソン

≪キャッチコピー≫
『テネンバウム家、天才ファミリー。名前だけが、彼らのつながり。求めるものは、心のつながり。』

≪ストーリー≫
天才ぞろいのテネンバウム家。
長男はビジネスマン、長女は劇作家、二男はプロテニスプレーヤーとして10代で成功を収めていた。
しかしそれから20年後、それぞれに問題を抱えた彼ら。
バラバラに暮らしていた家族が死期が近いという父の呼びかけで一緒に暮らすことになる。

≪感想≫
スケアクロウ」のジーン・ハックマン。
「ナイト・ミュージアム」のベン・ステイラー。
「アイアンマン」のグウィネス・パルトロー。
他にもビル・マーレイやダニー・グローヴァーなどなど何となく聞いたことがある豪華キャスト。

この豪華キャストとあらすじの楽しみ度がハードルを高くしてしまったかな。
ドタバタを想像したけど少し落ち着いた感じの作品でした。

何か観たことがあるなと思っていたら、以前観た「ダージリン急行」。
調べてみると同じ監督さんが撮っていたんですね。

終盤の長回しのシーンや家族間のやり取りのシーンは「ダージリン急行」に
通ずるものがありました。

≪点数≫
  7点
                                           (11.11.22鑑賞)


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No.530 『ハッピーフライト』
No530 『ハッピーフライト』

2008年制作 邦
監督:矢口 史靖

≪キャッチコピー≫
『ヒコーキ、飛ばします。』

≪ストーリー≫
副操縦士の鈴木は、機長昇格の最終訓練である乗客を乗せて飛ぶ実地試験で
ホノルルに向けて飛び立つことになる。
彼は試験教官として同乗する威圧感たっぷりの機長の原田を前に緊張感を募らせていた。
そんな中、キャビンアテンダントの斎藤は夢にまで見た国際線フライトに臨み、
緊張感がピークに達していた。

≪感想≫
航空業界に働く人たちの群像劇。
東京-ホノルル間の飛行機を中心に物語は進んでいく。

航空業界を綿密に取材し、その道の職種を多種多様に描いた本作。
純度がどこまで濃いのかは分かりませんが
「なるほどー、こんな風になっているんだー、ふむふむ。」の連続。
鳥を追っ払う仕事があるなんて知らなかったもの。
その業界の事をよく知ることができたという点では◎。

ただ一つ残念だったのが、ストーリーの中にちょっと味付けされすぎた
コメディーシーンがあったこと。
僕はその業界の事はあまり知らないから、観ていて「なるほど、面白いなぁ」と
入り込んできた時にコメディーが入ってきて「いやいや、こんな奴はいないだろー」って
萎えさせられる。
それがちょっと作品に入り込みにくくなっちゃって・・・。
うーーーん、惜しい。
もう少しシリアス寄りに撮っても良かったかも。

とまぁ難癖つけてしまいましたが、面白い作品に仕上がっていましたよ。
ぜひぜひ。

≪点数≫
  7点
                                           (11.11.21鑑賞)


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No.529 『時計じかけのオレンジ』
No529 『時計じかけのオレンジ』

1971年制作 英
監督:スタンリー・キューブリック

≪キャッチコピー≫
『レイプと超暴力とベートーベンだけに すべてのエネルギーを費やす 恐るべき若者たち!』

≪ストーリー≫
夜な夜な街へ繰り出しては暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領アレックス。
この日もとある屋敷へ乗り込むが仲間に裏切られ、警察に捕まってしまう。
懲役をくらったアレックスは数年後、その凶暴な人間性を改善するための実験、
ルドヴィコ療法の実験台となり、釈放させられるが・・・。

≪感想≫
めちゃくちゃ有名で映画好きなら誰もが耳にしたことのある今作。

僕の正直な感想は胸くそ悪い作品だぁってな感じ。
暴力とセックス、果たしてそれが本能的に動いているという事に繋がるのか。

今作を観て、暴力を助長するんじゃないかなんて批判もあったみたい。
それはそれで少し違うんじゃないかなぁ。

なんにせよちょっと印象深い作品でした。
記憶の中に鮮烈に残る一作です。

≪点数≫
  6点
                                           (11.11.20鑑賞)


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No.528 『アメリ』
No528 『アメリ』

2001年制作 仏
監督:ジャン=ピエール・ジュネ

≪キャッチコピー≫
『幸せになる』

≪ストーリー≫
過保護に育てられたアメリは、社会と接することもなく友達もいなかったため
空想をすることで紛らわせていた。
大人に育ったアメリは、相変わらずの空想好きで、街のカフェで働きながら一人暮らしをしていた。
ある日、部屋から、以前住んでいた住人の宝物を発見。
これをきっかけにアメリは周りの人を幸せを提供するために奔走する。
そんな中、アメリは駅の構内で一人の青年と出会う。
アメリはその青年ニノに一目惚れをしたのであった。

≪感想≫
ひとくせもふたくせもある登場人物たち。
アメリが恋心を抱く青年、ニノも素敵でした。
この二人は似た者同士、惹かれあうべくして惹かれあう。

いいですね。
「恋」に恋したくなる気分。
たまにはこんな甘ーーーい作品を観るのも悪くない。
なんて言っているけど実は3回目の鑑賞。
いずれまた手に取るんだろうな。

オドレイ・トトゥ演じるアメリ。
その声質、髪型、ダイヤの「原石」感がハンパないです。
アメリを見ているだけで心が浮足立つ。
キュートですねぇ。

≪点数≫
  10点
                                           (11.11.18鑑賞)


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No.527 『裏切りの闇で眠れ』
No527 『裏切りの闇で眠れ』

2006年制作 仏
監督:フレデリック・シェンデルフェール

≪キャッチコピー≫
『墓標はいらない。』

≪ストーリー≫
闇社会の帝王クロード、一匹狼のフランク、その連れのジャン=ギィ。
クロードの部下リッキー達、新進気鋭アラブ系のイシャムとラルギ。
フランス・パリの闇で生きる男たちを描いたフレンチ・ノワール。

≪感想≫
過激な性描写と暴力シーン。
全てに痛みが伴っていて観ていてちょっと目を背けたくなる場面も・・・。
特に拷問シーンは痛い痛い痛い。

闇に生きる男たちを描いた作品はたいていかっこよくて、真似はできないけど
何だか憧れたりするものだが、今作はと言えば・・・。
「痛み」こそ十分に感じたが「カッコよさ」や「憧れ」はまったく感じなかった。
しいて言えば一匹狼のフランクがちょっとクールでしびれあがったぐらいかな。

所詮、闇に生きる奴らの末路なんてこんなもの。
近づかない方が身のためなり。
くわばらくわばら・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (11.11.17鑑賞)


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No.526 『さらば愛しの大統領』
No526 『さらば愛しの大統領』

2010年制作 邦
監督:柴田 大輔, 世界のナベアツ

≪キャッチコピー≫
『100%アホ』

≪ストーリー≫
お笑い芸人の世界のナベアツが奇跡的に大阪府知事に就任。
ナベアツは大阪を日本から独立し大阪合衆国を建国すると発表。
それを良く思わない何者かが暗殺計画を企てる。
犯行を阻止すべく二人の刑事が立ち上がった!!

≪感想≫
これは映画でもなくテレビドラマでもなく、しいて言えばコント映画。
頭をからっぽにして笑える所で気軽に笑えばいい。

物語は序盤から「アホ」のオンパレードで思いっきりわらかしにかかってくる。
中盤もペースは衰えず「アホ」満載。
が・・・・物語終盤、急に「アホ」のペースは衰えドラマチックな展開に・・・。
あちゃぁーーー、もったいない・・・。
もっといききって欲しかったです。

とは言えやっぱり好きな芸人が出てくるシーンは楽しませてもらいました。
ミドリゴリラのくだりとか警察官とのくだりは良いですねぇ・・・。

映画好きにはたまらなくつまらない一本。
お笑い好きにはたまらなく笑える一本。

≪点数≫
  5点
                                           (11.11.16鑑賞)


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No.525 『ハンサム★スーツ』
No525 『ハンサム★スーツ』

2008年制作 邦
監督:英 勉

≪キャッチコピー≫
『人生を変える夢のスーツ、あるます!』

≪ストーリー≫
定食屋「こころ屋」を経営する大木琢郎は、料理上手で心優しい性格だが、デブで不細工な容姿から、
生まれてこのかたモテたことがない。
琢郎は店に働く美人なアルバイト店員・星野寛子に恋をし思い切って告白するも、
あっさりフラれてしまった上に、彼女はバイトを辞めてしまう。
また情けない日々を過ごしていた琢郎はある日、紳士服店の店長に着るだけで
ハンサムになれるスーツ、「ハンサムスーツ」を勧められる。
琢郎はこれまでの日々を変えるためハンサムスーツを着て社会に飛び出すのだった。

≪感想≫
これは映画と言うかコントの延長線上にあるような作品。
ちょっとやりすぎと感じる演出はあんまり笑えなくって。
いかにも、面白いでしょ?笑えるでしょ??感が強すぎたんだよなぁ。

内容についてなんだけど、きっとこれは「美醜」をテーマに撮っているんでしょう。
そこはまったく頭に入れないで、何となく時間があったから軽い気持ちで観てみましたぐらいの
スタンスで観たら楽しめたかも。
だって、そのテーマについて考えながら鑑賞していると納得できない事が多々でてきて。
「んだよ!!なんか腑に落ちないなぁ・・・。」と言うのが観終わって直後の感想。

まぁハッピーエンドになっただけでも良しとするか。

≪点数≫
  3点
                                           (11.11.13鑑賞)


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