2012-10-28 Sun

2006年制作 タイ/オランダ/香港/韓
監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン
≪キャッチコピー≫
『この旅が終わるまでに、ぼくの罪は消えるだろうか――』
≪ストーリー≫
香港のレストランで料理人として働くキョウジは、店のオーナーでありボスの妻と不倫の関係にあった。
ある日、そんな彼にボスは妻の殺害を命じられる。
その仕事を遂行した彼は、タイのプ-ケット島への逃避行の旅の船上でノイという
不思議な魅力を持つ女性と出会う。
≪感想≫
ある程度のストーリーを事前に知っていないと中盤までよく分からないまま流されて行く事に
なってしまいます。
作品のトーンがひじょーに低くて抽象的な内容なので眠くなって眠くなって。
とほほ・・・。
所々で引き込まれる部分があったので構成は巧いとは思うのですが、いかんせん全体的な
ストーリーがイマイチよく分かんない。
うーーーーん・・・ちょっとマニア向けの作品かな。
≪点数≫
4点
(11.05.27鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト
2012-10-28 Sun

2008年制作 イスラエル/仏/独
監督:アリ・フォルマン
≪キャッチコピー≫
『過去が、語り始める』
≪ストーリー≫
今作の監督アリ・フォルマンはレバノン内戦の頃は19歳でイスラエル国防軍の兵士だった。
久しぶりに兵役時代の友人と再会した彼は、内戦での話しを聞かされ自分が
その頃の記憶を失っていることに気付く。
フォルマンは当時の記憶を取り戻すべく内戦に関わった人達から話しを聞き出すことにする。
≪感想≫
1982年レバノン内戦の「サブラ・シャティーラの虐殺」について描かれた本作。
実写ではなく9割方アニメーションにて今作は進んでいく。
時折、軽快でポップやロックな音楽に混じり合い濃厚なテーマを映し出していく。
このやり方で◎ではないでしょうか。
きっと実写で描いていると重くなって、取っつきにくくなっていたのではないでしょうか。
このように大っぴらになりにくく、かつ僕らの社会に届きにくい過去を映し出す作品は、それだけで凄い。
≪点数≫
8点
(11.05.26鑑賞)

満足ならクリック!!