2012-10-31 Wed

2009年制作 米
監督:ピート・ドクター
≪キャッチコピー≫
『これは、あなたの物語──』
≪ストーリー≫
愛する妻エリーを失ったカールじいさん。
昔、エリーと約束した南米の”伝説の滝”パラダイス・フォールへ行くと言う夢を叶えるため
家に山ほどの風船を付けて飛び立つのだった・・・。
≪感想≫
冒頭十数分のカールとエリーとの出会いから別れ。
このシーンを観れただけで、もう文句はありません。
それほど暖かくてジンとする。
ほんとに秀逸です。
その後の空飛ぶ家に乗ってからの冒険活劇も意外に笑えるし飽きさせない。
少年ラッセルや犬のダグといったキャラクターも活きていて面白い。
だけどやっぱり最初の十数分の素敵さに比べるとなぁ。
とにかく冒頭部分をご覧あれ!!
≪点数≫
8点
(11.06.16鑑賞)

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2012-10-31 Wed

2010年制作 邦
監督:鎌仲 ひとみ
≪キャッチコピー≫
『スウェーデン──祝島 エネルギーの未来を切り開く人々』
≪ストーリー≫
-
≪感想≫
山口県で進んでいる上関原発計画に向き合う祝島の人々の日常。
一方、脱原発を国民投票で決め石油に依存しない生活の可能な社会を目指すスウェーデンの人々。
その二つの生活を並行して描き、エネルギーの未来と社会のシステムを問い掛けるドキュメンタリー作品。
福島の原発問題が起こって、この作品の説得力と求心力は倍増したでしょう。
確実に『現在(いま)』観るべき作品。
自分たちの暮らし方は、自分たちで決めることはできないのでしょうか。
今、こういう事が起こって、この作品の中に映る原発を推進する人達の言葉の軽さにリアリティが増す。
もちろん、この人たちが言う事も間違いじゃない部分もあるんでしょう。
衰退していく村々、雇用の減少から起こる高齢化。
潤いを持たすためにいざ原発を!!ってなもんでしょうか。
だけどそれはあまりにもリスクが高すぎる。
もっともっと素敵な解決法があるでしょう。
それは、僕らの日々の生活を見直し自然と共存をすることから始まるのかもしれない。
スウェーデンのシステムはそういう生活を送るためのより良い形に見えました。
もしかしたらそこにたどり着くまで我慢をたくさんしていかなければならない。
だけど、きっと自分で選択できるのならきっとそれも受け入れられる。
壊れていく地球とこれからどういう風に関わって生活していくのか・・・。
それを改めて考えるきっかけを作ってくれる作品でした。
≪点数≫
10点
(11.06.11鑑賞)

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