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No.472 『ヴァージン・スーサイズ』
No472 『ヴァージン・スーサイズ』

1999年制作 米
監督:ソフィア・コッポラ

≪キャッチコピー≫
『ヘビトンボの季節に逝ってしまった5人姉妹。僕たちは残された思い出の破片をかき集める。』

≪ストーリー≫
1970年代ミシガン州。リスボン家には13~17歳までの5姉妹が住んでいた。
ある日、末娘のセシリアが自殺を図るが未遂に終わる。
理由を聞くと「死にたかったわけではない。自分を消したかった。」と話すセシリア。
一命をとりとめたセシリアだったが、家に戻ってから数日もしないうちに、2階から身を投げて、
死んでしまうのだった・・・。

≪感想≫
子供から大人への過程で通る思春期。
抑圧された少女達はこの上なく繊細でデリケート。

今作、女性が観たらどう感じるだろう。
もしくは僕が思春期に観ていたらどう感じていただろうか。

姉妹のプロモーションビデオのような映像と音楽に気恥ずかしささえ感じたが、
そのストーリーに少しモヤッとした感情が。
何て言っていいんだろうか・・・。
うーーーん・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (11.08.04鑑賞)


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映画 | 08:00:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.471 『ゴースト・ドッグ』
No471 『ゴースト・ドッグ』

1999年制作 米/仏/独/邦
監督:ジム・ジャームッシュ

≪キャッチコピー≫
『NYのストリートに生まれHAGAKURE(葉隠)を愛読する一匹狼 鳩が今日も 彼に殺しの指令を伝える・・・』

≪ストーリー≫
武士道精神を説いた書物「葉隠」を愛読するNYの殺し屋ゴースト・ドッグ。
ある事件をきっかけに雇い主(命の恩人)の所属するイタリア系マフィアと対決することになるが・・・。

≪感想≫
まずは銃を刀の様に扱う所作がチョーしびれるんです。

「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」で有名な書物『葉隠』。
時折流れる文章の一節一節が奥深く興味が尽きない。

そして何より音楽がかっこよかった。
日本・アメリカ・フランスと色んな国の要素が混ざり合った本作。
不思議な魅力の詰まった一作です。

ジム・ジャームッシュ監督の作品は色々観てきたがハズレがないよねぇ。

≪点数≫
  7点
                                           (11.07.31鑑賞)


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映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.470 『ガチ☆ボーイ』
No470 『ガチ☆ボーイ』

2007年制作 邦
監督:小泉 徳宏

≪キャッチコピー≫
『青春☆ガチンコグラフィティー。』

≪ストーリー≫
大学でも有名な秀才青年、五十嵐良一が、ある日大学のプロレス研究会に入部した。
彼の入部に喜ぶ部員たち。さっそくプロレスの基本を五十嵐に教えてゆくが五十嵐は、
その都度、克明にメモを取り、写真を撮るという不思議な行動をとる。
実は五十嵐は1年前の交通事故のせいで記憶が一日しか持たないという障害を抱えていたのであった。
段取りを覚えられない五十嵐はプロレスの試合を毎回ガチンコ(真剣勝負)で乗り切るが・・・。

≪感想≫
こういう作品あったなーって思ったら以前観た「博士の愛した数式」がそうでしたね。
あれは記憶が60分しか持たないという障害でしたが、今回は寝たら忘れてしまうという障害。

今作はそんな壁を持った環境に大学生の瑞々しい青春を交えて爽やかに描かれていました。

心は記憶していなくても体が記憶している。
そこからまた心が生まれる。

やっぱりじんとさせられました。

≪点数≫
  8点
                                           (11.07.22鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)